8月30日の火曜日、4:30に東京の実家を出て、一路北の大地を目指して旅に出た。
今回は、青森港からフェリーに乗るので青森へ向かった。
東京から青森へ向かうには、ざっくりと四つの行き方がある。
太平洋側を進む三陸路、東北道(奥州街道)、奥羽山脈の西側を行く会津、米沢、山形、天童コース、そして日本海東北道(海岸線)である。
どれも素晴らしく、甲乙付け難い。
皆、文化圏が異なっていて、食や町の雰囲気も個性があるからだ。
今回は、東北道で鹿沼IC迄行き、それから例幣使街道を日光方面に進み、今市、鬼怒川を経て五十里湖に出るコースを選んだ。
途中の“道の駅ゆにし川”で、朝食を作った。
当然チャー様の眼力で「早くご飯作らんかい‼」というプレッシャーを受けてのこともあった。
会津街道で南会津に入り、会津若松ICから磐越道を新潟方面に向かった。
青森までの道中のミッションとして、胎内温泉で石油の井戸、男鹿半島の寒風山展望台、黄金崎の不老ふ死温泉に行くことであった。
シンクルトン記念公園で、黒いのは石油である。
ここは日本最古の油田で、天智天皇に“燃える水”として献上したという。
1泊目は、秋田市のRVパークまで、何を考えたのか、無謀に近い旅路となった。
一日で8都県660キロを走り抜けたのであった。
RVパークには、人工温泉があり、旅の疲れを癒やしてくれたのだ。
つづく