先日、何かのコマーシャルで優れものを観て、衝動買いしてしまった。

 

そして、彼女と成田山へ行った折りに、衝撃デビューの筈が、笑劇デビューとなってしまった・・・

 

それは此奴である!!!

このポット、何が凄いかというと、何と何と炭酸系が冷え冷え〜で気も抜け辛いのである。

私は、健康を害し、馬鹿になる飲料は飲まないので、コーラーやサイダー類は先ず入れない!!!

そこで頭に思い浮かんだのは、当然大人の汗をたっぷりかいた後の"ビール"である!!!

こんなイメージであるが、実際には水筒だから直接飲むのだ・・・

早速、"ヨドバシ.com"で調べると、出てきたのだが、これはTIGER製の優れもので、500mlが売れ筋?らしが、良く良く考えると、我が家の冷蔵庫にはヱビスビールの500mlが入っている。

これをそのまま500mlのポットに入れたら泡が溢れるだろう???まで計算して、800mlを買ったのだ!!!

 

更に、ボトル自体も冷やすために前日に冷蔵庫に入れ、出かける間際にビールを入れたのだ!!!

 

そして、西武新宿線で高田馬場で乗り換えて西日暮里駅から京成線のスカイライナーの乗った!!!

その日は太陽は燦々と照りつけていなかったが、曇り空の蒸し風呂状態であった。

ジャジャン〜と秘密兵器であるTIGER様製のポットを取り出し、先ずは自分で飲んでから「飲む?」と勧めた。

一口のでから「何これ?」と大笑いされた・・・

ビールとはグラスに注ぎ、黄色い液体と白い泡を観ながら飲むのだ!!!と、袈裟懸けにバッサリと切られた!!!

 

それがダメだ!!!と説教してやったが、虚しかった・・・

でもね、人間ON/OFFではないが、INDOORとOUTDOORの区別があって、殿様だって城中と戦場では違うのだから・・・

INDOORなら泡を観ながら飲めば良いが、OUTDOORなんだから、取りあえず冷え冷えビールがいつでも飲めるのは凄いことだ!!!

が私の論法であった・・・

 

今回、初めて気が付いたのだが、西日暮里から京成電鉄の特急で成田空港迄行くと、違う路線になるので"成田駅"は通らないのである。

その為、空港第二ターミナル駅で乗り換えのだが、セコい、京成セコすぎる!!!

ここまで運賃を取られ、更に空港第二ターミナル駅から成田駅までの運賃を取られた!!!

やっちまった人をカモにしていないか???

しかし、第二ターミナル駅から成田駅までは、時刻表によるとJRの方が早いため、京成線から出てJRに乗り換えたが、JRはなんと単線であった・・・

 

成田駅から成田山新勝寺までは、歩くとそこそこあるが、運動がてらには丁度良い感じであった。

本堂にお参りしてから、暫くすると坊主共が列を成して本堂にやって来た。

紫の法衣を纏い朱色のを翳された坊主がいた。

朱色の笠って、お前何者だ!!!である。

織田信長公が観たら、間違いなく首が飛んでいるであろう坊主だ。

そもそも、悟りとは煩悩からの脱却を目指すのである。

煩悩からの脱却とは、分かりやすく言えば、全ての欲を捨て去ることである。

そこに、坊主の階級とは意味不明である。

お釈迦様の弟子に舎利子と阿難が有名で、彼らは釈迦十大弟子に数えられる。

十大弟子の中で舎利子は筆頭であったというが、阿難はお釈迦様の前で悟りを開いてしまったのだ。

弟子の序列は関係ないということである。

ある日、お釈迦様十大でしに説法していると、梵天が現れお釈迦様に蓮の花を手渡した。

お釈迦様はその蓮の花を指さされた。

それを観た阿難が静かに笑った。

その阿難を見たお釈迦様は「阿難よ、お前は今悟りを開いたな」とお声をかけられたという一説がある。

この意味が分かりますか?

これが分かれば、その人も悟りを開いたことになるのだ。

 

般若心経で"舎利子"が出てくるが、これは経典で、観自在菩薩が舎利子に語っている形式だからであるが、般若心経は経文としては力が無いのだ。

何故か?

それは、悟りを開いた仏陀の言葉でなく、修行中の菩薩の言葉だからであり、尚且つ、お釈迦様のお言葉でもないからである。

言い換えれば、だからこそ、般若心経の中に我々一般人の魂を磨き上げるヒントが多く有るのである。

まあ、この寺の坊主は俗にどっぶりであると感じた。残念

前にもかいたが、実は真言宗は仏教でないのだ。

弘法大師も勘違いしていたと思うが・・・

密教とはミトラ教であり、ゼウスを祭っているのである・・・

おっと、ゼウスならば女や権力欲があって良いのか・・・

 

不思議なのは、神聖なる神社の門前に鰻屋がこぞっているのは如何なものか?

その日だけで一体どれ程の鰻が殺生を受けたのか・・・

駿河屋さんの鰻が美味しいので、私は成田山に行くと大概駿河屋に寄っている。

ビールは今で唯一のラガービールであるサッポロ赤星であった。

これを飲むと、子供の頃父親の膝の上でビールの泡を舐めた記憶が蘇り、懐かしい味なのである。

この鰻を観る度に、手を合わせて「戴きます」と鰻の命に感謝する。

この"手を合わせる"は、多くの日本人が何気なくやっている行為らしく、外国人に言わせると、日本人、朝鮮人、チャイの区別が付くというのだ。

更に私は「南無阿弥陀仏」と唱えてしまう・・・

 

帰りは、成田駅からJRで東京まで戻ったが、千葉の成田付近では、紀伊半島と同じ現象が起きていると感じだ。

それは、JRより私鉄が凄いということだ。

JRだと成田から1時間半ぐらい掛かってしまう・・・

 

まあ、鰻が美味しく良い運動になった一日であった。