気象庁のいい加減な"梅雨明け宣言"に驚いた。
「梅雨が明けたかも知れない・・・」って何???である。
去年の今頃は肌寒かったのを覚えていますか?
何故、私が覚えているいるかというと、7月の中旬に、買ったばかりのBMWのバイクで北海道ツーリグを満喫したからである。
7月13日に名寄駅近くで、気温が30℃を超え暑さでへばった記憶があり、その時にバイク仲間の友人にラインで送ったら「東京より暑じゃん」という返事が来たから覚えているのだ。
それに引き換え、今年の東京は地獄である。
6月だというのに気温は30℃後半だが、気象庁発表の気温がインチキである。
今時百葉箱の様な緑に囲まれた環境の気温を言って何の役に立つのか?
我々はコンクリートジャングル内で生活しているのだから、アスファルトの照り返しバリバリの気温でないと意味が無いのではないか?
恐らく、車に付いている外気温計が的確であろうと思う。
6月27日月曜日、昼頃車の外気温計は41℃であった・・・
因みに、道路面は何度になるかご存じか?
60℃〜80℃くらいである!!!
恐らく、道の色に関係していると思う。
さて、28日〜30日まで涼みに高原へMOTORHOMEで出かけてみた・・・
出発は28日の10時過ぎであったが、MOTORHOMEの室内温度は40℃を超えていて、調布ICあたりでは車外気温計が42℃を指していた。
これが八王子を過ぎた辺りから30℃後半となった。
私のMOTORHOMEの室内エアコンは、ドメティック製でスエーデンの会社であるが、このエアコンが音がうるさく、効きも今一である・・・
更にMOTORHOME専用なので、日本製と違い天井に取り付けできるのが優れもであるが、電力も思いっきり使うため、サブバッテリーの電力では不足のため発電機を廻さねば動かない・・・
更に、気温が40℃近いと気休め程度の冷気しかこない・・・
ああ、場所を取っても日本製が良かった!!!
一泊目は勝沼のぶどうの丘のRVパークに泊まった。
ここは甲府盆地が見渡せる立地であるが、私は着いて直ぐにやらかしたことに気が付いた!!!
勝沼は高原ではないのである!!!
甲府は東京より暑い・・・
しかし、この景色ならば、多少の暑さは我慢できると思った。
事実、風が吹くと涼しいのである。
辺りに綠が溢れているから、東京のそれとは違うであるし、事実、陽が沈むとひんやり感があったし、夜には寒くてエアコンを切っても問題なかった。
朝は、エアコンは必要なく、窓全開で心地よかったが、陽が昇り始めるとじりじりと暑くなっていった・・・
2泊目は清里の何時も行くオートキャンプ場まで行った。
標高1120㍍であったが、暑かった・・・
気温は30℃ぐらいであったが、東京の地獄が思いやられた。
ランチは"萌木の村"のロックというレストランであった。
ここは犬も同伴で食事が出来るのである。
いや、しかし、Harley仲間のカズちんよりチャー様の方が賢いと思ってしまった・・・
清里が近づくと、助手席にいたチャー様が辺りの景色を見てテンション爆上げ状態にあったのだ。
彼女がお気に入りの"萌木の村"が近いことに気が付いたのであったが、カズちんは兎に角道を覚えない!!!
「ええ?通ったっけ?」と毎回繰り返すのである。
確かに、道とはツーリグコースを決めて先頭を走るから覚えるのかもしれない・・・
人の後にただ付いてく輩に道を覚えろというのが間違いなのか???
ただ、男って道を覚えるのとくいじゃない?
原始人の帰巣本能らしいのだ。
一度送っていた女性の家を覚えていたりとか・・・
しかし、清里高原は涼しかった・・・
チャー様もご満悦であった。
夕食を済ませると、急に涼しくなった。
アウトドアの生活に入ると、不思議なのだがお天道様と同じ生活になる。
陽が昇ると目が覚め、日が暮れると眠る・・・
私の場合、夜9時頃に眠くなり、朝5時には目が覚めるという健康そのものの生活になるのが面白い。
朝、18℃は流石に寒さすら覚えた。
そう考えると、東京は最早人が住む所でなくなった気がする・・・
せっかくコロナ騒ぎで在宅勤務が普及したのに、騒ぎが収まって在宅勤務を止めるのでなく、清里の様な素敵な場所からオンラインで仕事が出来るようにすべきだと思うが・・・
八ヶ岳を眺めながら暮らせれば、心身共に健康になると思うが、冬はー12℃になることも忘れてはならない・・・
さて、清里からの帰りだが、私の好きな帰り方は、軽井沢経由で関越自動車道を使うのだが好きだ。(一筆書きが好き)
軽井沢も夏は暑い!!!
軽井沢プリンスホテルでランチをして、帰路についた。
軽井沢の気温は32℃であった・・・
碓氷軽井沢ICから高速乗り自宅を目指した。
車のエアコンもガンガン効いていたが、上里付近からフロントガラス付近に、モヤモヤと熱い空気の層が出来ているのに気が付いた。
エアコンの吹き出し口に手をやり確かめると、間違いなく冷たい空気が出ていた・・・
車外気温計を見ると、42℃であった・・・
車のエアコンは、車外気温計が40℃を超えると効かない!!!
軽井沢から練馬まで高速料金が3700円であった。
通常は、途中のSA等で真夜中辺りまで過ごすのだが、深夜割引だと2950円となる。
しかし、この日の気温が40℃超と言うことは、炎天下の下に夜まで過ごすとなると、発電機を廻しながら室内エアコンをフル稼働となるが、その不快指数120%超ならこのまま帰宅した方が"得"であると判断した。
自宅到着は15:30過ぎであった・・・
これだけは言える!!!
夏は東京にいることは間違いである!!!