よく私は、現代と江戸時代を引くかする。

確かに、我々の生活を観ると、江戸時代より物質的に豊かになっていて、水道、電気とガスの登場で、日常説活は格段と進歩したと言える。

但し、江戸の街は、各家庭にまでとは行かないが、水道はあったのだ。

しかし、その反面、心、詰まり魂が成長できない世の中になっている。

 

では、物質的な豊かさと、魂の豊かさではどちらの方が、人間は幸せになれるのか?

物欲は限りが無い!!!

ビル・ゲイツの様な奴でも、"欲"から解放されていない。

私も、欲しいものは大方手に入れたが、それでも満足できていない。

詰まり、物では人の心を埋められない。

 

学生時代に知り合った女性にこんなことを言われた。

「普通の人は、お金が無い代わりに本当の愛を得ることが出来るが、君はお金があるから本当の愛は手に入らない」

普通の人はお金があれば、幸せになれると勘違いしているが、そうではなく、貧しさのなかに本当の幸せがあるように思える。

金で解決せずに、自分の知恵や身体を使って物事を解決していく・・・

皆さんも想像してみて?

"一家団欒"って金持ちにはないでしょう?

 

日本人が古来より大切にしてきた幸せの形は、物欲ではなく精神面の成長であった。

これは"大和魂"と呼ぶべき物であり、この大和魂を成長させることに幸福感があると考えていた。

戦後、GHQの陰謀により、我々は"大和魂"を忘れる教育を受けている。

極端な個人主義が蔓延り、誰にも相談できずに若者が自殺していく世の中である。

 

戦国時代、宣教師は日記に、日本の国民は貧しい。物品も粗末な物だけだ。彼らにとって貧しさは恥でなく、名誉を穢されることが最大の恥である」的な内容であった。

だから、日本は犯罪率が当時から低かったのである。

犯罪は名誉を穢し、ご先祖様の名すら貶める最大のタブーであった。

 

日本刀の最高傑作は、皆さんもご存じの"五郎入道正宗"である。

現存する刀も少ない。

江戸時代は徳川家の守り刀となっていた。

 

五郎入道正宗は岡崎正宗とうなであり、鎌倉時代末期に鎌倉に居を構えた刀匠であり、これを超える刀は存在していないのだ。

現在の刀匠も、目指すは正宗なのであるが、これが再現すら出来ない。

一節によると、隕石に含まれる鉄を利用しているのではないか?と言われている。

ゲルマン人の神話にジークフリートという人物が登場する。

リヒャルト・ワーグナーも歌劇にしている位に有名な人物であるが、彼はある夜隕石が落下するのをみてそこから鉄を取りだし剣を作ったのだ。

詰まり、"隕石の鉄=神々の鉄"である。

古代宇宙人説によると、"日本刀"のテクノロジーは、宇宙人から伝授されたと言っている。

日本刀はいきなり完成された形で、歴史に登場するからである。

 

例えば、最先端の車やバイクを考えれば分かるのだが、HONDAやトヨタでも、最初の車はショボかったし、HONDAが初めて作ったバイクは、自転車に発電機用のエンジンを付けた物であった・・・

これが進化の形であるが、因みにこのレーサーはHONDARC213Sは、販売価格は何と2190万円也!!!

これでも安いという・・・

 

しかし、日本刀は進化の跡がないというのだ。

では、何故正宗の刀の数が少ないか?というと、戦で使って折れたり紛失してしまったからである。

鎌倉時代から室町時代の頃の人であったから、当然言えば当然である。

室町時代は始めから終わりまで戦国であったからである。

何度も書くが、室町時代の戦が小康状態になった頃を我々は戦国時代と呼んでいるのだ。

 

江戸時代の武士にとっての憧れは、"鎌倉武士"であったそうだ。

「貴殿はまるで、鎌倉の御代の武士のようなお方だ」が最高の褒め言葉であったという。

更に武家の女性の目標は、何と言っても静御前であり、薙刀の名手でもあったので作法、舞、薙刀と江戸時代の武家女性の憧れでもあったという。

 

静御前は、源義経の妾であったが、義経逃亡の折りに捕らえられ、鎌倉へ護送された。

頼朝公始めとする板東武者が集まった鶴岡八幡宮で、鎌倉殿の命により舞を舞わされた。

怒号の中か舞が始まると、辺りが静まりかえったという。

誰しも逆賊義経の妾などであることを忘れ、鶴岡八幡宮に舞い降りた天女の舞に釘付けであったという。

 

さて、この後、日本は現在以上の支那の脅威にされされた。

そう、蒙古襲来である。

支那が直接攻撃をしてきたのだが、詳しくは別の回に書こうと思っているのだが、「蒙古とは何ぞや?」であるのだが、チンギスハンは、実は源義経であった伝説が東北地方に残っている。

秋田辺りから大陸へ渡ったというが、これはあながち眉唾ではなく、奥州藤原も自信で宋と貿易をしていたぐらいである。

現代だって、北朝鮮のテロリストが日本に密入国して日本人を拉致監禁したぐらいである。

当時ならもっと容易かったはずだ。

 

義経は猛虎であった。

この猛虎=蒙古説もあるし、現在のモンゴル人に縄文人系統の遺伝子を持っている人々が多いと訊いた。

あながち嘘とも言いきれない"義経チンギスハン説"である。

 

皆さんはどう思いますか?

正に、歴史はミステリーではないか?