この前、昔から友人と会ったら共通の友人Aの話題になった。

学生時代、Aは2歳年上の女性Yに恋をした。

Aは毎日駅の改札口で彼女を待っていて、一緒に学校まで通っていた。

今なら完全にストーカー行為である。

私と同じ年頃ならば昭和の恋愛を覚えている人も多いと思うが、昭和の恋愛はしつこければ、しつこいほど愛の深さを物語っていた。

ジュゼッペ・トルナトーレ氏が監督をした名作"ニュー・シネマ・パラダイス"でも、主人公のサルバトーレが初恋の女性エレナにアタックするシーンだが「俺は毎日夜君の家の前に立ち続ける」といって雨の日も雪の日も彼女の家の前に立ち続けた・・・

今なら警察を呼んで終わりであるが、この当時はしつこさが愛の深さであり、遂に彼女はサルバトーレの愛を受け入れたのだ。

"しつこさが愛の証〜"、令和の今では犯罪行為だ。

昭和は遠くになりにけり

 

これは前に何かで読んだのだが、大便をする姿勢は、和式トイレの態勢が理にかなっているのだという。

立っていたり、座っている姿勢では、便が漏れないように筋肉が肛門を閉めているのだという。

詰まり、肛門を閉めている状態で踏ん張っても出る物が出ないのが道理である。

 

そもそも現在の便座は欧州で開発されたのだが、日本と比べて便所歴史が浅い欧州であるから仕方が無い。

奴らはオマルに糞尿(男子の小便は立ちション)をして、溜まれば窓から外に投げ捨てていたのである・・・

伝染病が流行るのも道理なのである。

例えば、イギリスのヘンリー八世とかを例に取れば、彼はイギリス国王であったが国内に多くの宮殿を持っていて数ヶ月毎に城を変えていた。

当然、国王には多くの諸侯等が付き従っていた。

皆さんもご存じの通り、欧州の城にはトイレが無かった。

彼のベルサイユ宮殿すら便所が無かったのだ。

では、どうしていたのか?

そこら中でしていたのである。

詰まり、犬猫と同じであった。

数百人が城の部屋でしていたのであるから一月もすれば城中臭くなる。

耐えられなくなったら、別の城へ移っていたのである・・・

 

これでも、明治は文明開化???

江戸時代に日本に来たイギリス人等は、江戸の街の綺麗さに驚き、尚且つ、糞尿の臭いがしない大都市にビックリしたのである!!!

 

話を戻すが、では便座に座って理に叶った大便をする体制は?というと、便座に和式のように座ることであるが、これでは便座が壊れそうであるので、膝が便器より上に来るように足下に台を置くのが良いという。

昔で言えば電話帳2冊を重ねる感じであろう。

私が考えるに、ロダンの"考える人"のポーズである。

上半身を前屈みすれば、例の筋肉が緩むのでは無いか?

 

先日、新しいスニーカーを買った。

西武新宿線駅から靖国通りに出ると、目の前に大きなビジョンがあり、色々なコマーシャルが流れているのだが、「あれ?ヤマダ電機でなかった?」と驚いた!!!

ヤマダ電機であったビルが、いつの間にか"アルペン"に変わっていたのだ。

そのアルペンでスニーカーを買った。

そこの50代男性のスニーカー担当者が凄すぎた。

私の歩き方を見て何処が悪いかピタリと見抜き、お薦めのスニーカーと中敷きを購入した。

こちらが納得に行くまで足を調べてくれる!!!

私の場合、足が地面に着くと上手く体重を爪先に移せずに足を捻って蹴り上げているという・・・

 

これには驚きであるが、心当たりがある。

そう"体重"なのである。

今までは185lb(約90㎏)であったが、現在は220lb(105㎏)である。

この重さに足裏の筋肉がついて行けてないのだ・・・

 

最近、歩く速度が遅くなったと感じていたが、神店員さんによると、本当は振り子のように足が後ろから前に行き、爪先で地面を蹴り上げるから効率的に前に進んでいるのだが、私の場合蹴り上げられていないから一旦ブレーキが掛かっているのだという。

歩き続けるために足を捻って前に出しているというのだ。

だからスニーカーの端が破けて、着く底の足球(母指球)の辺りが削れていたのだ。

お薦めのインナーを付けて足の動きを矯正すると、何と歩くスピードが増したのである。

その神店員さんは体育大学を卒業して、陸上一筋スニーカー一筋30年の大ベテランで、現在もメーカーさんからサンプルが送られてきてそれを履いて走り、インプレを返しているという強者である!!!

新しくできた、アルペンの店員さんの質の高さに脱帽である。

皆さんも、スニーカーを買うなら是非西武新宿線駅前のアルペンがお薦めである。