オートバイが欲しい!!!となって、先ずはbike選びだと思う。

私が日本で初めて買ったbikeは、HarleyDavidsonのウルトラクラッシクであった。

Harleyって買ったら乗るだけだと思っていたが、買ってから金が掛かるとは・・・

このbike、買った値段以上にカスタムに金が掛かったのだが、人とは違う1台の所有感が良かったのだが・・・

本当は、"ファットボーイ"が欲しかったのだが、販売店営業Mの策略で一番高いのを交わされたが、結果それが良かったのだが、奴らの術中に填まった自分が許せない!!!

ファットボーイとは、映画ターミネーター2で、シュワルツェネッガー氏が乗っていたバイクである。

"アルテミス号"と名付けたが、3年乗って買い変えてしまったが、アルテミス号の次のオーナーは福島県の人だったらしく、アルテミス号は3.11の津波により天に帰っていたと訊いた・・・

 

今日の話はバイク談義なのだが、バイクの話ではない。

bike買う場合、その服装が重要である。

どんなんに格好いいバイクに乗っていても、周りから見て「bikeは良いが、乗っている奴がダサい・・・」と言われては元子もない。

例えば、現在、私はHarleyとBMWを持っているが、Harleyを乗るときの服装でBMWは乗らないし、逆も又しかりである。

まあ、TPOを考えるという感じである。

Harleyの場合、やはり革ジャンだと思う。

私はカドヤで買ったのだが、カドヤは安全の担保として革が固い!!!のである。

身体に漸く馴染んできたのは14年目辺りからだとおもうが、最近漸く良い感じで着られるようになった。

今、新しい革ジャンを買ったら、革ジャンが身体に馴染む前に、bikeを降りているという状況が濃厚である・・・

パンツはも革パンツがあるが、これでは出先で不便であるので、私はジーンズを履いているが、ジーンズもbike用を買わないと大変な目を見る。

通常のジーンズとバイク用ジーンズとの違いは、ジーンズ特有のリベットである。

普通のジーンズはリベットが出ているため、bikeに乗り降りの際に、ガソリンタンクに傷を付けてしまうのだが、バイク用ジーンズはこのリベットの山を潰してあるのである。

"餅屋は餅屋"と言うところであろう。

 

グローブも選ぶのは楽しいし、今ではスマホ操作可能というグローブもあるが、私は装着性で選んでいる。

柔らかい革となるとやはり鹿革に叶うものはないと思う。

又、夏用、春・秋用、冬用、そして雨用とグローブも季節や天候によって買いそろえる必要がある。

 

実は、私はアメリカ育ちであるため、服の色は原色を好むようである。

黄色、赤、青、緑、白が大好きであるが、中でも赤が好き・・・

BMWのジャケットも昔に買った黄色いジャケットが大好きで、一旦BMWを降りたときに捨てようかと思ったが、捨てないで良かった・・・と思った。

先週春・秋用のBMWジャケットを買った。

至る所がメッシュになっていて、ジッパー窓を開ければ、メッシュ地風を通す機構であるが、何とBMWは自社のジャケットは、時速160㎞で転けて舗装路を滑っていても決して破けたり裂けたりしないしないと豪語しているという。

ジャケットの色が明るい茶系ベースであったので買ったが、そのほかは黒一色でゲルマン人の不気味さを覚えた・・・

その点、去年BMWの納車路にクシタニで購入したジャケットは、明るいオレンジ色で私の好きな感じである。

そもそもbike何って目立ってなんぼで有るから、車からの視認性の良い色の方が安全なのであるが、何故か地味な色が多いのが不思議である。

 

ヘルメットは今回は触れないが、最近これは見た目も的にも重要だと思ったのは、やはりブーツである。

Harleyの場合、ギヤはシーソーペダルと言って、ギアを上げたい場合は、踵で後ろ側のペダルを踏み、ギアを下げる場合は爪先辺りで前側のペダルを踏むのである。

詰まり、ギアの上げ下げは全て"踏む"という作業であるが、一般のbikeは爪先でギアペダルを踏めばギアが下がり、爪先でペダルを上げるとギアが上がる構造となっている。

この場合、当然靴の甲の先部分にペダルが当たるため、当然靴が傷むのであるが、バイク用のブーツはその部分が補強されているのだ。

詰まり、HarleyとBMWの両方を持つと言うことは、バイク用(甲の部分が補強されている)ブーツを買わねばならないと言うことである。

取りあえず、今流行のミドルブーツ(踝まで隠れるタイプ)とスニーカー型を買った。

こんな感じで、このダイヤルを締めればブーツの紐が締まり、ダイヤルを手前に引くと紐がリーリースされるという優れものであるのと、肝心なのは、耐水性である。

車と違い、bikeは雨が降れば、ライダーは濡れるのであるから、身につけているギヤ類がどれ程の耐水性を持っているかが重要であり、それが長距離ツーリング(数泊)の場合の、荷物を減らすことにも繋がるのである。

レインウェアがあるからと言う人が多いが、これって走っている最中に着たり脱いだりって以外と手間が掛かるし、高速道路等なら次のSAかPAまで行かねばならない。

となると、ある程度の耐水性のギアを選ぶ必要があるのだ。

私は、長距離の場合は、耐水性のジャケットとブーツを選んでいる。

ジーンズはよほどの雨が降らねば、濡れないからである。

そこまでの雨なら、レインウェアを着ることに躊躇はしないが、問題はパラパラ程度場合だで通り雨なら、着て数分走ったらピーカンで又レインウェアを脱ぐという作業が面倒である。

県境の山間部でトンネルが多い所が要注意である。

長いトンネルなら、手前と出口では天候が違っていることも珍しくない。

その辺りを読むながら行くのも、bikeの醍醐味なのかも知れない。

友人とのツーリングなら、びしょ濡れも思い出話になり、それが花を咲かせるからである。

 

さて、ブーツ選びで重要なことは、これはヘルメットにも言えることだが、外国製を買う場合である。

欧州人と大和民族では、頭蓋骨の形に差違があるために、頭の外周を測ってMサイズとかLサイズというのは当てにならない。

彼らは上から見ると卵形が多いが、我々はほぼ楕円形である。

詰まり、こめかみ部分が当たるのである。

ブーツも、甲の高さが違っているのだ。

靴文化の奴らは、実は細かい数字があるのだ。

日本人は足の長さで、26センチとか28センチとかいうが、彼らは甲の高さ等々細かくあるのだが、それが無いとウェスタンブーツを履くことなど出来ない。

私は4年前に右足両踝破損以降、足の可動範囲が微妙に変わり、ウェスタンブーツが履けなくなった・・・

まあ、奴らは一旦靴を履いたら、寝るまで脱がないし、昔のカウボーイなら旅が終わるまで平気ではき続けたはずだ・・・

その点、草履文化の我々は、日に何度も靴を脱ぐから、履きやすさ、脱ぎやすさを優先している。

 

先月、bike用ブーツ二足を買った。

一つは日本製であるため、問題は無かったが、もう一足は海外製であるため、甲が当たるのであるが、これは太めの瓶を一週間ほど詰めて革を伸ばしたら履きやすくなった。

そこで、そのブーツでBMWの乗ったら、走りに違和感が!!!

交差点に出て、横断歩道の手前で止まろうとしたら、何時もより惰性で進んでいかないのだ。

そう、付く底が少し厚いのである・・・

それで、ブレーキペダルを踏む感覚が変わっていたのである・・・

今更なが、奥が深いね〜と感心してしまった。

 

バイクに乗る人も、乗っている人も、春が来たので、お洒落して出かけませんか?

自然界には命が溢れていますよ〜