先日、"春一番ツーリング企画清水港にマグロ丼を食べに行く!!!"と銘打って、ハーレー仲間と一走りしてきた。
BMWイナンナ号はタイヤ交換等でお留守であったので、ハーレーのイシュタール号での出動であった。
コースは、石神井の自宅付近のコンビニ集合で、環8から東名高速で清水まで行き、清水港でマグロ丼を食べた後に、中部縦貫道で下部温泉まで行き、そこから国道300号通称"本栖みち"で本栖湖に向かい、国道139号線で河口湖まで行く。
元気があれば、山中湖まで行き、バイカーのメッカである"道の駅どうし"を経て外環自動車道相模原ICから中央道で高井戸までだが、疲れていたら河口湖ICから中央道で帰るというエスケープルートまで備えたツーリングコースを私が作った。
前回より取り入れた"6時出発"が功を奏して、海老名SAまで1時間かからなかった。
当初の休憩予定は、足柄SA、富士川SAであったが、後ろのじいさまが「トイレ行きたい」とのインカム連絡で、急遽海老名SAに立ち寄ったが、ここでも出発は"○時○分"が功を奏す。
東名高速下り線は、大井松田を過ぎると左右に分かれるのであるが、右線はそれなりに遊べるコースであるが、体力温存を考慮して左線を行った・・・
富士川に着くと30分休憩を取った。
そこで改めて休憩の大切さを再認識させられた。
トイレ休憩だとトイレの往復と用を足す時間で長くても15分である。
しかし、"休憩"名目で30分にすると、体力の回復の仕方がまったく違うのだ。
車もそうであろうが、風との戦いのbikeであれば、尚更"休憩"は重要度が増すことが分かった。
何より大切なことは、"安全第一"なのであるから。
富士川を過ぎると、新東名以上に旧東名の方が断然と景色が素晴らしい。
由比の辺りでは、高速道路は海岸線を走っていくからである!!!
その後トンネルをいくつか過ぎると、清水である。
駐車場にバイクを止めて、入口付近にあった"宮本商店"の戸を叩いた。
"極マグロ丼"
大トロ、中トロ、赤みで構成された絶品であった!!!
「味は・・・」って野暮な説明する必要はないですよね〜
皆さんも是非是非、ご笑味あれ!!!
場所は、Googleマップで"清水港、宮本商店"と入れれば出てくる。
朝食を済ませると、時間は9時20分であるが、帰宅の路に付いたのだ。
清水ICから東京方面へ進むと直ぐに中部縦貫道(新東名への路でもある)への分岐となる。
ここからの道路の感じと眺めが絶妙である。
bike乗りなら楽しいと思うこと間違いなしである!!!
中部縦貫道は甲州に入るとトンネルが多くなるのだが、その分山奥であることを実感させられた。
途中のトイレ休憩として、"道の駅なんぶ"で降りたが、この南部は、戦国大名の南部家発祥の地である。
武田が本家だと思うが、嫌いだったんだろうな・・・と想像する。
だって、このド田舎から一族郎党を引き連れて、東北地方へ行くって、今でも大変なのに、これも"鎌倉殿の13人"に絡んでくるだが、頼朝公の奥州征伐の功により陸奥国糠部五郡を下賜されそこに移り住んだという。
歴史に思いを馳せて、中部縦貫道無料区間の下部温泉ICでおりて、"本栖みち"を行くのであった。
途中から葛折りの急な登りとなるが、もうワクワクしてきたのだが、後続連中から「もっとゆっくり走ってくれ〜」との速度警告が!!!
現在本栖みちは、バイパス工事中らしく、この路の寿命もそう長くはないと思う・・・
しかし、この本栖みちからの眺めは絶景であった。
通常、山の上からの景色は、遠くの山の稜線が左右に広がっているのであるが、ここからの眺めは山々が手前から奥まで連なっていて、最奥が南アルプスという絶景なのだ!!!
本栖湖まで行くと、観光マイカーが増えていたし、多くのbike人たちも春を満喫していた。
その後、当然ではあるが、私の作ったエスケープルートでの帰路となった・・・
一緒に行った1人は、「それでも今日は空いていたな〜、多くの人のロックオンは来週の三連休だよ〜」と呟いた。
確かに、八王子ICから高井戸ICまで、何時もなら連なっている下り線が流れていたのだ。
高井戸からも環状八号線もあっと言う間に四面道(環8と青梅街道の交差点)であった・・・
無事に家に到着した。
清水マグロ丼ツーリング、楽しいコースで走行距離は387㎞であった。
道志道を回ったら400㎞超であったのだが・・・
まあ、罰ゲームでないのだから、程良い疲労感が丁度良いのかも知れない・・・
1月に走ったときは段違いに温かくなっている。
桜もそろそろ開花すれば、春の行楽シーズン到来である。
皆さんの、啓蟄でもないが、新型コロナウイルスが怖いと家に籠もっていないで、春を満喫しては如何でしょうか?