1月23日の日曜日に、久々にハーレーでのツーリングに行った。
朝7時に家近のミニストップの駐車場で待合せをしたら、カズちんから6時半に「コンビニに着いた」とLINEがあった・・・
このオヤジ、スタートは遅いのに、待合せは早かった・・・と思い出した・・・
一昨年、一緒に北海道ツーリングに行ったのだが、その時自走で青森港まで行った。
途中、秋田県の玉川温泉に宿泊した。
日本一の強酸の温泉で、源泉100%に入ると、尿道、お尻とヒリヒリする温泉である・・・
翌日、フェリーの関係で朝5時半出発になった。
私は5時20分頃にバイクの所に行ったら、何とカズちんは既にスタンバイOK状態であった。
訊けば5時前から準備していたという・・・
しかし、いざ跨がって出発するの段階で、もたつく・・・
そう、彼は"準備は早いのに、出発が遅い奴なのである"
7時少し前に出発して、順調に環8を南下し、用賀ICから東名高速道路に入った。
カズちん曰く「日曜日は比較的空いている」である。
海老名SAまで1時間かからずにこれたので、最初の休憩を先の中井PAですることにした。
中井から東名高速道路は標高を徐々に上げて行く。
この日の私の装備は、ヒートテックの上にヒートジャケット上下に靴下であった。
その上にライダー用ジーンズを履いていていたが、寒かった・・・
ヒートパンツが効かないぐらい寒かった・・・
気温が6℃であるが、時速100キロを超えているため、体感温度は氷点下かも知れない・・・
この時、思い出した・・・
何時もは、冬用のライダージーンズを履いていたことに・・・
カドヤ(バイク革ジャンの老舗)で買った冬用のジーンズは表面はデニムであるが内側が雨を通さない布の二重構造になっているため、寒さにも強く出来ている・・・
「忘れていた・・・」
後悔先に立たずであった。
東名高速道路は7時台にも拘わらず車が多かったが、恐らく御殿場のアウトレットに行くのか?と思いつつ、足柄SA付近に行くと、足柄SA普通車用駐車場激混みの掲示が見えた・・・
「読み通りだぜ」とご満足であった。
しかし、冬場のハーレーはエンジン絶好調である。
ご存じの通り、ハーレーのBigTwinエンジンは、空冷二気筒である。
一気筒あたり約900cc(軽自動車よりでかい)の排気量である。
これが二発膝の辺りにあるのだ。
夏場、ただですら熱いのに、ストーブを抱えているのと同じなのだ。
当然、熱だれを起こして、エンジンが悲鳴を上げているのも分かる・・・
本国USAでは、いくら熱いデスバレーでも、渋滞が皆無であるので、一定の速度で走ることが出来るが、日本は違う・・・
特に東京だとストップ・アンド・ゴーの繰り返しで、ギヤやシフトにも過度な付加が掛かっている・・・
恐らく、シフトチェンジやクラッチ操作はUSAの100倍はしていると思う・・・
しかし、真冬の日本は寒い〜、ツーリングであるから当然、雪の降らない場所、道路凍結しない場所を選んでいても寒いのである。
当然、BigTwinエンジンにいつでも極寒の空気が当たりエンジンを冷やしているから、エンジン絶好調なのである。
音が違うから一目瞭然なのだ。
この日のツーリングの目的は"伊東のステーキ屋でステーキを食べる"であった。
店のオープンは11時からなので時間調整を考えてのコース選定が必要となる。
この日は、長泉沼津ICから伊豆縦貫道を使って修善寺方面であったが、現在、伊豆縦貫道には二カ所の料金所がある。
江間料金所と修善寺料金所でるが、ここはETCが使えないので現金払いとなるが、四輪ならともかく、二輪は面倒くさいので、料金所を迂回するルートを進む・・・
裏道を走るのだが、抜け道である・・・
伊豆縦貫道は月ヶ瀬辺りまで繋がっているので、そこから下田街道(国道414号線)で天城越えである。
この伊豆街道は、"伊豆の踊子"で学生さんも通った道である。
この日は、観ように時間が短く感じて、月ヶ瀬から道の駅天城越えまであっと言う間であった・・・
地元の人の談だと、「天城トンネルより北側は雪も降るし道も凍るが、南側は凍らない」であった。
その通りに、激寒であったが、新天城トンネルを過ぎると、気温が数度違っていた・・・
「温かい・・・」あと半月もすれば、河津川にそって河津桜が満開になるのである。
河津からは国道135号線を熱海方面に進んでいけば良いのだが、天気予報が外れ曇りであったが、沖合に大島がくっきりと浮かび上がっていた。
伊東のステーキ屋に着いたのは11時少し過ぎていた。
これで400gである。
まあ、赤身肉であるからペロリといったのであるが・・・
私は家でもよくステーキを食べるし、実際に冷蔵庫や冷凍庫にもサーロンやフィレ肉が入っているが、当然松坂肉である。
松坂肉は、霜降りなので150g食べれば「もういっぱい」となる。
赤肉400gなら美味しい松坂150gの方が、幸福度が高いことを認識してしまった・・・
まあ、話題作りとしてはこれも有りだと思った・・・
店を後にして帰路についた。
湯河原までは順調に来たのである。
真鶴道路の入口のGSでガソリンを満タンにし、真鶴道路を過ぎた辺りから大渋滞に填まった・・・
この時点で午後2時あたり・・・
Googleマップの渋滞情報だと、小田原付近まで"真っ赤か"である。
カズちんから「左手が痺れた・・・、クラッチが重い」という泣きがインカムから聞こえてくる。
実は、私もクラッチが重くて握るのが辛くなっていた・・・
意を決して迂回路へ進むことにした。
湯河原から箱根に抜ける道である。
その前に、伊豆高原付近で"伊豆スカイライン"への文字、伊東を過ぎると伊豆スカイライン亀石ICの文字、少し行くと山伏峠ICの文字を目にしていたが、135を直進たのであるが、結果それが間違っていた。
その時、教訓を思い出した・・・
"帰り道、135はNG"である。
だから、私は毎回伊豆ツーリングは行きは135を使うことが多いが、帰りは山間コースの伊豆スカイラインを使っていたのだ。
数年前にも4人でツーリングしていたいが、反時計回りに伊豆半島を半周して帰りに湯河原から大渋滞に填まっていたのである。
さらに、135は道幅が狭いし、側溝が口を開いているために、すり抜けが難しいのだ・・・
車なら暖房が効いているし、MOTORHOMEなら「ネスプレッソの珈琲を入れちゃうぜ」とこの当たりの渋滞もそれなりに快適なのであるが、二輪車はそうはいかない・・・
寒い、クラッチが重い(特にハーレー)etc・・・
カズちんのハーレーは吊しであるから、前ブレーキはハイドロであるが、左手のクラッチはワイヤーであるため、ハイドロの私のハーレーより断然クラッチ操作が軽いにも拘わらず、それでも重く感じる・・・
BMWのクラッチは軽いよ〜であるし、HONDA様のDCTならクラッチ自体がないので、楽ちんである・・・
それもBMWは、ギアアシスト機能が付いているので、Lawに入れるときはクラッチを握るが、それ以外はクラッチ操作せずともギヤを変えることが出来るのであるが、ハーレーにそのような機能は付いていなのだ・・・
途中のコンビニで休憩してから、一気に山を登っていた。
大観山に着いて一休みしてから、今度は箱根新道で一気に山を下るのである。
小田原厚木道路を経て海老名SAで最後の休憩であった・・・
毎回思うのだが、あのまま渋滞路を行ったのと、頑張って迂回したのと結果はどうであったのか?
途中で20代の頃を思い出した。
当時付き合っていた彼女と下田のホテルに泊まったその帰り道、昔から真鶴から小田原は渋滞していた・・・
まあ、若い頃は金が無かったのだが、その時、二人合わせての残り銭が心許なかった・・・
さてどうするとなると、取りあえず車のガソリンを満タンにしようとなった。
最悪、下道でも都内に帰れるからである・・・
残った金で、晩ご飯を食べた・・・
今のように全てお金で解決するのより、二人で知恵を絞って凌ぐことに、浪漫と愛があったと思う。
人生を思い返すと、若い内の縛りは"金"であったので、金を掛けずに如何に目的地に行くかを考えた。
又、それが楽しかったのだ。
この歳になると、金の縛りがないが、そこは己にルールを課すという縛りを入れる。
だから、太川陽介氏と蛭子能収氏とマドンナの"ローカル路線バス乗り継ぎの旅"に心を引かれるのである。
ローカル路線バスしか使えないという縛りをすることで、簡単に行ける区間を激しい冒険へと変えることが出来るのである。
前に、ハーレーで晩組みで行った御殿場から直江津駅を目指す旅をしたことがあった。
自分の縛りは行きは高速道路を使わないと番組中で気になった場所をチェックポイントとして、そこは必ず立ち寄り写真を撮るであった。
これが以外と面白かったのである!!!
皆さんもGoogleマップで観てみて欲しい。
"日本橋から金沢城まで行く"とする。
電車で行くなら"新幹線や特急を使わない"という縛りを入れるとか、車やバイクなら"高速道路を使わない"、猛者なら歩いて行くという具合である。
地図を見るだけで、ドキドキしてきませんか?
それが、冒険の始まりである。
冒険とは映画の中だけの話ではなく、自分のみの周りに普通にあるのであるが、普段それに気が付いていないだけなのである。
さあ、地図を見て行き先を決めて、旅に縛りを設けて冒険へ旅立ちましょう!!!
きっと新しい出合いや、発見に出会え、人生をより楽しくしてくれますよ。
さて、海老名SAで休憩し用賀まであっと言う間に着いたが、問題は環8の北上である。
甲州が移動を超えた辺りでカズちんがはぐれた・・・
環8では待っている場所がないため、まあ大人だから何とかなるでしょう」という気持ちで、独り旅となった。
5時少し前に無事に帰宅した。
走行距離401㎞の楽しい旅であった。

