江戸時代、17世紀から19世紀まで、地球上の庶民が豊かに幸せに暮らしていたのは、日本であったという。

確かに、"SEX48手"の解説本が出版されていたぐらいであるから、人々が日々の生活を謳歌していたことは想像に容易い。

幕末に、諸外国と国交を結び多くの外国人が、江戸や横浜に来るようになった。

戦国時代にも多くの宣教師が来ていたが、外国人が良く言う言葉に「人々は貧しいが、少しも恥じておらず、着ている物は清潔で、笑みが多い」という。

"貧しい"という単語だが、戦国時代の宣教師も「民は貧しいが・・・」と書いている。

西洋の"豊かと貧しい"のと、日本による"豊かさと貧しさ"は、同じ尺度でないことに最近気が付いた。

 

西洋の豊かさは、正に富であり、"物質"の豪華さであり、庶民が掘っ立て小屋なのに、王侯貴族は豪華絢爛な城に住んでいるということは珍しくない。

これは経済の根本の"政府の負債=国民の資産"であり、王侯貴族が豪華な暮らしをするためには、領民が貧乏な生活になるのである。

この考え方が現代にも通用しているから、金持ちは贅沢三昧なのであるが、貧乏人はその日の暮らしにも困っている世界となる。

日本も残念ながら、"欧米化"に浸食され、"今だけ、金だけ、自分だけ"の輩が横行しているために、世の中に絶望した同じ日本人が毎日約100人が自らの命を絶っている。

 

幕末のイギリス諜報機関であるスパイ"グラバー"が「武士は貧しいが、誰一人賄賂を受け取らない」と書いている。

江戸時代までは、武士とは支配階級であるが、公正で正義を貫いていたことが分かる。

幕末の志士達は、イギリスに欺され、テロ行為を行い、まんまと正当政府を倒してしまったが、それでも「日本国のため」を信じての行動であったのは疑いようがない。

 

日本人の豊かさとは、物質ではなく、"精神性"であり、"正義"が何よりも大切であったと思う。

だから、西洋人が物質的に"貧しい"と映っても、当の日本人は西洋人より遥かに心が豊かであったと言える。

 

江戸時代、フランスのルイ家やイギリスのハノーバー家、オーストリアのハプスブルク家、ロシアのロマノフ家が栄耀栄華で、贅沢三昧していたが、実は、徳川家の富は彼らが束になっても叶わないほど黄金を持っていたことをご存じか?

更に、神君公は、世界最強の軍隊まで持っていた!!!

世界一金持ち、世界一の軍隊を持っていたのである。

神君公(徳川家康公)は、なんと地球上の"金"の1/3を所有していた。

正に"黄金の島ジパング"なのであった。

 

では、日本とそれ以外の国との違いは?

それは、上様自身の栄華のためでなく、"天子さま"の王御宝である庶民を如何に幸せにするかに金を使ったことである。

 

ここでもう一度思い出して欲しいのが、"政府の負債=国民の資産"の相関関係である。

西洋は、政府の資産の為に、国民に負債(重税)を追わせたが、日本は逆で、政府が負債になる代わりに、庶民に資産が移行したのである。

だから、元禄文化という町人文化が華開き、ますます日本という国が発展してきたのだ。

 

明治政府は、徳川時代を否定し、幕藩体制は酷かったと吹聴したが、飢饉で無くなった人の数は、実は明治時代の方が多かったのである。

それでも、明治政府は西洋列強と肩を並べるために"富国強兵"を掲げた。

官僚も命がけで仕事をしたし、恐らく私腹を肥やす輩も皆無であったと思う。

 

戦後、戦前の政府をGHQに否定され、それどころか日本の2000年の歴史も否定されたが、そのお陰で"縄文文明"の存在があからさまになったという・・・

戦前は、日本の歴史は神武天皇から始まったことになったため、それ以前の歴史を否定したが、江戸時代はそんなことは無かった!!!

"漢の金印"の発見も江戸時代であったが、太古の歴史を否定などしていなかった・・・

 

戦後の迷走により、社会機構が破壊され、「自分だけ良ければ」という奴らが増殖した。

一体全体、この国の未来はどうなるのか?

 

新型コロナウイルスで国民が疲弊しているのに、国民一人10万円給付すら反対し、18才未満だかに10万円給付って、何を考えているのか?

富の分配すらせずに、国民から富を奪う(増税)政策ばかりである。

これは、最早"革命"を起こす事由である。

 

23年間、日本人は貧乏にされているのに、何故おこらなのかが私には理解できない・・・

この度、生活必需品の値上げラッシュであるが、何故この時期に値上げするの?と不思議ではないか?

答は簡単!!!

それは日本以外の国々は、毎年直実に経済成長しているから、インフレになり物の値段が上がっているのだ。

日本だけが、23年間経済成長していないのである。

 

アメリカ連邦政府は新型コロナウイルス以降、GDPの1割の金を撒いている。

日本のGDPの規模なら60兆円の金を撒かねばならないのに、馬鹿な財務省事務次官が"バラマキ"批判を雑誌に投稿するという憲法違反、国家公務員法違反を起こしているにも拘わらず、逮捕すらしていない。

日本は法治国家でないのである。

これから1年間、国民一人当たり毎月10万円給付という"富の分配"をすれば、23年間のデフレから脱却出来るのでるが、それすらやろうとしない・・・

国民を助ける気が無いし、日本経済を回復させる気も無い・・・

 

だから、私は日本政府は一日も早く"大政奉還"すべきであろうと思う。

日本の社会構造には、幕藩体制が合っているのである。

 

多くの日本人が、自分の国の正しい歴史を学ぶことにより、自信と誇りを取り戻すことから、身勝手な政府を倒すことに繋がると思う。

先ずは正しい歴史のお勉強である!!!