寒い日が続いておりますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
今年も冬を東京で越すことになりましたが、兎に角寒いです〜
ここ数回のバイク出動であるが、BMWでなくハーレーが続いている。
その理由は簡単で、ハーレーにはヒートジャケット用の電源コネクターが付いているが、BMWには未だ付いていないからである。
BMWモタードのディラーには、既に電源コネクターの取り付けを依頼したが、未だ連絡が来ない・・・
先日、ハーレー仲間のカズちんから、身の程知らずのラインが入ったいた。
「トライアンフのロケット3買おうかな〜?」である。
バイクに詳しくない諸子には、ピンとこないだろうが、このロケット3の排気量は2500ccである!!!
車で言えば3ナンバーであるし、最近の車と比べても大きな排気量である。
私は前のロケット3(確か2300cc)には試乗したことがあるのだが、バイクを借りて中央道に永福ICから乗り国立ICまでを往復した経験がある。
正にロケットであった!!!
アクセルを捻ると、身体が浮いたのだ!!!
その経験から「お前には無理」と返事を出したが、中々引き下がらなかったので、ならば「試乗に行こうぜ」というと、カズちんのビビりが始まった!!
まあ、奴は"口だけ野郎"のミリタリーオタクだから、でも、私も興味が沸いた。
結局12日の日曜日に、近くの吉祥寺店まで足を運んだ。
跨がると、実に乗りやすそうなバイクであることが分かるし、引き起こし(再度スタンだの状態から動ける状態にバイクをすること)も何とハーレーより軽々であった。
カズちんの表情も輝き始めた。
前回、ハーレーのアドベンチャーバイクであるパンアメリカに試乗したときより、断然と笑顔とはしゃぎようであった。
しかし、私と彼との一番の違いは、私は進むが奴は下がるのである。
「お前、歳考えろ!! これが最後のチャンスだぜ」と私は言った。
カズちんは私より10歳年上で、もう直ぐ67歳になる。
体力的にも気力的にもバイクに乗れる期間は10年無い・・・
更に、クラッチ軽い!!!し、オプションで"オートシフター"を付けられるというのだ。
オートシフターとは、クラッチを握らずにギヤチェンジが出来るアシスト機能(NからLギヤの時や停車中はクラッチを握る必要がある)である。
BMWにもこの機能が付いて、実に便利であるのだが、ハーレーには無い・・・
事実、私もGSRからハーレーに乗ったとき、ハーレーのクラッチを握らずにギヤチェンジをしているのに気づくぐらいである。
峠道を攻める、元い、峠道を走るときに、クラッチ操作が要らず、シフトペダルを踏んだり上げたりで済むから安全運転にも繋がるのだ!!!!
だたし、急激なエンジンブレーキが掛かっているときは、シフトダウンできないので、一旦アクセルオンでエンジン回転を上げるか、クラッチ操作する必要がある。
世界のHONDA様は、更に未来を行っているDCTテクノロジーであるから、「なんだ?オートシフター?ださ」と言われそうである。
ロケット3を試乗しようとしたら、試乗車が未だナンバーが付いていないとのことで、試乗できなかったのが心残りである。
その後、ランチを食べにプチツーリングとして、芝浦にあるライダーズカフェへ向かった。
高井戸ICから首都高速道路にのり芝浦ICまで走ったが、二人の会話はロケット3であった。
カズちん、買うのか?
「買わない方に、1万円!!!」
ライダーズカフェでランチを済ませて、レインボーブリッジを下道で越えてお台場へ行った。
帰り、大和トンネル(首都高速道路)で思ったら、入口を間違えて下道で海底トンネルを越えて、環状7号線を北上した。
日曜日の午後であろうか、渋滞も無く快適に環七を走った。
寒い日も、ヒートジャケットで快適というより暑いぐらいであった。
私のヒートジャケットは、フル装備であるので、つま先から上半身、指先までセットである。
このヒートジャケットを装着しているときは、グリップヒーターやシートヒーターは必要ないのだ。
実はグリップヒーターやシートヒーターは、冬用と言うよりは夏用だと私は思っている。
まあ、春先や晩秋にも使うが、真夏でも高原へツーリングへ行くと、急激な気温変化でいきなり寒くなることが多々ある。
当然、夏であるから、防寒装備など持っていていない(ハーレーの場合はチャップスは常に装備している)
ウェスタン映画でカウボーイが履いている奴であるが、これは革製であるから温かいし、脱着も簡単であるので重宝するが、これでBMWに乗る訳にも行かない・・・
そんなときに、活躍するのがグリップヒーターとシートヒーターである。
特のお尻を温めると身体全体の保温に繋がるのである。
根性が無い私は、金で解決できることは解決して、快適な甘やかされライダーと化している。
でも、北海道ツーリング等では、グリップヒーターやシートヒーターは大活躍であった。
来年は取りあえず、山陰地方ツーリングへ出かけたい。
楊貴妃の墓に行きたいのである!!!
唐の書物によると、玄宗皇帝は、クーデターの折、愛妻楊貴妃を空ろ船に乗せて、倭国へ送ったとある。
空ろ船(うつろぶね)とは、空飛ぶ乗り物である。
山口県に楊貴妃の墓は存在している。
鬼が笑うが、来年のツーリング計画を立てるのは楽しいのである!!!