私が小学生の頃、日本の教育界は、日教組というとんでもない反日、侮日教育を是とするテロリスト教師等が横行していた。

そいつらによって、"GHQ"の思惑通り、"USA=正義"、"大日本帝国=悪"という思想を植え付けられ、それが今日まで続く自虐史観に繋がっている。

「原爆落とされたのも、東京大空襲も日本人が悪子だったから当然だ」的な論法であるが、これってリストカットとかする人々の思考回路で、とても幸せな未来があるとは思えない。

 

小中高校と日本史を学ぶと、明治維新から日清戦争、日露戦争があるが、何故か詳しく、どうして戦争が起こったのか?等々は教えられた記憶が無い。

そもそも今日、"日中戦争" と支那事変を呼ぶらしいが、おいおい、戦争とは国対国であって、支那の破落戸相手の掃討作戦は、戦争ではない!!!と当たり前のことを曲げているのがマスコミである。

支那、半島への忖度で有り、我々大和民族の誇りを潰し、大悪党にする気である。

 

映画で日露戦争を描いた作品としては、古くは"明治天皇と日露戦争"であるが、嵐勘十郎が重厚な明治天皇を演じていたが、私は何度見ても明治天皇の大御心に泣けてしまう・・・

我々世代だと、"二百三高地"で、あおい輝彦と夏目雅子が良かった・・・

そしてさだまさしの"海は死にますか〜♬"の歌であるが、全体に流れる反戦ムードと大日本帝国、特に総司令官であった乃木希典が悪人のように描かれていたと思う。

実際、乃木希典は、大日本帝国陸軍を1個師団以上を死なせている。

日本の戦死者は17000名である!!!!

 

二百三高地は、旅順といって、ロシア帝国は極東支配の要として旅順要塞を建設し、日本攻略の橋頭堡としたのであった。

旅順湾にロシア艦隊が駐在(帝国海軍と互角の戦力)し、バルチック艦隊(当時世界最強)到着後に、帝国艦隊を粉砕し、その後日本占領作戦であった。

日本が生き残るためには、是が非でも旅順艦隊を無力化する必要があった。

その為には、旅順湾の入口に船を沈没させて、湾内の艦船を足止めする作戦も採られたが、要塞からの砲撃が激しかったという。

そこで、乃木大将は旅順要塞攻略作戦を敢行するのだ。

もし、乃木大将が負ければ、百年以上前に日本という国は消滅したであろう・・・

我々もソ連人になり、ロシア人でプーチンが大統領であったが、その前に多くの大和民族がスターリンの粛清で殺されたはずだ!!!

 

因みに要塞戦がどういった物か過去の要塞戦の死者数を知るべきである。

ロシアは、1854年〜1855年まで、クリミア戦争をしていて、ロシアのセバストポリ要塞戦が激烈であった。

ロシア対イギリス、フランス、オスマン帝国連合軍であったが、このセバストポリ要塞戦でロシア側の死者数128000名、連合軍側の死者数102000名の計230000名の戦死者を出している。

その後のドイツ対フランスのベルダン要塞戦では、ドイツ軍戦死者336000名、フランス軍戦死者362000名、両軍合わせて698000名の戦死者である。

戦死者の桁が違うのが要塞戦である!!!!

 

その上、ロシアはセバストポリ要塞戦での敗北から学び、旅順要塞を6倍の防御力を持たせて造ったのだ。

それを乃木大将は17000名の犠牲で、セバストポリ要塞の6倍の防御力を持つ旅順要塞を陥落させたのだ!!!

これは乃木大将が無能どころか大天才指揮官と言わざる負えない。

事実、日本以外の国々の方が、乃木大将を正当に評価している。

 

旅順要塞が陥落したらこそ、ロシアの旅順駐留艦隊を無力化し、その結果、東郷平八郎閣下率いる帝国連合艦隊がバルチック艦隊を撃滅させることが出来たのだ。

そして、日本は現在も日本なのである!!!

 

私が子供の頃、よく祖母が「乃木大将が一番偉い軍人さん」と良く言っていたのを思い出す。

 

更に乃木大将は、自分の年金を担保として銀行から金を借りて、傷痍軍人を救い為に物を掴むことの出来る義手の開発(世界初)や、戦死した将兵の生まれ故郷の神社に鎮魂碑を建てたりしたという。

全て自費である!!!

今の無能政治家と比べてどうですか?

そして、乃木大将は、死のうとしたのを明治天皇によって止められていたのだ。

「どうしても死に体のであれば、朕が死んだ後にせよ」とのお言葉で、昭和天皇の教区係となったという。

明治天皇崩御の後、昭和天皇(小学生)にありったけの誠心誠意を込めた教授をしたという。

その時「爺は、何処かへ行くのか?」とのお言葉に、乃木希典は涙が止まらなかったという・・・

何も言わすに下がり、家に帰ると乃木希典の妻は既に死を覚悟していたという・・・

そして、大正元年9月13日、明治天皇との約束を守り、日本国を守り、詰まり現在の我々をも守ってくれた乃木希典は、自決しその62年の波瀾万丈な人生に幕を閉じだ。

 

この人は悪人ですか?

これを読んで乃木希典という人に興味を持たれたら、是非乃木神社へ行って欲しい。

私も、今までの非礼を詫びに行くつもりである。

 

自虐史観を止めて、本当の日本の歴史を知りましょう!!!