坂戸城の城下町である六日町の朝は早く(私の目覚めが・・・)、朝五時に一番風呂を堪能して7時からの朝食を済ませた。

こう言っては何だが、魚沼って食が貧しい?ご飯メインで飯の種が殆どであったが、米が旨いからこれで良いのかも・・・と独りで納得して朝から丼飯二杯しっかりと食べた。

余談が、日本人は米を食べても肥らないらしい・・・

米とおかずの割合が間違っていると肥るという・・・

おかず1に対して米3らしい。

江戸時代は、1人一日5合食べていたというから驚きである。

 

魚沼スカイラインを上っていくと、南魚沼が一望できる。

黄金色に輝く大地を見ていると、自然の恵み感謝の念が湧いてくる。

これが有名な魚沼産コシヒカリであるが、実は巷に出回っている魚沼産コシヒカリは似非が多いので要注意である。

全国津々浦々まで出回るほど収穫高は高くないのだ。

現行法だと一粒でも魚沼産コシヒカリが入っていれば、"魚沼産コシヒカリ"と表示できるらしいのだ!!!

 

魚沼スカイラインから国道353号線で、一旦十日町へでてから国道405号線の乗るわけだが、魚沼スカイラインと国道353号線の合流付近は丁度石打丸山スキー場の対岸(新幹線の)山々である。

国道405号線は越後高田からやって来る路で、江戸時代は家康公の6男であり伊達政宗侯の婿であった松平忠輝が築いた城下町である。

 

そんな国道405号線も苗場山を越えた辺りで忽然と姿を消し、林道へと変貌する。

この山が苗場山で、裏苗場と呼称しているが、この表が神楽スキー場である。

こんなへんぴな山奥でも、工事の人々が頑張ってくれていたし、路も舗装されていた!!!!

林道は、前日の酷道158号線よりは走りやすいが、気持ちが悪くなった・・・

細かいカーブと標高が1000m以上であるのも関係しているのかもしれない。

 

長野県に入り県道502号線こと"北信州もみじわかばライン"となっても山奥には変わりなかった。

これ、昼間走っているいるから良いが、夜はヤバい!!!

ヤバい"もの"がいそうである。

その昔、山は女人禁制であったが、これは女性が汚れているとかではなく、"女性が見ると気が触れてしまう"ものがいるからだという・・・

その"もの"が現れても、男が見ても何ともないらしいが、女性が見ると脳みそが壊れたように生涯廃人だという・・・

怪談ネタでもあるくらいである。

「21世紀の科学万能な時代に何を言っているか!!!」というのなら、実際に行ってみるといい。

歩けとは言わないが、夜中に車かバイクで走ってみる勇気有りますか?

街灯など無論ないし、ガードレールすらないのである・・・

 

さて、どうにか頑張って志賀高原プリンスホテルに着きそうだったが、森林の中の道を黒い物体が横切った。

「犬?」と思ったが、よく目をこらしてみると、何と"熊"だった!!!

56歳にして初めて野生の熊を、それも山奥で見てしまった!!!

写メを取ろうと思ってバイクで近づいたが、熊は山の斜面を昇ってこちらを見ていた。

ツキノワグマだと分かったし、身体の大きさは私の方が倍はあったし、体重だってツキノワグマには負けない!!!!

しかし、熊さんの方で山奥へと逃げていったが、一瞬目と目が合ったが、"大きなチャー様"であった。

 

志賀高原に出ると国道292号線で横手山を目指して山道を登っていく。

渋峠が現在日本一の標高地点2172mであり、富士山の五合目より高いのだ。

横手山へリフトで登って"横手山ヒュッテ"で昼食を摂った。

 

昼食後は、白根山を掠めて草津へ降りていくのだが、流石に元気が無いため、軽井沢へは回らず渋川伊香保ICから関越を南下した。

途中、休憩を高坂SAで取るか、三芳PAで摂るかを迷った。

疲れ具合からすると高坂SAで休憩であったが、残りの距離を考えると三芳まで頑張張ることにしたが、結果この判断が間違っていたのだ!!!

 

川越IC近くで怪しい動きをするブルーのスバル車に目に入ったが、既に注意力が欠如していたら何と覆面であり、赤燈が回っていた・・・

川越IC手間で止められたが、バイクのメーターをチラ見したら169kmであったので「免停か!!!」と思ったが、降りてきた警察官に「何㎞オーバー?」と訊くと「128kmで計測を止めました」とのこと・・・

疲れていたので言い合う気にもなれず、免停で罰金数十万円コースからしたら、「15000円払います」であった・・・

 

しかし、言い訳ではないが、バイクと車は違う乗り物であり、バイク的に考えると車の団子集団の中を走っていたくないのだ。

高速道路は、渋滞でない限り不思議と団子集団が出来るのだ。

団子と団子の間は数㎞離れているので、バイク的には団子集団を抜いて団子と団子の間を走りたいのだ。

事実、前日に首都高の川崎で、渋滞に気付かずタンクローリーが突っ込んだ事故があり、バイクが巻き添えになっていた。

自分の身は自分で守らねばならない。

警察官も「加速しては減速して走っていたので気付かれたと思いました」と言っていた。

169kmで巡行していたので無く、団子を抜くために加速して又110㎞に戻していたのだ!!!

 

ああ、全ては後の祭りである・・・

「このバイクなら捻れば直ぐにスピード出ちゃいますよね〜」と言うなら見逃せよ!!!と言いたかったが、15000円を落としたと思えば安い買い物であった・・・

 

今回の例幣使街道から会津街道、只見の酷道158号線、魚沼スカイライン、国道405号線から奥志賀の道は、一度行く価値ありだが、私は二度とごめんである!!!

だが、素晴らしい景色に出会えたことは間違いない!!!!

一生に一度は走る価値があることは間違いない!