今、旅に出ている。
大間崎に来ているが、本州最北端の地から、蝦夷地が見えている。
我々の先祖である縄文人も同じ景色を見て、我々と同じ様に海を渡ることを夢見て、実際に渡って行ったのだ。
戦後の自虐史観から抜け出せれば、縄文文明が世界最古の文明である事は明らかなのだ。
現在の東京都に伊豆諸島があるが、なんと今から32000年以上昔の我々の先祖は、伊豆諸島の神津島へ渡って黒曜石を採掘して、その黒曜石が流通していたとうのだ。
現在は伊豆半島の先端から、神津島まで約60㎞らしいが、ここへ行くには、外洋のため、丸太舟では辿り着けないし、黒潮が早く流れているため、房総半島沖まで流されてしまう。
確かに32000年前なら、氷河期であるので、海面は今より200m以上低かったが、それでも数十㎞はあった筈である。
黒曜石は硬い石で、中南米のインカやアステカでは武器として、またナイフ替わりに肉や魚を捌くのにも使われていた。
神津島産は、同じ黒曜石でも物が良いみたいである。
これは何を意味しているのかと言うと、縄文人やそれ以前の我々の先祖は、海洋民族であったことである。
恐らく太古の船は、葦を束ねて作っていたと思われる。
これは、古代エジプトと同じであるが、その古さは、古代エジプトの比ではないから、古代日本人って凄いの一言である。
また、ペルーで何と縄文土器の破片も見つかっている。
これは、縄文時代に既に太平洋を横断していた証拠である。(太平洋を突っ切ったのか、北回りで陸に沿って行ったのかは不明だが、ハワイでは、ハワイ人の祖先はミクロネシアから丸太舟で移動して来たと習った)
シュメール文明も古いが、戦前はスメラ文明と呼んでいたが、戦後GHQよりスメラでなくシュメールと呼称する様に強要されたと聞いた。
スメラとは、スメラミコトに繋がり、スメラミコトは“天皇”書くのである。
竹内文書によると、古代の天皇は、“空飛ぶ舟”で地球の各地を巡幸されていたというのだ。
天皇が作った国だから、スメラ文明となったと、少なくともUSAは信じていたから、スメラでなくシュメールと呼称させたのではないか?
シュメール文明では、アヌンナキが人間を作った言われている。
アヌンナキは、古代のスメラミコトの名かもしれない。
海に島を見つけると、行ってみたくなるのは、我々の血の中に、海洋民族である縄文人の魂が有るからかもしれない。
私は明日、この海を渡る予定である。