北海道ツーリングを企画すると、何故かワクワクしてくるのは、やはり"旅"への憧れからであろうか・・・
バイクでの北海道は、今まで3回行っている。
最初は平成18年(2006)に、初めてハーレーに乗り始めたころで、ハーレー仲間6人とのツーリングであった。
その時は誘われた感じであったので、ルートや日程はSという元保険会社の人がやっていた。
保険会社に居ただけあって、やたらと細かく移動距離や観光まで組み込んでいた。
皆は大間港まで自走して、函館上陸と行っていたが、私は仕事の関係で大洗港から苫小牧港までフェリーで行って、小樽のホテル待ち合わせであった。
それから宗谷岬の民宿に泊まり、網走、然別湖の計4泊であったと思う。
然別湖の辺りで雨に降られ、私ともう1人はガソリンを早めに補給していたが、Sを始め後の4人は補給しなかった。
Sは、走った距離を細かくメモしていて、燃費計算から「明日入れれば大丈夫」と豪語していた。
しかし、先頭を走る奴が道を間違えて、気が付いた頃は60㎞も進んでいた・・・
原野を走っていると、距離感が無くなるみたいであったが、霧雨が降りしきっていて寒かったのを覚えている。
確か9月の頭であったが、東京は真夏日だったが、道北は寒かったので、夏と冬の革ジャンを持っていた記憶がある。
そして、引き返したが案の定、4台が次々とガス欠なった・・・
日も暮れて真っ暗闇で、ガス欠は大の大人も涙がチョチョリ出ていたのを覚えているが、なんとSはポンプを持っていた。
我々のガソリンを少し分けてやって無事に然別湖のホテルに到着した。
だから、北海道は広いし、関東と違って町が繋がっていないのだ・・・
大陸のように町と町の間は何も無いのであるから、ガソリンは、誰かが給油したら取りあえずこちらも給油するのが鉄則である。
やはり、原則を守らないと大変なことになる喩えであるが、今でもその話題が笑いを読んでいるから、良い思い出となっているのは間違いない。
それから北海道は暫く行っていなかったが、行く切っ掛けはMOTORHOMEを購入したからであった。
2度目の北海道ツーリングは、令和元年で、3回目は去年である。
今年は、バイクも買ったのでBMWのG1250アドベンチャーで行く気満々であるが、「チャー様とMOTORHOME行こうかな・・・」という思いもある。
一度旅の素晴らしさを覚えると、旅の虜になるのは、人も犬も同じみたいだ。
北海道ツーリングを計画すると、YouTube等で同じような人々の動画を観るようになる。
そこで知ったのだが、「六花亭本店限定のサクサクロールを食べるぞ!!!」も今回のミッションである。
このサクサクロールの賞味期限は、製造後3時間であるというのだ!!!
さて、関西方面から北海道を狙う人々も多いが、多くは新日本海フェリーの舞鶴港、敦賀港を利用している。
敦賀港発は苫小牧に着くのだが、舞鶴港発は小樽港着であるので、上陸後の新路の違いが出てくると思うから、フェリー選びも重要なのである。
私は気が付いたのだが、関西方面の人にお勧めのフェリーは、敢えて言えば新潟発であると言える。
舞鶴便は23:50発で、小樽着が翌日の20:45である。
敦賀便は23:55発で、苫小牧着が翌日の20:30であるし、敦賀便はもう一つ、敦賀発9:30で新潟、秋田と経由して苫小牧に翌日16:45着というのもある。
しかし、もし新潟港まで走ればどうなるか?
仕事が終わってからの出発と成る人が多いと思うので、その人達が行くとして考えてみた。
関西の起点を大阪城と考えると、高速道路に乗って一路新潟を目指す。
当然夜間に走るので、平日でも高速料金は30%offである。
大阪城から新日本海フェリーのターミナルまで、北陸自動車道を使うとして約600㎞であるから、約7時間かかるとして、3時に家を出ても10時過ぎにフェリーターミナルに着くことが出来る。
出発前は、夕飯を済ませて軽く仮眠してから出発すれば、徹夜に近い状態だが、北海道ツーリング前であるからアドレナリン全開だから出来ると思う。
フェリーに乗ってから、昼食を食べてサッポロクラッシク(北海道限定ビール)を飲んで昼寝をすれば良いのだ。
この場合、フェリーに乗る日程は、上記のフェリーより一日遅れになるし、小樽港到着も一日遅れる。
しかし、いくら一日早く着いても夜の到着であれば、その日は宿に泊まるしか方法は無いはずだ。
夜中に北海道を走るのは大変危険である。
夜は野生動物の活動時間であるため、鹿アタックや熊アタックの危険度が増すのだ。
バイクで鹿アタックに合えば、ライダーが死ぬ確率大である!!!!
苫小牧でも小樽でも泊まれば金が掛かるが、新潟便ならフェリー内で寝ているから料金の内である。
そして、小樽港着が4:30である。
そうです、前日に着いている敦賀便も舞鶴便も行動開始の日が、新潟便と同じになってしまう。
しかも、新潟便は朝の4:30から行動が始まるから、その点他の便より数時間早く動き出せるのだ。
北海道から帰りは、疲れているのであるから、関西に近い港へ行く方が楽であるともう・・・
ただ、舞鶴港、敦賀港行きのフェリーの出発が23時代と遅いため、元気ならば新潟行くの方が、自走はするがその分早く帰宅できる筈だ。
関西の人々も新潟便も有りなのだと思った。
ライダーの皆さん、楽しい季節がやってきました。
楽しく、怪我の無いようにバイクの乗りましょう!!!