6月3日木曜日、天気予報は晴れであったので、思い切ってハーレーで独りツーリングに出かけてみた。

いよいよ、BMWのR1250GSアドベンチャーの納車が、明後日6日日曜日に迫ってるので、今年最後のハーレー独りツーリングになるであろうという予感があった・・・

まあ、ハーレー仲間から「ハーレーで参加ね」と言われない限りは、恐らくBMWが私の御用達になると思う・・・

 

実は前日の2日にツーリングにこうと思ったが、気が乗らずにパスしていた。

何年ぶりかでハーレー製のジャケットを着ようと思い、クローゼットから出したら、何とチャック等に使われていたプラスティック製のハーレーのロゴ入り摘まみがボロボロになっているではないか!!!

チャックを閉めようと摘まみを摘まみ、引っ張るとポロッと取れてしまって、更にそれが砕けて床等に黒いシミを作るおまけ付きであった・・・

要するに「10年使えない」代物である・・・

カドヤ製やクシタニ製は、10年使ってから味が出てくる職人芸とはかけ離れた出来であるのだ・・・

ハーレーダビッドソンって、バイクも中途半端ならジャケット類すら中途半端・・・「ダメだこりゃ」である。

これって、考え方の違いで、日本は職人を育て、職人同士の意地のぶつかり合いにより切磋琢磨して、結果、製品がより高見に上がっていくのに、アメリカは職人ではなく技術者なのである。

誰でもマニュアル通りにやれば出来るから、そこに切磋琢磨は存在しない・・・

これは正に国民性の差であろう・・・

毛唐共の国で言えば、ゲルマンが唯一、我々大和民族に近い考え方をしていると言える。

 

さて、「3日に独りツーリングをする」と決めたら、前日より準備を始め、使えないハーレーのジャケットはゴミ袋に入れて、本日可燃ゴミとして処理したが、結局、クシタニ製の革ジャンで行くことにした。

5時に出発と思い、4時起床を目論んだが、3時半には目が覚めてしまった・・・

この時期、3時半でも空は薄らとしている。

4時半は明るかった・・・

そう、5時前に出発してしてしまった・・・

 

コースだが、「今年最後のハーレー独りツーリング!!!」であるから、気合いを入れて350㎞以上走ることにした。

取りあえず、新青梅街道を西に向かい、16号線から岩倉街道へ進んだ。

友人エロじじいの話だが、「岩倉温泉はAV撮影で使われているよ」との談を思い出すと、温泉旅館の前を通るときは、何故かワクワクしてしまう自分がいた。

岩倉街道から国道299へ進み、秩父を目指した。

6時台の秩父付近は車はまばらであった・・・

299号線を進んでいくと志賀坂峠へ進み埼玉県から群馬県に入っていく。

上野村の方へ進むと、日航機墜落事故現場付近を掠める。

国道299号線は未だにがけ崩れの処理が終わっていないので、十国峠は通行止めである。

途中で県道45号線に入り下仁田を経由して国道254で佐久へ向かい、そこから国道141号線を南下して八ヶ岳方面へ向かう。

この国道254って、東京では川越街道と呼ばれている大幹線道路であるが、群馬県の山奥ではワインディングロードとなっている。

又、佐久から清里へ抜けて行く路は、武田晴信が信濃攻め来た道であるが、武田信虎の強敵平賀玄信がいた海ノ口城があった。

この平賀玄信との戦いが晴信の初陣であったと言われているし、江戸時代後期の発明王平賀源内の祖と源内が言っていたそうだ。

海ノ口城跡辺りから141号線は、気持ちの良いワインディングロードとなり、一気に標高を上げていくのだが、登り切ると八ヶ岳の山々のお出迎えがあり、一面の農地がプチ北海道状態となっている。

私の好きな場所でもある。

更にJR最高地点の駅である野辺山を掠めて、清里へと下っていくのだが、"萌木の村"で休憩をしたが、兎に角寒かった!!!

 

しかし、そこから一気に須玉ICまで降りていくと暑かった・・・

そして、この日のメインイベントは、運気爆上げ神社である金櫻神社を詣でることであった。

ここは昇仙峡の近くにあり、富士山火口より噴き出した運気が、昇仙峡に流れてきてここでブーストを掛けられるパワースポットである。

私は龍に呼ばれているのが分かったのだ!!!

山道を走っていると、カーブの度に先へ先へと引っ張られるのが分かるのである。

詰まり、龍神様が「早く来い」と私を引いていたのである。

 

神様へ"2礼2拍1礼"でご挨拶であるが、この礼は会釈ではダメで、皆さん、45°のお辞儀です!!!お忘れ無く!!!!

下手をすれば前屈位しても良いぐらいかも知れない・・・

おっと、思い出したが、6日はGSAを納車したらその足で、氷川神社でお祓いを受けねばならない。

車やバイクは、それが保管される地の氏神様でお祓いを受けるのが、神々に対する礼儀である。

流石にMOTORHOMEは、家近の氷川神社に入らなかったので、大宮の氷川神社本社でお祓いを受けた。

武蔵国の一宮は、大宮の氷川神社本社である。

ああ、同じ東京でも、隅田川の東側の区の人たちは、大宮でなく香取神宮へ行かねばならない。

隅田川が国境線であるので、墨田川より東側は武蔵国でなく下総国であるから、下総国の一宮である香取神宮へ行くのが筋なのだ。

 

さて、金櫻神社詣がすんだら、一路帰宅を目指した。

甲府街中は渋滞するので、昇仙峡から山梨県道6号線を東へ進むと、甲斐善光寺の立派な建物が右手に見えてくる。

ここは、武田晴信が、川中島の戦い時の戦災から守る目的で、信州の善光寺から御本尊を持ってきて安置するために創った善光寺である。

 

最終的に甲州街道のバイパスに出たのだが、昼食時であるが、初めての店探しは難しい・・・

走りながら探したが、結局地元のラーメン屋にした・・・

 

ランチ後は、下道で笹子トンネルを抜けたかったので、そのまま20号線を進んだ。

大月ICから中央道に乗り、一気に高井戸まで進んだ。

帰りに、環8沿いのBMWのディラーにより私のGSAに挨拶をしてルンルン気分で帰宅した。

走行距離440㎞で、11時間のツーリングであった。

月曜日はOFFdayにしたので、GSAの初ツーリングを計画している。

多分、伊豆方面に行き、金目鯛はハーレー友人等との約束があるので、この日は山葵丼予定である!!!

天気もまずまずだし、気分は最高である。