私は"ガンダム"が嫌いである。(私と同世代ならガンダムは一応知っているということで・・・)
ジオン公国は好きだが、地球連邦とガンダムとアムロ・レイが嫌いである。
というと、「皆そうだよ」と友人に言われた。
キャスバル・レム・ダイクンファンが殆どか???
そう、シャー・アズナブルである。
どうも、ガンダムとアムロ・レイは、"おみそ"感があってつまらないのだ。
学生時代赤いスーパーカーに乗っていたので、日本人の友人は私のことを「赤い彗星」と呼んでいたが、サンタモニカフリーウェイの時速240km/hバトルは語り草となった・・・
さて、時は流れてハーレーダビッドソン社製のバイクの乗るようになった。
自分なりに「何故ハーレーに乗るのか?」と考えると、ハーレーってなんとなくバイク界のジオン公国であると思う。
形もザクグループである。
ザクとは、正式名MS-06でありA型からF型まであるが、エボリューションエンジン(通称エボ)はザクⅠ(MS-05)通称旧ザクであり、私の乗り始めた頃のハーレーはTWIN CAMエンジンと呼ばれTWIN CAM88から始まりTWIN CAM110まであった。
88とか110とは、排気量でありアメリカ製であるから"キュービックインチ"で表されている。
ざっくり換算だと1400ccから1800ccである。
ザクは、その用途によって改造され配備されている。
寒冷地仕様から砂漠使用、熱帯使用という具合であるが、ハーレーもツーリングファミリー、ソフテールファミリー、ダイナファミリー、スポーツスターというグループがあった。
そうそう、異端児として"Vロット"というへんてこりんな物まであったが、Vロットのエンジンはポルシェ社が設計したというが、はやりHONDA様設計には叶わなかったようだ・・・
私が大学生であった時代、「ハーレー社がHONDAに買われる」と騒ぎになった記憶ある。
その時、エボリューションエンジンの設計と、なんと工場まで建ててく貰っていた。
それによってハーレーの故障が格段に減ったと言うから驚きである。
話は変わるが、HONDA様は埼玉県の寄居に工場があるのだが、なんと太っ腹で東武東上線に言ってなんと自前で駅を作ったのだ・・・
その名も"みなみ寄居駅"で通称ホンダ駅である。
話を戻すが、そして現在私が乗っているイシュタール号(ロードキングカスタム)は、エンジンが最新の"ミルウォーキー8"であり、そのパワーの差から私は「ザクとは違うのだよ」という決め台詞と共に自称"ドム"であると豪語しているが、もしかしたらグフレベルかもしれない・・・
ドムとは型式番号MS-09であり、全てのスペックでザクを上回っているし、地上の移動はホバーを使っているから速いのだ。
宇宙空間用の使用としてリックドムがる。
宇宙空間ではマッハ6で移動できるそうだが、ドムが搭載しているセンサー有効半径が5400mというが、おいおい、これでは間に合わないよ!!!!
私がセスナを操縦するとき、降りたい空港の5mile手前から管制塔にコンタクトを取るが(5mileは約9㎞)、あっと言う間に滑走路に近づいてしまうよ!!!
マッハ6なら秒速2040mであるから、3秒先しか分からないセンサーが役に立つか!!!!と言いたい。
因みに、ヘリコプターでエンジントラブルが起きたら、2秒以内にオートローテーションというマニューバーに移行できなければ死ぬのだ!!!
訓練中に教官が、抜き打ちでわざとエンジントラブルを起こし、私がオートローテーションに移行できるかを試されていた・・・
自分では「あれ?」となるのだが、そこから瞬時にオートローテーションに移行できたのだが、今は分からない・・・
オートローテーションとは、エンジントラブルの時に、瞬時にクラッチを切りヘリコプターの自重で降りてくるのである。
丁度竹トンボのような感じであるが、これが出来ないと失速してくるくる回りながら墜落してしまう・・・
西東京市にあるハーレーN店の販売Mは、自身でパンアメリカンを買うと意気込み、一応予約したという・・・
しかし、パンアメリカンが格好悪い・・・
どんくさいから「パンアメリカンは、ズゴックだな」という私の台詞に言い得て妙という顔をしていた。
そして、私の買ったBMWのG1250 GSアドベンチャーは、漸くゲルググでると言うことができる。
ゲルググはMS-14Sであり、ドム以上の性能を持ったジオン公国の主力モビルスーツである。
そう思うと、何故HONDAのAFRICATwinを買わなかったのか?という自問自答や友人からの問いに、私は答えが分かったのだ。
AFRICATwinは、ガンダムなのである。
整ったマスクに正統派のスタイルと性能、正に地球連邦軍の誇るRX72-2がAFRICATwinアドベンチャーである。
そう気が付くと、潜在的にガンダムが嫌いな私は、AFRICATwinアドベンチャーを買うことが出来なかったのだ・・・
さらに、HONDAはBMWのGS1250を、AFRICATwinのライバルと見ていないという・・・
「ああ、BMWのあれは、アドベンチャータイプのツアラーですからね〜。AFRICATwinはれっきとしたアドベンチャーバイクですから」を訊いたとき、腰が砕けそうになった・・・
「こうなったら、ジオンの栄光を連邦の奴らに見せつけてやる」と意味も分からず奮い立つ私!!!
そして、GSで登れないオフロード坂をAFRICATwinがいとも簡単に登っていくのを見上げて、「何故だ???」と言うとHONDA乗りが「坊やだからさ」と言い捨てるのだ・・・
お後が宜しいようで・・・
負けないぞ!!!!
「ジークジオン!!!」