今日は憲法記念日であるので、憲法について考えみよう。
現在の日本の法律は、六法から成り立っている。
六法とは、憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法からなっている。
我々国民が一番お世話になっているのは、このうち民法である。
民法だけではカバーしきれないくなり、より専門的に決め事をするために、商法と刑法ができたと考えれば理解しやすい。
基本世界の常識の法律は、ネガティブリスト(禁止事項の羅列)である。
逆を言えば、法律に規定されていないことはやって良いことになる。
さて、ここで問題のだが、憲法とは誰が守るべき法律であるか?を理解せねばならない。
答えは、憲法は政府を縛る法律であるので、"憲法を守る"義務があるのは日本国政府であり、天皇陛下が「日本国憲法を遵守し・・・」と仰せであるが、陛下は憲法を守る必要も無いし、憲法を停止及び廃止する権限をお持ちである。
これはどういうことか説明が必要となるが、私が良く日本政府を倒して新幕府の樹立と書くが、もし、新幕府が樹立されたら、現行の憲法と信じられている日本国憲法はどうなるの?
答えは、当然新幕府ができれば、憲法は破棄されるのである。
詰まり、天皇陛下は政府の上の権力をお持ちであるのだ。
陛下が「民の幸せのために日本を任せる」と権限を下賜された組織が正当政府となる。
これに否を唱える人が居れば、現行の日本政府は違法で、徳川幕府が正当政府となるし、徳川慶喜の"大政奉還"によって、政権が明治新政府に法的に委譲されたとするならば、私の話が正しいことになる。
先ほど、現行の日本国憲法が、日本の憲法と"信じられている"と書いたが、実は法的に有効な憲法は大日本帝国憲法であるのだ。
皆さんもご存じの方が多いと思うが、"現行憲法"は、終戦後マッカーサー元帥が草案を纏めた憲法であり、それを作ったのは米国大学教授ら6名ほどであった。
昭和20年8月15日に昭和陛下の玉音放送によって、日本は戦争を"停戦"した。
法的に"敗戦"ではなく、あくまで「朕はポツダム宣言の受諾を決めた」とあった。
ポツダム宣言は興味ある方はググって下さい。
このポツダム宣言には"敗戦"とは一言も書かれておらず、国家の主権、宗教は守ると明記されている。
「ただ武装解除して欲しい」と・・・
これが悪夢の始まりで、武装解除したら大挙して連合軍がやってきて"ポツダム宣言"の契約を破り日本を滅茶苦茶にしたのだ。
そして、国際法上禁止されている占領国への"憲法押しつけ"をやってのけたのだ。
因みにドイツは、当時の政権与党であったナチス党が消滅したため、確か州知事達が呼び出され、連合軍から"憲法草案"を迫られたが彼らは「主権がないのに憲法など制定できるか!!!」と突っぱねた・・・
しかし、日本は交渉下手であったため、国会議員達には「陛下を縛り首にしたいのか?」と凄み、陛下には「国民を餓死させるぞ」と脅したのだ。
皆さん、昭和陛下は単身でマッカーサー元帥の元に行かれたのは知っていますか?
陛下とマッカーサーのツーショット写真は有名であるが、その折、陛下はマッカーサーにある嘆願をされたのだ。
「戦争責任は朕独りにある。軍人を始め日本国民には何ら責任がない。朕を処刑したいのならすれば良い。その代わりにお願いがある。国民に衣食住を与えて下さい」と仰せになられた。
マッカーサーは、自らの命乞いに来たのかと思ったら、自分の命はどうでも良いから国民の生命を守ってくれという元首を私は知らなかった。真の帝王を見たと後の回顧録に書いている。
実は、ワシントンは日本人2000万人餓死作戦を実行しようとしていたという。
それを阻止したのは、陛下のお人柄に打たれたマッカーサーであったが、それが後に彼を糾弾する材料となってしまった。
こうして制定させられた憲法だが、明らかに違法である。
大日本帝国憲法の73条に憲法改定を定めた条項がある。
詰まり、法治国家である以上、「政府が現行憲法を破棄して新憲法制定」など認められるはずがない。
これだけでも現行憲法が違法、違憲であるか理解できるはずだ。
もし、現行憲法を認めるのであれば、極東情勢緊張の今、日本国民の生命と財産を守るために現行憲法を破棄して貰いたい。
私の解釈は少し違っていて、これが真実だと思う。
現行憲法の日本国憲法は、あくまでGHQ占領時の憲法であった。
だから、9条の"軍事力をもたない。他国との交戦をしない"が存在していたのだ。
詰まり、サンフランシスコ講和条約は施行された昭和27年4月28日をもって、この占領時憲法を破棄して大日本帝国憲法に戻すべきであった。
そして、大日本帝国憲法73条を元に憲法改正を行うのが筋であった。
これは吉田茂の大罪であった!!!
此奴が国家100年の計を最悪へと導いてしまったのだ。
ここで吉田茂を庇うとすれば、もし大日本帝国憲法へ戻していたら、アメリカは同盟国として朝鮮戦争出兵を要請してきたに違いないが、それでもマイナス面の方が多かった。
もし、今の日本が法的も正当である大日本帝国憲法であったらどうだったか?
朝鮮戦争に出兵していたかもしれないが、竹島問題はなかったし、尖閣諸島も存在してない。
韓国、支那のデカい面も有り得なかったし、日本国内の米軍基地も減っていたか、撤退していたはずだ。
陸海空軍を有し、独自に核兵器も配備して何処の国からも恫喝もされず、みかじめ料もとられない国となっていた。
過ちや誤認でどれほど、未来が変わるかが分かったと思う・・・
吉田茂の過ちの尾は、更に続くはずだ・・・
これで本当に良いのか?
この日に考えてみたらどうであろうか?