先日、友人からある質問をされた。

「パラサイト観たけど、最期、なんで家政婦夫婦と殺し合うの?互いに寄生すれば良いのに・・・」であった。

これは、映画パラサイトを観ていないない人には意味が分からないが、掻い摘まんで説明する。

 

貧乏一家があって、そこは父、母、主人公、妹の4人暮らしで、半地下の家に住んでいた。

ある日、主人公は高校の先輩に紹介され金持ちの家の娘の家庭教師をすることになった。

主人公は3浪目中であるが、ソウル大学の学生と偽っていた。

次に、金持ち息子(小学生)のカウンセラー兼家庭教師として妹がやってきて、次に金持ち主人(会社社長)の運転手に父親を入れ、金持ち一家が越してくる前からいた家政婦を追い出し、母親が家政婦としてやってきて、金持ちの家に住み着いてしまう・・・

詳しくは映画を観て欲しいのだが、結局、元からいた家政婦と金持ちが住んでいる家を設計したとされる家政婦の旦那も、実はこの金持ち一家に寄生していて、家政婦の旦那は秘密の地下室に隠れて生活していたのだ。

詰まり、先に寄生していた家政婦一家と後からやってきた主人公一家とのバトルとなるのだ。

 

友人の言う話し合ってお互いに"寄生する"という考え方は、これは大和民族的発想であり、世界中では希有な考え方である。

支那や半島は、話し合って妥協点を見つけることはしないのは、歴史を見て明らかである。

"倒すかやられるか"の二者択一なのだ。

日本は聖徳太子の17条の憲法の精神で、"玉虫色の解決"がある。

 

昔、朝鮮王国時代、先の王の喪に服する期間を3年とするか5年とするかで両班(朝鮮人の貴族)が揉めて、殺し合いに発展して一族皆殺しをやった史実がある。

 

この"玉虫色の解決"が欧米人には理解できないのだ。

しかし、この17条の憲法の精神が、今破壊されようとしている。

破壊者は、支那でも朝鮮でも無く、欧米の手先となった同じ日本人である。

 

菅義偉は、国民を愛していないし、己が貴族か天下人になったような勘違いをしている。

コロナ騒ぎで国民を救う気が無いどころか、国民を死へ追い込んでいるではないか!!!

政府の言うことをきかない個人や法人に刑事罰を与えようと画策しているが、刑事罰を与えるなら、救済措置を100%するべきではないか?

"ステイホーム"と言うならば、確実なる保証をするべきではないか?

 

呆れたのは、財務大臣の麻生太郎である。

良い所の生まれのくせに、あのひん曲がった顔が、奴の悪徳を表しているではないか!!!

奴は二枚舌である。

奴は前にマスゴミの前で「日本は財政破綻しない。何故なら円建ての国債なんだから刷って返せばいい。簡単だろ」と言っていたにも関わらず、先日、再度1人10万円の給付措置をするのか?という質問に対し「これ以上の借金を孫子の世代に付けられない」と言った。

おいおい、孫子の世代でなく、今現在を生きていけない同胞が多く居るんだぞ!!!

彼らの命を見捨てて支那風邪騒ぎって、意味不明ではないか?

支那風邪騒の死者と比べものにならない数の支那風邪騒ぎ悲観自殺がいるのである。

 

構造改革の時を思い出して欲しい。

今なら印鑑廃止問題だが、奴らのやり口は、改革反対派を"悪"に仕立てて、無知蒙昧な一般国民を煽り立てて、彼らに攻撃をさせているのだ。

郵政民営化も、"反対派=悪"で我々も攻撃したではないか!!!

しかし、事実は反対派=正論であったのだ・・・

 

これは今に始まったことではなく、歴史で言えば明治維新である。

何で江戸幕府を倒す必要があったの?

誰が倒したの?というロジックである。

私は以前より、坂本龍馬はテロリストであり、ウサマ・ビンラディンと同じ立ち位置の人間だと言ってきた。

奴はイギリスの手先であった(恐らく本人は知らなかったと思う)。

どの時代でも政府に対して快く思っていない輩は多い。

イギリスはその連中を利用するのだ。

今だって、南米やアフリカで同じ事をやっているではないか!!!

これが昔ながらの欧州のやり口である。

東南アジア植民地支配の時は、キリスト教を利用した。

最初に布教してそれから支配であった。

「坂本龍馬は違う」という人に訊きたい。

では、奴の買った軍艦、武器、奴らの生活費はどこから出てきた?

土佐藩が買える金額ではない。

分かりやすく考えよう。

現代で、高知県が"出雲"の様な空母を建造できますか?又は、何処ぞの国から購入する資金がありますか?である。

鹿児島県と山口県が、日本全国を敵に回して戦えますか?

 

明治維新後の社会構造が何故イギリスのようになったの?

華族が生まれ、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵という爵位ができたの?

もし、当時の近代化を図るなら別に江戸時代のままでも良かったはずだ。

事実、幕府はいち早く海軍を創設して軍艦も揃え始めていたのだから・・・

 

詰まり、奴らは"日本人対日本人"の図式を作ったのだ・・・

それが現代になって、"勝ち組対負け組"となった。

管政権下で、地方を見捨てて中小企業を潰そうとしている。

しかし、これらは何も政治的な信念があるわけでもなく、ただ金儲けしたいためである。

その証拠にM&Aを推進する法律が、皆の知らない所で整備されつつある。

バブル崩壊後、銀行が潰れ多くの企業が潰れたが、実は政府はそれらの企業を救済できた。

そう、大胆な財政出動をすれば、旧経営陣は総退陣させて、会社時代は潰さずに済んだのだが、救済よりも金儲けを優先したのだ。

その舵取りは、竹中平蔵とデビッド・アトキンソンであったが、此奴らは菅義偉のブレーンである所から、菅の思惑と行き着く先が見えてくるではないか!!!

これから、中小企業のM&Aが行われ、奴らは大儲けであるが、その影で貧乏になり自殺者が更に増える・・・

正に"血に染まった金"である。

その当時の年間自殺者は30000人を超えていた・・・

 

本当に地方再生をしたいなら、方法はただ一つである。

政府の行っている緊縮財政を止めて、政府による投資を増やすことである。

実は、この政府の"投資"が最重要なのだ。

企業による投資は、5年、長くて10年以内の中長期的になるが、政府ならば10年以上や100年後までを見通した投資が出来る。

リニア新幹線や航空機、宇宙計画などは、企業投資には限界がある。

だからこそ、政府による投資が必須なのである。

そして、人に対する投資である。

"教育"を初めとした研究開発費も政府が莫大な予算を付けるべきであるが、現実は皆無である。

かの山中教授のiPS細胞ですら、金が無いのである。

だから、出来る人間はアメリカへ行ってしまうのだ。

これで、明るい未来があるのか?

 

皆さん、本当に怒りを持つべきである。

だからこそ、選挙で自民党を勝たせてはならないのだ。

奴らを野放しにすれば、結果的に自分たちの首が絞まるのである。

 

現在法整備にしてもきちんとした話し合いがされておらず、場当たり的にやるから皆に迷惑が掛かるのである。

脅かされたのだ、緊急事態時の法整備が何一つされていないのだ。

前にも書いたが、ゴジラが上陸して町を破壊し、人々を殺し始めてから、国会で法律の議論を始めるという体たらくである。

「新型コロナウイルスが医療崩壊」と今頃になって騒いでいるが、ならば何故に夏前から準備しておかないのか?である。

日本人は政府に対して優しすぎないか?

GoToキャンペーンだって、これは国民による政府を相手取った集団訴訟事由である。

 

このままだと、本当に日本は滅びかねない。

そして、全ての儲けは国際資本に吸い取られるのだ・・・

そして、日本人は貧乏になった・・・

 

頑張るしかないのだ!!!

政府を倒すかないと思うが・・・