TVの嘘八百には、もう慣れてしまい、「自分は騙されない」と思っていても、多くの人々が"嘘"を信じていたら、それは仮想現実となってしまう。

似非知識人としてTVで、無知蒙昧な人々を騙している例えば池上彰のようなやからが、嘘を信じ込ませる天才であると思う。

彼は「日本の借金は1000兆円で、このままでは破綻する」とか「借金を孫子の代まで伝えるのか???」という具合に、そして無知な日本人に「増税やもなし・・・」という絶望感を植え付けている。

 

「分かってしまったのだよ、明智君」である。

何が分かったのか?

"日本政府には借金は無い"とこである。

これを読んだら、誰でも「嘘吐け!!!」、「国際が1000兆円超えだろう!!!」と思われるのも無理は無いが、事実、借金は無いのだ。

 

これは、"お金"に対する勘違いや誤解があるから生まれてくるのである。

そもそも、"福沢諭吉"が印刷されている紙幣は、1万円札だと信じている人は既に騙されている。

あれは1万円札ではなく、1万円券なのである。

デパートなどが発行している所謂"商品券"と同じなのである。

発行元が、民間企業、日本銀行の違いがあるだけである。

どちらも買物が出来るではないか!!!

 

次に、お金を発行しているのはどこ?

これも気が付けば目から鱗が落ちるのだ。

恐らく皆さんは、政府とか日銀と答えるだろうが、実はメガバンクはお金を作っているのだ。

それは犯罪だ!!!と言う人が殆どであるが、それが事実である。

皆さんの身近な話だと、住宅を買う場合を考えて欲しい。

例えば、5000万円の物件を30年の住宅ローンを組むとして、B銀行へ行くのだが、審査が通って住宅ローンが振り込まれているのだが、このお金は、B銀行が作り出した物である。

Aさんは、現金で5000万円を借りたのでは無く、Aさんの銀行預金通帳に"50.000,000"と書かれたに過ぎない。

そして、銀行間はこの数字の遣り取りで廻っているのだ。

何故ならば、全銀行の持っている現金は100兆円らしいが、実際動いている額は1200兆円という。

だから取り付け騒ぎが起こると、銀行は一溜まりも無く潰れてしまうのだ・・・

 

10年場前に読んだ本に、イタリアの伯爵夫人(日系)が、日本の銀行行き急に現金が必要になったからと言って3億円を引き出そうとしたら「今ご用意できかねるので3日待って欲しい」と言われ激怒したという。

「自分が預けている金を好きな時に出せないなって有り得ない」

「ヨーロッパではそんなことは有り得ない」

と言ったという・・・

その当時、私は日本の銀行が情けないと思ったが、実際は違うのだ・・・

 

日本で貨幣経済が定着したのは、織田信長公以降だが、それまで"米"が基軸通貨の役目をしていたらしい・・・

江戸時代は都市部では貨幣であったらしいが、田舎は米であったという。

しかし、この小判、1枚2枚なら嬉しいが、100両、1000両というともう一人では運びきれない・・・

そもそも重い!!!

だから、為替が発達したのだ。

この為替の紙が、紙幣の初まりである・・・

ヨーロッパでも金貨を一番盗むのは雇い人だと言われている・・・

金貨には名前が無いから、誰だって盗んで使えるのだが、小判を庶民が持っていたら怪しいから、御用になったはずだ。

時代は過ぎで、昭和50年代頃から、給料が銀行振込となった。

実は、これが革命だったのだ。

それまでは、現金支給していたから、会社は月に一度、多額な現金を銀行から持ってきていた。

有名な3億円事件も、東芝府中工場のボーナス支給のために銀行から運ぶ途中の出来事であった。

詰まり、日本中の給料分の現金が必要であったのだ。

 

それが、給与銀行振込となると、現金が必要なくなるのである。

日銀も都市銀行も現金の準備に余裕が出来たことになる。

 

ヨーロッパは、EU(欧州連合)であり、加盟国は独自通貨を持っていないから、日本やアメリカとは違う。

だから、銀行は預金額をある程度持っていないとならない。

 

詰まり、お金という曖昧な物が、更に曖昧になっているのが現代の日本である。

Suicaを初めとしたICマネーであるが、これも単なる数字の羅列である。

 

ここまでを踏まえて、考えてみよう。

仮に、政府が今30兆円の"お金"が必要となったとする。

どうやって用立てる?

国債を発行して現金を集めるのか?

否、政府は日銀に「30兆円用意しろ」と言えば、政府の日銀当座預金に"30,000,000,000,000-"と書くだけである。

何故ならば、政府は通貨発行権があるかできるのだ。

ここで、問題なのは、会計上の処理である。

バランスシートを思い出して欲しい。

借方と貸方があって、借方に30兆円となれば、当然貸方にも30兆円と書かねば、バランスシートにならない・・・

詰まり、会計処理上30兆円を"借金"としただけで、30兆円をどこからか用立てて来たわけではないのだ。

用立ててこなければならないのは、民間の会計システムなのである。

 

しかし、気狂い財務省に洗脳された政府は、ここをケチるのである。

だから、23年間もデフレ脱却出来ないでいるのである・・・

 

よくTVニュースで「今月も値上げラッシュです」といって、小麦粉製品をあげているが、小麦の多くは輸入しているが、小麦を輸出している国々は、経済成長しているから、物価も上げっているのだ。

だから、値上げ分以上に所得が増えている。

だから、農家も小麦の価格を上げているのだが、それを輸入している日本が、経済成長していないから、値上げがきついのである。

誰の責任?

小麦を輸入している会社?、パンヤンの責任?

違うでしょう、政府の失策の責任でしょう!!!!

大多数の国民が貧乏なのは、個人個人の頑張りが足りないからでは無く、無能な政府の責任で、結局は自民とを勝たせている国民の責任と言える・・・

 

3.11以降、なんと復興税なる怪奇な税が課せられている。

おいおい、災害復興は政府の責任でやれよ!!!ではないか?

次回書くつもりだが、政府の予算の財源は、税収では無いのである。

国民総貧乏化計画で、"復興税"を取っているだけである。

コロナ騒ぎでも、訳の分からない保証するな!!!である。

騒ぎが収まるまで日本国民一人につき10万円を配れ!!!である。

1年間配れば、予算は約144兆円であるが、これだって数字を書くだけで良いのだから、これで国民が助かるならやるべきである。

これをしただけで、23年間のデフレから脱却出来るのである。

そして、経済成長までしてしまうのだ。

詰まり、国からの支給では無く、本来まともな国家なら手にしていた我々の金なのだ。

 

バブルの頃は、1億総中流と言われていたが、今は50%以上が貧困だという・・・

この落差はなに?

政府の無策で、総中流が総貧乏になりそうなのだ。

現状維持などしていない。

事態は日を追う毎に悪くなっているのに、気付かない多くの日本人!!!

新型コロナウイルス騒ぎ所では無い!!!

 

病気で死ぬか、貧乏で死ぬかの差なのだ。

次回の選挙で、大番狂わせをしなければ、日本人貧乏総玉砕も笑い事では無くなる・・・