"賢者の石"と言ってもハリーポッターではなく、実際の賢者の石である。

賢者の石とはなにか?

中世ヨーロッパで、ひたすら流行った"科学" があるが、これは"錬金術"であった。

イギリスでは、「錬金術が成功したら金の価値が暴落する」として、錬金術そのものを禁止した。

もし錬金術をしたら死罪であった・・・

 

金を作る装置を"賢者の石"と呼んだのだが、世界で初めて賢者の石を作り出した人物がいた。

大正13年(1924)月に帝国大学の長岡半太郎教授である。

水銀に15万ボルトの高電圧を十数時間掛けて金を作り出したらしい・・・

彼の研究の延長上の研究を世界の各地の大学で現代でも行われている。

 

あるUSAの大学では、小型原子炉を使って一晩掛けて水銀に高電圧掛けて金を作ることが出来るのだが、経費200ドル掛けて得た金の価値は0.3セントであるから、誰もやらないのである・・・

 

我々世代が20代前半の頃は、日本はバブル景気であった。

昭和61年(1986)12月〜平成3年(1991)年2月までの51ヶ月間であったようだ。

まあ、金持ちは土地を中心とした投機であったが、一般人はゴルフ会員権に登記した。

確か、当時の平均ゴルフ会員権の価格は4000万円超であったというが、現代は約120万円である・・・

バブル期は、今の日本と違って皆が生き生きと笑っていたと訊いた・・・

誰かを陰で攻撃したりと日本人が劣化しているのは、令和2年現在、貧乏人だからだと思う。

今のままデフレが続くと日本人の95%は貧乏人で残りの5%が金持ちという、欧米型になっていくのである。

少なくとも江戸時代までは、"富の分配"をすることが、為政者や金持ちの役割であった。

小学校の歴史で、江戸時代多くの百姓は稗や粟を食べていて、一部の特権階級しかお米を食べられなかったと習った。

しかし、これは嘘である。

江戸時代、第一次産業従事者は9割であったし、仮に日本人の総人口が2000万人なら1800万人が所謂農民であり、500万人が支配階級の武家で、500万人が町に住んでいた町人であった・・・

支配階級の武家は、税として1000万人分の年間消費量の米を取っていた。

もし、農民が自分たちの食い扶持の為に稗や粟を作っていたら、とてもでないが、米を作る農地は無くなってしまう・・・

5%の特権階級が、人口の半分の富を独占していたが、そこは米だから流石に武士と言えでも20人前の食料を消費することは出来ないかった。

ではどうしたか?

それは米を食べることの出来ない"水呑百姓"を農閑期の、土木作業員として雇い入れ日当として米を配っていたのだ。

だから、日本人全ての人が結果、米を食べていたのである。

 

ここが、他の国と比べて全く違う日本の社会構造であった。

欧州や支那、朝鮮では、"持てる者さらに裕福に、持たざる者はドン底へ"と一線を画していたが、昨今の日本は正にこれである。

 

では、日本人の多くが貧乏になったのはいつからか?

バブル崩壊からか?

バブルが崩壊して何が起きたか?を考えると分かりやすい。

一般人で考えると、4000万円で買ったゴルフ会員権が、1000万円になってしまった!!!さてどうする?

資産が消えても困ったことに借金は残ってしまう・・・

通常の感覚だと、支出を減らして借金返済に廻すのであるが、その通りにしたのだが、年収は今と違い毎年上がっていった・・・

 

日本国を奈落の底に落とした張本人は、橋本龍太郎である!!!

第二次橋本内閣が、平成9年(1997)にプライマリーバランス黒字化を打ち出し、消費税を5%にしたから、一気にデフレに陥ったのだ。

デフレーションを簡単に言えば、"給与が減る"であるから貧乏になっていくのだ。

政府の借金を減らすと言うことは、国民の財産を奪うことである。

記憶に新しいのは、相続税を上げ、控除額を減らしたことである。

そもそも、個人の財産に課税すること事態、有り得ない話では無いか?

蓄財する前に、所得税を払っていているのであるから、これは正に2重課税であるいえる。

しかし、この頃に消費税を5%にして一気に景気が落ち込んだが、これは数年掛けて回復してきたが、トドメは消費税増税で8%にしたことであった。

U字回復してきたのに、これでL字になり景気低迷中に10%したから墜落である・・・

 

財務省やマスゴミは"国の借金"というが、国と政府は別物である。

先ず、これを理解しなければならない。

日本国というと、政府と我々民間が入るが、政府といえば我々は入らない。

1200兆円の借金があるのは、国ではなく政府である!!!

 

「財源はどうする?」というと、"増税"と言うが、この増税が我々の資産を減らすことを意味している。

そもそも、消費税増税は民主党政権下の無能宰相野田が決めたたことだから、自民党が政権与党に返り咲いたときに、消費増税そのものを中止すべきであった。

そうすれば、アベノミクスはある程度軌道になったと思う・・・

 

今の政府の大間違いは、過去を振り返り総括しないことである。

23年前の橋本政権下からプライマリーバランス黒字化政策で、何ら効果が得られずさらに貧乏になっているだから、普通の頭なら「これ間違ってない?」となるはずであるが、何故かならない・・・

それが問題である。

緊縮財政をしてきてダメなのだから、拡大路線に変更すべきである。

民間が貧乏になるから、税収が減るのである。

更なる増税をしたら更に貧乏になって、更に税収減になるのだ。

拡大路線になればどうなる?

好景気、インフレになれば、国民所得が上がり、企業の利益も上げり、結果税収増となるは明白である。

 

少なくとも、支那風邪騒ぎで民間が疲弊しているのだから、GoToキャンペーンより消費税を一時0%にして、先にも書いたが10カ年計画を発表すべきである。

そして、政府振出小切手をバンバン切って、市場に金と仕事をばら撒くことである!!!

何度も書くが、MMTだからと言っていくらでも債権を発行できるのか?というと、それは出来ない。

何故ならば、市場の総供給量の限界があるから、金をまいて需要を増やしても無駄なのである。

だから、10カ年計画が必要なのだ。

今後10年で国内の全ての乗用車を電気自動車にするとか、10年で電信柱を地中に埋めるとかという計画である。

これならば、安心して企業が設備投資出来るのである。

設備投資が行われれば、総供給量が増える。

これが経済力が上がったと言うことになる。

因みに、この国内総需要が総供給量を超えることをインフレといい、物価の上昇に繋がるのである。

 

私は自民党員として菅氏に一票を入れた。

菅氏が「日本を救った名宰相」となるか、「日本にトドメを刺した大馬鹿者」となるかは、彼の経済政策に掛かっている・・・