帯広のホテルで目が覚めると、左目から見る景色が白く見えていた。
但し、両目で見ていると、多少の違和感はあるが視力も視野もあったので、最後の旅をすることにした。
この日の旅は、雨だった為に観光等は一切せずに、苫小牧港直行としたので、ホテルのチェックアウト時間はメイイッパイの11時とした。
カズちんとレストラン前での待ち合わせも8時とゆっくりであったが、レストランに降りて見たら、奴はもう食べ始めていた・・・
ブッフェなのだが、支那風邪のせいで、朝食セット制となっていて、和食・洋食ボックスを選ぶ感じであったが、もちろん両方食べることも出来る。
白米のお替わりに行くと、係のおねえさんの前に"豚丼"の文字を見つけた!!!
尋ねてみると「是非召し上がってください」とのことで食べてみた。
流石、帯広は豚丼の本場だけあって、摩周で食べた豚丼より美味しかったのだ!!!
勿論、お替わり自由である!!!
"ドーミーイン帯広"コストパフォーマンスは抜群であった!!!
食べ終わっていたカズちんでさえ、「なにこれ?俺も!!!」と言っていたぐらいであるし、一口食べて「旨い」とうなっていた。
ホテルを出たのは11時過ぎであったが、船の出航時間は18:40だったので、ゆっくりと行くことにした。
北海道の道央高速が帯広JCTで分岐して、帯広市内へ向かっているのだ。
道央道は釧路市外から始まっている長い長い高速道路である。
去年は釧路市外の阿寒ICから函館まで一気に走ったのだが、今回は帯広から追分町ICまでの約140㎞であるので、ゆっくりと90㎞でオートクルーズで走った。
この高速は何度も使っていたのを思い出す。
占冠や富良野、夕張へ行くときに使う道である。
一昨年の"脚ポッキン"の時も、この道を使って富良野へと行ったのであった・・・
そして、去年のリベンジ独りツーリングの時も、この道で夕張へ行ったことを思い出す。
ナビ様の案内では、高速で苫小牧付近まで行くのではなく、途中の追分町ICで国道234号線を使って苫小牧港のコースを指示したが、これって去年の逆を行っていたのだ。
去年は仙台港からフェリーで苫小牧港まで来て、そこから夕張を目指したので、この道を使ったし、休憩した道の駅まで同じであった。
"道の駅あびらD51ステーション"であたったが、去年はD51は無かった。
ここで1時間ほど時間を潰して、苫小牧港に着いたのは15時過ぎであった。
チェックインを済ませて、バイクを所定の場所に駐車して、遅めの昼食を摂っているとあっと言う間に乗船時間となった。
船室には専用バルコニーとバストイレ付き、そして3食付きであった。
これは"サンフラワーふらの号"で確か去年就航したと思ったが、昔の部屋よりは断然良くなっていた。
昔のぼろ舟はこれと同じ値段で、苗場プリンスホテルの部屋であった・・・
しかし、食事も部屋も他のフェリー会社と比べると数段落ちる・・・残念
兎に角、食事が不味い!!!!
部屋の風呂から外が見えない!!!!
去年乗った太平洋フェリー(仙台〜苫小牧)だって、風呂に浸かりながら外が見えたし、小樽〜新潟の日本海フェリーはさらに凄い!!!
食事も専用のレストランがあったし・・・
但し、去年の旅では私独りしかいなかったが・・・
この夏は退屈しそうなので、MOTORHOMEで北海道へチャー様同伴で行こうかと考えた。
そうなると、残念ながら三井商船フェリーを使うしかないのだ・・・
サンフラワーは、わんこ同伴部屋があるのである。
その他の船は、わんにゃんケージに入れねば成らない。
それか、根性の自走で青森かである・・・
青森〜函館の4時間、大間〜函館1時間半なら、チャー様はMOTORHOMEでゆっくりであるが、丸一日と成ると無理である・・・
折角8種混合だか11種混合のお注射されたのだから、北海道へは連れて行ってあげたい・・・
今回も蝦夷鹿3回、キタキツネ2回目撃したが、2回目に宗谷サンセットロード遭遇した鹿は、ヤバかった!!!
道に飛び出してきたのだ!!!
出てくるのは想像できたから、急減速して交わしたが、もし直撃なら死亡であった・・・
夕食後、カズちんと後で呑もうぜと約束していたが、お互いに爆睡したようであった。
カズちんの部屋は、Twin部屋だが、窓がなかった・・・
ただ、寝るだけなら良いのかもしれない・・・
流石に雑魚寝は出来ないと言っていた。
フェリーは予定通りに6月27日14時に、大洗港へ着岸した。
水戸大洗ICから常磐道へ乗ったが、関東のムカつく暑さと車の多さに辟易させられた・・・
カズちんも「北海道とは大違いだ!!! 北海道を走らずしてライダーと言うな」と妙なテンションであった。
途中、守谷SAで休憩したが、今回の旅の初まりも守谷SAであったので、けじめとして寄ってみたのだ。
我々だけ場違いな格好であった・・・
気温30度越の中、私は革ジャンであったし・・・
16時過ぎに無事に自宅に帰還した。
8泊9日、2838.2㎞を駆け抜けた・・・
「もうバイク旅は、いいや」と思った日であったが、今考えているHONDAアフリカTwinを手に入れれば、北の大地を目指しそうであるのが怖い・・・
終わり







