最近の明智光秀ブームは、やはり大河ドラマの影響であろうか?

前回も書いたのだが、何故"本能寺の変"は起こったのか?と考えると、歴史の大きなうねりを考えずにはいられない。

 

日本は何故か、歴史を日本史と世界史に分けて考える。

これが全ての悪の元凶ではないか?

私が高校生の頃、大学受験で日本史専攻か世界史専攻かを決めるときに、「日本史は年号を覚えるのが大変だ」と言って敬遠する人が多かったが、自国の歴記なのだから必須にすべきではないのか?

 

織田信長公が、新世界秩序を目指したのは、当時の世界情勢からであったと思われる。

ポルトガルとスペインはこぞって、新世界へ向かい、植民地化してその土地の人々を隷属化した。

それをしったから、日本がそうならないように世界の半分を日本にしてしまおうとした。

しかし、そのスペインは数年後には、エリザベス女王率いるイギリス軍の前に完膚なきまでに叩かれ、無敵艦隊を失ってしまうのだ・・・

しかし、スペイン、ポルトガル、イギリス、フランスが束になっても叶わないオスマン帝国が、東ヨーロッパから中東、エジプトまでを手中に収め君臨していた。

逆を言えば、オスマン帝国があったから、スペインもポルトガルも陸路でインドに行けずに、海路を築き、その結果、両国が多くの植民地を築く結果となったとも言える。

しかし、スペインの無敵艦隊も「スレイマン一世のそれこそ大艦隊を破ってから最強と言え」と言いたい。

 

詰まり、南蛮人が日本にやってきて鉄砲や伴天連を日本に伝えたことは、日本史だけではただ、"鉄砲伝来"で終わってしまうのだ。

何故?が無くなってしまうから、年号の羅列に終始してしまう・・・

 

先日、何故か映画"二百三高地"のBlu-rayを買ってしまった。

ここで、伊藤博文(森繁久彌)と児玉源太郎(丹波哲郎)の料亭での遣り取りが凄い!!!

「ロシアとの戦争は今やるしかない」と児玉が言うと「勝ち目はあるのか?」と伊藤、「五分五分、上手くすれば6:4です」と児玉。

「しかし、あと数年このままだとシベリア鉄道が複線化され勝ち目は無くなる」と児玉が言う。

喧嘩の勝ち方だが、場所、時、人の三つが揃えば勝てるのである。

国力も当時の日本の税収が2億円ちょっとだったが、ロシア帝国は20億超え、兵力も20万人対300万人であった・・・

時と言えば、支那の取り扱いも、我々は誤ったのだ。

世界が誤った・・・

貧国であったときは、平身低頭でこちらの尻を舐めておいて、力を付けたら今の有様である。

社会のイデオロギーが違うのであるから、共感できないのであるが、金で頬を叩かれた売国奴が多かったと言える・・・

今回の支那風邪でも、そもそも細菌兵器を作った国である。

日本中のマスクと防護服を国民に内緒でくれてやった売国奴の二階と小池都知事の所業を決して忘れてはならない。

二階など、支那風邪が収束したらお礼を言いたいと馬鹿にも程がある。

日露戦争時の政治家は、命を掛けていたのだ!!!

 

実は、明治37年(1904)当時と、日本が抱える極東情勢は全く変わっていないことに驚かされる・・・

当時はロシアの南下の脅威があったが、清国も朝鮮も内輪揉めで世界情勢が見えていなかった・・・

何故、ロシアが極東に出てきたのか?であるが、これも日本史のみでは理解できない。

当時、英独路の条約があって、その改定が来ていて、ビスマルク嫌いの新独帝国皇帝ベルフェルム二世が、ロシア嫌いとなってもめていた頃に、「不凍港が欲しいなら欧州じゃなくて極東に行ったら?あっちの方が簡単に手に入るよ」とロシアをそそのかしたのである・・・

確かに、ロシアにしてみれば、強国がひしめき合う欧州より"へなちょこ"のアジアの方が簡単に思えたのは理解できる。

しかし、ロシアは、康熙帝の頃の清国にボコられていたのである・・・

更に言えば、蒙古軍にふるボコにされ、女性は犯されまくり、ロシア系白人は皆蒙古の血が流れているという・・・

宮脇淳子先生がプーチンは純粋な白人で無く、間違えなく蒙古の血が入っていると言っていたのを聞いたことがある。

 

明治は文明開化と言うが、何故直ぐに欧州に追いつけたのかというと、文明自体は間違いなく江戸時代の日本の方が上であったが、"産業革命"という意味ではまだであったが、逆を言えば、そのような物が必要でないくらい社会構造が機能していたと言える。

欧州は20世紀前半まで糞尿を窓から投げす捨てていて、イギリスでさえ識字率が10%あったか無かったかの時に、日本は90%弱であった事実である。

江戸時代中期の数学者に関孝和とう人が、何とベルニューイが1713年に展開係数を表したベルニューイ数を発表したが、この1年前に既に書物として発表していた。

ベルニューイ数は、関数と名前を改める必要があるのである。

世界初の有人飛行は江戸時代後期に今の代々木で飛んだのだが、運悪く旗本屋敷に堕ちてしまい、無礼打ちされたらしい・・・

明治初期に二宮忠八という人が、飛行機を発明した。

自費で研究して、模型を作ったが資金的に実機を作れなかったので、帝国陸軍にこの案を持っていた。

ここが実に日本らしいが、「訳の分からない物に金は出せん」と門前払いしたという。

忠八は、これに人が乗れば偵察や爆弾も落とせると説明したのにだ。

 

もし、陸軍が金を惜しまず出していれば、203高地であれだけの日本人は死なずに済んだはずだ!!!

 

伊藤博文は金子堅太郎(天知茂)に、アメリカを日本の見方に付けろと言われるが、可能性がないから出来ないと断るが、「何故成功のことばかり考える、命を捨てる覚悟で行け。出来なければ死ね。お国のために命を掛けろと言われ、感動して渡米する。

彼は後に現在の日大を作ったらしい・・・

命を掛けてお国のために働いている政治家がいるのか?

映画"明治天皇と日露戦争"で、明治天皇は「戦をやるには勝たねばならない。勝てなければ、国民の申し訳がない」とのお言葉であった・・・

明治時代の政治家は、皆命がけで政をしていたが、現代は何なのだろう???

言えることは、江戸時代から明治への変革の功労者は、誰がなんと言おうと、"勝海舟"であった。

もし、ガチで幕府軍と薩長連合軍が戦ったら幕府が勝つに決まっている。

考えて欲しい、鹿児島県と山口県が武装蜂起して、日本国政府を倒せるか?

勝海舟は、幕府の官僚制度では、欧州列強に対応できないと考えたという。

もし、内乱が続けば列強の植民地と化してしまうから、幕府を倒して新政府樹立に手を貸したのである。

それを鑑みて、現代の腐った官僚体制を正せるか?

全てが既得権益ががんじがらめである・・・

平成14年(2002)に、民主党の衆議院議員であった石井弘毅が特別会計にメスを入れようとして殺された。

これは、第三国や支那の話でなく、この平和な日本で現職の国会議員が暗殺されたのだ。

平成28年度で言えば、一般会計の歳入が約98兆円にたいして、国会の議決が要らない特別会計の歳入が246兆円である。

詰まり、公務員や行政法人等々が使う金が、国の歳入よ入り多いってどういうこと?

 

詰まり、明治以降から続くこの政府は、最早末期状態であろうと言える。

日本を取り巻く環境は、100年前と変わっていないのに、現在は平和呆けした国民と、私利私欲の国会議員に既得権を守る官僚で、どうやって国難を乗り切るのか?

 

ああ、海も山も死んでいるのではないか?

コロナ騒ぎが良い機会である。

国の行く末を考えるチャンスではないか?