支那風邪ことコロナウィルスが流行っている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

今日は暗い話題でも仕方が無いので、私が最近観た恐ろしいTVに付いて書きます。

 

"大映テレビ"と言えば、我々世代は"ビビーン!!!"と来る人が多いと思う。

古くは"奥様は18歳"から初まり、山口百恵ちゃんの赤いシリーズ、スクールウォーズ、スチュワーデス物語と言えば、青春の日々が脳裏に蘇ってくる。

日本に来て早3週間だが、その時に何気なくCATVの番組を録画した。

それが"スチュワーデスの恋人"である。

平成6年(1994)の4月12日〜6月28日にTBSで放映された、航空恋愛ドラマである。

私のバイブルは、田宮二郎主演で昭和54年4月5日〜9月27日まで放映されたドラマである。

私が飛行機のライセンスを取ったときもこのDVDを持って行って、イメージトレーニングをしたし、"First Solo Flight"(初めて一人で空を飛ぶこと)の時も、白い滑走路の主題歌が頭の中に流れ、杉山機長(田宮二郎)の顔が浮かんだぐらいであった。

その後、コックピットからの映像を見ると、画面の揺れに呼応して自分の身体が揺れてしまうようになった・・・

 

さて、問題はこの"スチュワーデスの恋人"である。

主演は宅麻伸と戸田菜穂で、怖い女として宮崎ますみであった。

だが、面白いことに話の人物の構成や毎回の起こる出来事、ストーリーはどうも白い滑走路を手本にしていると思う。

ざっくりストーリーだが、香月秀夫(宅麻伸)は、日航の副操縦士として機長を目指し日々勤務していて、奥さんの香月リサ(宮崎ますみ)は2年前にフランスで事故死している。

彼の上官は野村吉郎(内藤剛)は厳しい機長で、彼の義理の娘(兄夫婦が事故死しため一人娘を引き取って育てている)の野村奈津(戸田菜穂)は、スチュワーデスを目指して訓練所に入所していた。

ひょんな事から香月は14歳年下の奈津と出会い互いを励まし合う内に奈津は、香月に恋心を抱き始め、二人は愛し合うようになった(身体の関係はありませんよ!!!Hしたと思った人は廊下に立ってなさい)

しかし、死んだはずのリサがフランスで生きていて、有名な画家だった亡き父の弟子である男と暮らしていた。

それが香月に無言電話を掛けてきて、鈴の音だけを鳴らしていた。

 

香月とリサは、価値観の違いから夫婦生活が上手くいっておらず、父親の莫大な遺産を相続したリサは事ある毎に香月にパイロットを辞めろと迫っていた。

この当たりも"白い滑走路"を彷彿とさせる。

 

そして、リサは弟子の死と共に日本に帰ってきて、香月の前に現れるが、香月は奈津との結婚を考えるようになっていた。

 

正に突っ込み所満載である。

リサはフランスでヨットに乗っているときに誤って海に落ちて、フランスの警察が死亡事故としているので、彼女のが"死亡"してから2年経っているので、日本の戸籍上死亡しており、彼女の財産も既に香月が相続している筈だ。

だから、今更のこのこ出てきてもリサは香月の"妻"を主張できない。

香月は戸籍上独身であって、問題なく奈津と結婚できる。

リサは先ず、戸籍の復活を裁判所に願い出なければならないはずだが、そもそもどうやって入国できたのか?

まさか、死亡した人間のパスポートは有効として使えるのか???という国のシステムのずさんさを疑いたくなる・・・

「私は金持ち」とリサは言うが、「お前は文無しだ」と私はツッコミを入れた・・・

まあ、裁判しても香月との婚姻生活は復帰できないな・・・

そもそも生きていて、連絡を出来る状況に居ながら、夫に連絡しなかったのだから・・・

 

まあ、この女が滅茶苦茶な奴で、私なら警察を呼ぶレベルで、奈津にも危害を加えようとしたり・・・

 

ドロドロ恋愛物語としてよく出来ているし、学生時代の"大映テレビ"のドラマを彷彿とさせてくれたり、一気観してしまったぐらいである。

白い滑走路は26話だが、スチュワーデスの恋人は12話である。

昔のドラマは半年単位であったので、登場人物を丁寧に描いていたし、箸休めの回もあって面白かった。

90年代のドラマは3ヶ月と短いので、話の進みが早いのだ。

 

リサは香月から離婚を突きつけられ、車に突っ込み車椅子になってしまうが、医者曰く身体的には異常ないから精神的な問題と言われ、離婚を思いとどまるのだが、これって人生捨てたことになる。

リサは「鈴を鳴らしたら直ぐに来て」というが、それって愛する人ではなく、セバスチャンを呼ぶのと同じである。

ああ、セバスチャンはアルプスの少女にでてくる、ゼーゼマン家の召使いの名前であるが、リサは香月を召し使いとして愛していると思った・・・

 

そして、最後にリサは香月と奈津の愛の深さを知り、自ら離婚して新たな道を進む決心をしたら、立てるようになった。

まあ、ハッピーエンドが救いであった。

これで不幸な終わりであったら、録画したBlu-rayDiscをたたき割る所であった・・・

 

コロナで自宅待機の折に、昔のドラマを観るのもおつであろう。