台風19号が去ってから、MOTORHOMEで旅に出た。

当初は奥木曽方面に行く予定であったが、中央自動車道が八王子と大月間で不通となっていたし、甲州街道も不通箇所が何カ所もあって結局諦めて、奥木曽から奥飛騨へと目的地を変えた。

旅日記は次回書くことにして、今回は余りにもインフラが脆弱で驚いていたので少し考察してみたい。

 

まず、「海水温が上がると台風が巨大化する」これは"嘘"である。

昭和の方が台風自体は巨大であった。

前回も書いたが、最近の台風が960hPa辺りだが、昭和は870hPaあたりであり、勢力は数倍であった。

何故海水温が低い方が巨大化するのか?

私なりに考察した。

風速が17メートルを超えると台風となるらしいが、海水温が高い場合、容易に台風になるのではないか?

海水温が低い方時は、徐々に力を蓄えながら成長するから、強大な台風となったと思う。

 

これはアメリカで航空機のライセンスを取ったときにテキストに書いてあったのだが、何故気象が変動するのか?

それは太陽からの熱が地球を均一に温めないことにある。

赤道付近ほど熱せられ、極へ行くに従い熱量は弱まるし、海水と陸地でも暖まり方は違う。

知っての通り標高でも気温が変わる。

これが地球の気象を構成している。

地上が熱せられれば高気圧となり、冷えれば低気圧なる。

高気圧は時計回りに風が吹き、低気圧では反時計回りに風が吹くのだが、どちらも地球の自転と関係している。

前線とは英語でFRONTといい、高気圧と低気圧がぶつかる所で、ここは時計回りの風と反時計回りの風がぶつかり合うので乱気流となる。

 

アメリカの気象学者が懸念しているのは、スーパー台風が発生して、その天井が高度10000メートル(旅客機が飛ぶ高度)を超えると一気に氷河期が来るという。

何故なら飛行機に乗った人は分かると思うが、高度10000メートルの外気温はー50℃以下である。

もし-100℃の冷気が一気に下降気流として吹いたらどうなる?

我々は一瞬にして凍ってしまう。

低気圧は気圧が低いから、空気を吸い込んでいるのだが、吸い込まれた空気は上昇していくのだが、上昇していった空気は急速に冷やされ下降してくる。

この時に上昇した空気に大量の水分があれば、雹となるのである。

これは台風よりも積乱雲の時に起こりやすい。

この時、"temperature inboud"気温逆転現象が起こるが、これは夏で暑いに急に寒くなる現象である。

こうなると豪雨や雹が降る。

 

一気に-100℃など有り得ないと考えがちだが、現にシベリアの永久凍土からマンモスの氷漬けが出てきているが、マンモスは温暖地方に住んでいた動物であるし、胃の中からも温暖地方の植物も出てきている。

このことから分かる事実は、マンモスは一瞬に凍ったということである。

 

さて、河川の氾濫や土砂災害が多いが、所用で台風19号の次の日に所沢へ行った。

関越自動車道も通行止めであったひだが、所沢IC付近の国道463号線が泥まみれであった。

地元の人に聞くと、「裏山の土が道路から流れ出てくるから」であった。

 

これが答である。

昔は山には多くの種類の木々や草が生い茂っていた。

これらが保水して土砂災害が起きないように土を支えていたが、木を切り倒し、材木なる杉を植え道を造ったため、山の保水力が低下したところに舗装路が川の役割をしている。

なんの抵抗もなく水が山から里へ流れて行く構図を、我々の手で造り出しのではないか?

更に悲劇なのが、河川にそれだけの水を受け入れる能力も無いのだ。

多くの災害は人災である。

長野で氾濫した千曲川は、読んで字の如く、蛇行しているから氾濫しやすいのだ。

広島県の土砂災害だって、元々人が住まない地盤の弱い山を切り開いて宅地したのだ。

 

RIVERSIDEが良いって馬鹿者の台詞である。

多摩川の災害だって田中角栄の時代まで遡る一代詐欺である。

河川敷を国の予算で護岸工事して、それを宅地にして売りさばいたことに始まっている。

だから、川の近くに住んではいけないのである。

 

魔の民主党政権時代に治水の予算を削られたのが、今響いている・・・

治水工事は自然との闘いであるから、止めれば無に帰していくのである。

一番悲惨なのは、災害に遭った人たちである。

今なら何時頃に何処の川が氾濫危険かが分かると言うが、縦割り行政で出来てないらしい・・・

 

皆さんも是非とも災害対策として自身の住んでいる地名をしっかりと確認して欲しい。

浦和、川口、渋谷、字を見れば一目瞭然である。

それと光が丘、希望ヶ丘とうとう目新しい地名も要注意である!!!

 

誰も守ってはくれないのである。

自分自身で守るより他ない。