Huluで配信されている"オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜”が、面白い。

観ていて不思議に思える箇所も多々ある。

話はヒュレーム皇后が、奴隷としてイスタンブールにやってきて、ハレムに入る所から始まる。

彼女の天性の賢さと美貌を武器として、皇帝妃上り詰めていく話である。

 

我々日本人は世界史でオスマン帝国をよく習っていないというより、世界史自体を知らなすぎることがよく分かる。

はっきり言えば、"嘘"を習っていた。

前にも書いたが、何故大航海時代が出来たのか?皆さんは不思議に思わなかったでしょうか?

巨万の富を得るために、インドに香辛料を買いに行くのであるが、何故スペインやポルトガルは海へ出たのか?

アフリカ大陸のケープタウンを回る航路はポルトガルが発見したため、スペインは新たなる航路を探していた。

そこへクリストファー・コロンブスが、「地球は丸いはずだから西へ行けばインドへ行くはず」との信念で大西洋を西へ西へ向かったのであった。

そして、何故彼らは巨万の富を得られたのか?それは危険な旅であったからである。

大半の船は嵐等で沈没するために、運良く戻った船は富を得ることが出来たのだ。

しかし、GoogleMapを観れば、スペインやポルトガルからインドまで陸続きであることが分かる。

陸路の方が遥かに安全であることは想像できる。

しかし、何故か?答は簡単で、東ヨーロッパから中東辺りまではオスマン帝国領であって、ヨーロッパ諸国は怖くて通れなかったからである。

キリスト教と言えば、カトリックとプロテスタントに大きく分けることが出来る。

ルター派とも呼ばれるが、それらが強大なカトリックと渡り合えたのは、オスマン帝国がローマ教会の力をそぐために資金提供したり保護したりしていたからである。

"敵の敵は味方"である。

大航海時代の原動力はオスマン帝国への恐怖であった。

 

また帝政ロシアも強かったイメージを持たされていたが、それも嘘で、エカテリーナ2世の時に黒海を巡ってオスマン帝国と戦い奇跡的勝利により黒海を得たことから調子づくだけで、その後100年くらいでロマノフ家は消滅する。

それにロシア帝国と行ってもちょっと前は、モスクワ公国というちんまい国であったのである。

フランスにおいてはルイ14世でようやく絶対君主制が出来、その後直ぐにルイ16世でフランス革命であった。

 

日本人が思い描くヨーロッパ王国の世界は、ディズニーランドにしかないのだ・・・

 

さて、話を戻すがオスマン帝国外伝で、私的に楽しみに待っているのは、"大宰相イブラヒムが処刑"であるが、これが中々やってこない。

イブラヒムはベネチア共和国パルガに、ギリシア正教の子として生まれたが、人さらいに浚われてオスマン帝国へ売られた。

そこで若き皇太子時代にスレイマンと知り合い"友人"となった。

持ち前の能力で異例の大出世を果たしていく

 

つづく