アメリカの家で、映画“銀河鉄道999”と“さようなら銀河鉄道999”のBlu-rayを見付けて見てみた。

銀河鉄道999は昭和54年公開で、私が中学生の頃であった。
あの頃は、星野鉄郎はヒーローであり、メーテルは憧れの女性であった。
確かクラスを二分していたと思う。
森雪かメーテルか‼️

映画では機械化社会と人間社会の対立であったと思うが、機械化社会の代表的な残虐非道の機械伯爵であった。
彼の趣味は人間狩りで、鉄郎の母親も残忍な機械伯爵によって撃ち殺された。

しかし、今この歳で見直してみると、なんと私は40年近く騙されていたことを知ってしまった‼️

まず、星野鉄郎だが、此奴はとんでもない奴である‼️
処刑されて当然だ‼️
では、皆さんが、東京駅に新幹線の切符を買いに行ったとしましょう。
彼女とルンルン京都旅行で、奮発してグリーン車を予約した。
お金を払ってチケットを受け取り、ポケットにしまおうとしたら、小汚い小学生高学年のガキがそのチケットを奪い、彼女をつきとばし、自分に殴りかかってきたガキに、拍手喝采できますか⁉️
近くにいた警察官をも暴力でやり過ごす、これはテロである‼️
それが星野鉄郎だ。

母親が殺される下りだが、なんお母親は鉄郎といた場所が、機械伯爵の狩場だと知って侵入していたのだ‼️
狩場に入って来た獲物を狩って何が悪いのか⁉️である。
悪いのは鉄郎の母親である。
それて、「母さんの仇」って、乗り込んで来られても、機械伯爵も困ってしまう。
機械伯爵の領地に無断で押し入ったのは星野鉄郎親子であり、伯爵は当然の権利として狩をしただけである。
これって、我々の家に、牛や豚が大挙してやってきて、「母さんの仇だ!」と一家皆殺しにするのと同じである。

さようなら銀河鉄道999では、機械化人の食料カプセルが“人間の魂”であり、憤った星野鉄郎がカプセル工場を破壊するのである。
品川駅徒歩5分の所に、牛や豚の巨大な屠殺場があるのをご存知か⁉️
毎日何前頭もの家畜が殺されて、解体されている。
正にアウシュビッツの様な光景であるが、悲しいかな、我々は他の命を食べねば生きていけないのだ。
牛や豚には悪いが、彼等の命の上に我々の命が紡がれているのだ。
だから、彼等に感謝して「頂きます」「ご馳走さま」と唱えているのだ。

もし、機械化人が人類より高等であり、人類が餌ならそれは自然の摂理であり、食物連鎖に組み込まれているのであるから、仕方のないことである。

こうして銀河鉄道999を見直すと、星野鉄郎は単なるテロリストとなる。

うーん、人間として成長してしまうと、子供の頃に熱中したアニメが楽しめなくなっている。
良いのか悪いのか、微妙な感じである。