長野泊して次の日は、天気が良く絶好のツーリング日和であった。

ホテルで朝食を済ませてから、一路北国街道を越後へである。

因みに、ホテルJALシティ長野は、シングルルームで駐車場・朝食込みで約8000円であった。

さて、ホテルの正面の中央通りは善光寺さんの正面へ繋がる道で、ここを北上してから、県道37号線に入った。

この道で飯綱を経由して野尻湖を目指した。

県道を北上していくと、きついワインディングが重なっていくが、今までビル群の町中だったのが、いきなりの緑の中になった。

峠を越えると、小さな盆地にでて、そこには集落があり、一面黄金色の田んぼを進んでいく。

しばらく行くと、また道は峠に差し掛かり、峠を越えると別の集落である。

古の旅人も同じ不思議な感覚を覚えたろうと思うが、走っていて実に心がウキウキして楽しいのだ。

恐らく"冒険"を匂わせるのだと思う。

まるでロールプレイングゲームの中の主人公になったかのように、何も無い山から少し行くと町らしき風景がたまらなく楽しいのだ。

チェックポイントの黒姫駅を過ぎれば、野尻湖は目と鼻の先である。

しかし、バスが少ない!!!!

こちらはバイクだから快調に距離を稼いでいくが・・・

 

野尻湖から国道18号線を途中旧道へ行くと、今回の最大のチェックポイントである関川の関所に着く。

ここは北国街道の越後と信濃の間の関所であって、加賀藩や佐渡島からの御用金が通った関所である。

ここが牧歌的で素敵な場所であった。

間違いなく、江戸時代の方が賑わっていたであろう・・・

 

そして、最大のミッションであるバス旅の番組で三人が食べていたおそば屋で蕎麦を食べることであるが、この蕎麦屋も趣があって良かった・・・

関所の直ぐ脇にあって、美味しく頂いた。

なんと、たまたま選んだメニューが、番組中でルイルイも食べていたからビックリした・・・

 

関川の関所を後にすると、妙高高原駅を経て赤倉温泉、道の駅あらいを通り、一気に直江津まで走り抜けた。

どうもTVで見ると駅が立派に見えるが、実際はショボい感じがして返って素敵であった。

 

10月9日12時半に、無事に直江津駅にゴールできた。

一人旅で尚且つ自分のルールでゴールすると、妙な達成感と満足感がある・・・

 

そして、この日の宿泊予定地の越後湯沢温泉を目指し、直江津を後にして国道253で十日町へでて、更に峠越えをして三国街道へでた。

車通りも少なく、快調な速度で越後湯沢には14時過ぎに着いた。

スマホで宿屋を探すと、なんとどこも皆夕・朝食ブッフェ付きで一人25000円ぐらいするのだ。

流石に木賃宿に泊まる気がしない・・・

しかし、女性と行くのならば一泊10万しても問題ないが、男一人、それもバイク人なのだから、部屋(最低でもそれなりのビジホ並)と温泉さえあれば、夕食は町で食べても良いと思っていたが、流石に汚い狭い宿は嫌でっあった。

そうこうしている内に時計は14時半を廻っているのを見ると、ふと「帰っちゃう・・・?」と言う言葉が脳裏を過ぎった。

ナビ様に自宅に帰るを指示すると、自宅到着予定が16時40分位であった・・・

2時間ちょっとで帰れるのならば、帰えるか!!!

 

越後湯沢の駅を後に、湯沢ICから関越にのり快調に関越トンネルを抜け、水上辺りから赤城高原へオートクルーズを120㎞で設定で走っていた。

すると、前方走行車線に嫌な予感がするクラウンを見つけた。

クラウンの右後ろ45度まで接近して車内を見ようと思ったが、スモークガラスで見えない!!!

助手席側のドアミラーを見たが助手席用の小型ミラーも無い・・・

だが、屋根に違和感があった!!!

急減速してウィンカーを出しクラウンの後ろに入った。

入ると、中が透けて見えた。

バックミラーが二つ!!!

間違いない!!!

 

かっ飛んでいた私の後ろにいた数台は、この私の行動を見て私の後ろに入った。

しかし、場を読めない馬鹿が、私たちを追い越していった。

すると、前方のクラウンは静かに追い越し車線に入った。

昔"野生の楽園"みたいなTV番組でみたライオンが獲物をロックオンするのを彷彿させられた・・・

数秒後、クラウンの屋根から赤色灯がでて、勢いよくDQ野郎の前に入り御用となった・・・

「いや〜、良い物見せて貰った」が正直な感想である。

他人の不幸は蜜の味とはよく言ったものだが、そもそも注意力が足りないから覆面を見逃すのだ。

彼も勉強になったでしょう!!!

 

ヘリコプターを操縦するとクロスチェックといって、前方を見て計器類を見るという癖が付く。

ヘリはエンジントラブルが起きれば、2秒以内にオートローテーションに入れなければ"死ぬ"乗り物である。

バイクや車も高速道路を高速走行するときは、一瞬の判断ミスが死を招くのだ。

1秒間に30メートル以上進んでいるのである。

前方、右ドアミラー、バックミラー、左ドアミラーのこまめにチェックしていれば安全である。

 

途中、高坂SAでトイレ休憩を取り、石神井の自宅に着いたのは16時半より少し前であった・・・

総括すると、バイクでの旅はいろいろ行ったし飽きていたが、自分でルールを作りそれを達成する新たなツーリングを発見した。

今度は喜多方へラーメンを食べに行くツーリングを思いついた。

ルールは「喜多方まで、下道&ナビは見ない」である。

考えたら、昔はナビなど無く、地図と標識と感で旅をしていたではないか!!!

 

来週辺りにでもチャレンジしてみるかな・・・