今年の阿波踊りは、ある意味熱気があった。
主催者側の市と振興協会との不協和音らしい・・・
古来よりお祭りは、氏神様を初めとした神々への感謝を捧げるために行われたものである。
この日を、"晴れの日"と呼ぶ。
"晴れの日"の反対語は、"褻の日(けのひ)"であり、通常の我々の生活の多くはこの褻の日々である。
褻の日は辛く耐える日々であるが、年に数回、人々の蓄積された鬱憤を晴らす為に"晴れの日"が有るのである。
詰まり、"ガス抜き"を意味していて、呑めや歌えの無礼講が常であったらしいし、聞くところによると"乱交"になることも多かったという・・・
まず覚えておかねばならにことは、阿波踊りの8月12日から15日にかけての4日間は、阿波の国の"晴れの日"であることである。
そして、古来より、このお祭りに"御上"は関与しないのである。
そもそも、御上に耐えてきた人々のガス抜きであるので、御上は口出ししないのは、当たりまである。
さて、今回のきっかけは、徳島市観光協会の4億円の赤字である。
徳島市の人口は26万人であるが、この期間日本全国から120万人の観光客が訪れるのである。
チケット制とかくだらないことをしているが、そもそも、120万人が160円のペットボトルを一本ずつ買っても、192,000,000円の売り上げになるのだ。
この期間の割り増し旅館代や、飲食代を含めれば、この期間中240億円くらいの売り上げが上がるという。
消費税分を考えても、4億円の赤字など消し飛ぶ額では無いのか?
観光協会はこの赤字体質を改善しようと動き出したという。
徳島新聞とういう件の75%の発行部数を誇る新聞社が、何と儲けを抜いていた利益構造があったという・・・
この金の流れを維持したい徳島新聞は、自分の子会社であるテレビ局のアナウンサーであった遠藤を市長に担ぎ出し、この市長が全ての借金を観光協会に押しつけて観光協会を潰してしまったというのだ。
そして、市が音頭を取る"阿波踊り実行委員会"と徳島新聞社の共同主催となって今年の阿波踊りを迎えたわけだ。
悪徳新聞社は、朝日新聞だけではなかった・・・
そして、阿波おどり振興会は、観光協会派であったため、市長と折り合いが悪いため市は、総踊り中止という暴挙にでだという。
それを無視して振興会は総踊りを強行したのが騒動の流れである。
そもそも、遠藤市長は何様のつもりなのか?
阿波の国は代々蜂須賀家の所領であり、時の総踊りは、踊りながら城中まで行き、殿様も御前で踊りを披露してそのまま城外へ出て行ったという・・・
「お前は蜂須賀侯か???」と突っ込んでやりたいほどだ。
その時、昔ドラマ水戸黄門で観た阿波おどりの回を思い出した。
今回の構図を水戸黄門に置き換えれば、悪徳商人が城中の重役に金を握らせ、自分の意に叶った奉行を付けて、更なる悪事で、阿波おどり利権で町人を苦しめている・・・
そこへ御老公の御成で、悪党共は一網打尽となり、笑い声高らかに阿波の国を後にする・・・
今回の騒動で足りない役どころは、水戸黄門様だけであるのか・・・
残念