昨日、台風が久しぶりに東京に接近した。

その前日に、母が珍しく台風襲来の準備で、デッキに置いてある植木類を避難させていた。

私は右足首の骨折のため、見ているだけであった・・・

 

ガーデンテーブルや椅子も避難させていたが、チークの無垢で創られているため重いので多分飛ばないはずだし、大きな桜の木の根元であるため桜の木が倒れない限り安心である。

東側のデッキの上のテーブルと椅子は金属製であるからこれも安心だと思う。

 

懐中電灯の準備や「停電したらどうしよう」と狼狽していた。

「大丈夫だよ、もし停電したらMOTORHOMEへ避難すれば問題ない」と笑って母に言った。

 

しかし、"備えあれば憂いなし"というのか、"備えたときに限って何も無し"であった・・・

「ああ、とんだ肩すかしだった。元に戻すのが大変だ」と今朝嘆いていいた。

 

TVを点けると、熱海が大変なことになっている!!!

熱海ホテルニューアカオのレストランの窓ガラスが、波になって破壊されていたし、湯河原の浜辺の海の家が全滅していた。

 

国道125線といえば、バイクでのツーリングや車でのドライブ等々いつもお世話になっている国道である。

波を被って車数台が水没していた。

 

有料真鶴道路のトンネルも水没である!!!

 

「こりゃあ、糖分行けないな」と友人と話すと「そうだね、先ず骨折を治さないとね・・・」と私は撃沈した・・・

 

今度の台風12号はそもそも変な進路を通ってきた。

通常、台風はフィリピン沖で発生して、沖縄を経て九州又は四国をかすめて本土襲来なのだが、今回は関東から東海、関西、山陽、九州と逆コースをたどった。

 

普段通りならば被害も予想できるが、逆から来ると大騒ぎである。

 

台風は地球の自転の影響で西から東へ向かうと思っていたがこれは間違いであった。

自転の関係で反時計回りに風が吹くが、コースを決めるのは高気圧である。

高気圧は時計回りに風が吹く、だから高気圧と台風の縁は風の向きが同じであるので、速度が速まるのだ。

 

これで思い出したのが平成17年8月にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナである。

ハリケーンはカリブ海で発生して、フロリダ州を目指す。

フロリダ付近で熱帯高気圧になるが、まれにフロリダ半島を通り越し、メキシコ湾をテキサス州へ向かうのだ。

そして、熱帯高気圧になる。

しかし、このカトリーナは、踵を返して東に進路を取った。

その為ルイジアナ州へ上陸、ニューオーリンズを水没させ多大な被害を出した。

 

日本に話を戻すと、最近夏の高気圧配置が変なのだ。

理科で習った事を思い出すと、夏の高気圧配置は、太平洋高気圧が日本列島を覆っていて、北にはオホーツク高気圧が張り出し、北海道を覆っていた。

このオホーツク高気圧の勢力が強いから梅雨前線が北海道に掛からず、「北海道は梅雨が無い」状況を作っていた。

しかし、ここ数年オホーツク高気圧が変である。

今年は梅雨前線が北海に掛かっていた。

 

MOTORHOMEで富良野に行ったのは、"星に手が届くキャンプ場"で天の川を初め満天の星空を堪能するためであった・・・

しかし、梅雨のため、肝心な星空が見えないのだ!!!

本来はここに2泊して、自転車で麓郷まで行き"北の国から"を堪能しようと思ったのだが、天気予報も連日雨であったため、雨の降ってい道北を目指し急遽予定変更でサロマ湖の帆立三昧を目指した。

しかし、"一風呂浴びよう"この余計な思い・・・

キャンプ場のお薦めは白金温泉であったが、ネットで調べた「十勝岳温泉へ行こう」と余計なことを考えなければ!!!

運命とは面白いもので、もし白金温泉へ行っていたら骨折は無かったはずだ・・・

 

入院中も晴れたのは3日くらいで、後は雨で、実家に電話したときも「北海道で川が氾濫してるけどそこは大丈夫か?」と母が言っていた・・・

看護婦さんに訊くと、「数年前に富良野川が氾濫して大変でした」とのことであった・・・

 

毎日の雨に、東京の友人からの電話で「東京は梅雨明けたよ。暑いよ」であった・・・

 

おいおい、「6月は東京が梅雨だから、梅雨の無い北海道へ行っちゃう???」と友人等に啖呵を切って出てきたのに、梅雨の無い北海道が連日の雨で、梅雨の筈の東京が早々に梅雨明け宣言???

 

確かに気候がズレだしているのかも知れない。

まあ、我々同様に地球も生きているのだから、人間の思い通りにならない。

だからこそ、人生は面白いとも言えるのではないか?