病院での入院生活は、"快適"の一言であった。

朝5時頃に目が覚め、LINEゲームをしていると、係の人がお茶を持ってきてくれ、7時過ぎには朝食である。

私は食事制限が無いので、病院一階のローソンでヨーグルトとサラダセットを買い溜めして、部屋の冷蔵庫に入れてある。

朝は、ヨーグルト、夜にサラダを食べている。

昼ご飯は11時半頃に用意され、夜は6時である。

上げ膳据え膳とはこのことである・・・

 

ただ問題は、術後6日間シャワーを浴びる事が出来なかったことである・・・

頼めば一通り看護師さんが拭いてくれるが、右足以外は元気なので、"あそこ"は自分で拭いた。

それとアルコールウェットティッシュを買ってきたので、気になれば自分で拭いていたが、やはり臭いが取れない・・・

そもそも、足首にチューブが付いていては、パンツを履き替えることも出来ない・・・

どうも、股間辺りの臭いが気になる・・・

「くさい・・・」

しかし、それでもルイ14世を初めとするフランス貴族、イギリス貴族よりはまだましであった・・・

そもそも、足の爪を切る習慣すら無かったらしい・・・

 

詰まり、タイムスリップして16世紀前後のヨーロッパに行っても我々は、H出来ないのだ・・・

まあ、"臭いフェチ"ならOKであるが、通常は汚く臭い"穴"に自分の"ムスコ"を入れる気になれないはずだ・・・

と言うより、臭いが!!!!!となり、彼女らの半径2メール以内には入れないと思う・・・

そして、貴婦人の髪の毛には、ダニ、シラミがウヨウヨ・・・

考えただけで気を失いかねない・・・

 

その辺を考慮に入れてベルばらを読み返せば、面白いと思う・・・

フェルゼン伯爵とマリーアントワネットの恋といえば、ロマンティックだが、お互いケジラミ、ダニ、耐えがたい体臭・・・

ああ、吐き気がするよね・・・

 

さて、6日目には足の固定具も取れ、包帯すら外され、シャワー浴びて良いですよと許可が出た。

早速、6日ぶりに髪の毛を洗い、全身を洗いさっぱりした・・・

体臭も綺麗さっぱり!!!

 

それから退院するまで毎日シャワーでスッキリである。

 

看護師さんや食事の世話をしてくれる人や、掃除をしてくれる人たちと仲良くなると、色々便宜を図ってくれるようになる。

着替えも何度も持ってきてくれるし、入院生活の快適度は、彼女らに掛かっているといえる。

 

一番驚いたのは、病院食が意外と美味しかった事である。

塩分薄めで、ちょうど良い量だし・・・

 

確かに健康になってしまう・・・

 

足から腫れを引かせるための器具や、点滴ようの針が徐々に身体から外されていくと、健康に向かって行くのが分かる。

 

そして、10目に「両足で立ってみて」と医者に言われた。

立ってみて、右足に体重が掛かると痛くて・・・

実は、その痛みが大切である。

術後は一切足を付けるなと厳命されていたが、それは麻酔が効いていたし、痛み止めとして腰にブロック注射され痛みを感じないようにされていた。

痛みを感じなければ、思わず体重を乗せてしまう。

90㎏の体重をチタンのプレート三枚では支えきれないというのだ。

折れた骨の仮止めとしてプレートを付けているだけで、体重を支えるためでは無いという・・・

 

それが痛みを感じれば、痛くて体重を掛けることが出来ないから安心らしい。

それでも、ただ床に右足を置くだけであるが、松葉杖だとその安定度は片足のみとは比べられないほどである。

特に階段の上り下りに雲泥の差がでるし、東京に帰ることを考えても、気持ちの余裕ができる。

 

そして、富良野協会病院は、何と"北の国から"の最後の"遺言"で蛍ちゃんが働いていた病院である!!!

おっと、怪我までしていたのに、北の国からとの繋がりが!!!!

そして黒板五郎が、蛍に怒られて検診を受けた病院でもある・・・

 

縁とは妙なものである

 

つづく