最近、地上波で時代劇を見なくなってから久しい。
私が学生時代は、時代劇オンパレードであった。
なぜ作られなくなったのか⁉️
ネタ切れと、製作費が掛かるという大人の事情らしい。
記憶に残る作品としては、水戸黄門は言うに及ばず、私的には、長崎犯科帳も面白かった。
萬屋錦之介主演で、平松忠四郎が長崎奉行に就任するところから始まる。
長崎の悪商人衆から"カステーラ"入りの木箱を沢山もらい中を見ると小判がギッシリ‼️
凄いのが、ここで賂を受け取ってるにも関わらず、悪徳商人を叩き切りに行ってしまうのが、今までにないキャラクターであった。
萬屋錦之介と言えば、"破れ奉行"も外せない。
深川奉行(深川は江戸ではない。両国橋からあっちは下総であって、武蔵ではない)速水右近は、深川奉行就任の条件として「切り捨て御免」(萬屋錦之介の台詞回しを思い出してください)と老中に言うと、上様よりお前に刀を賜ったと言って、一振りの刀を渡す。
すると"はばき"(ツバと刀本体の間にある金属)に葵の御紋が入っていた。
これで、切り捨て御免のお墨付きを得たことになり、悪徳武士や悪徳商人の深川別邸に、何と捕鯨船(大きさ的にはハイエース位で、後方に漕ぎ手2人がいる。当時の高速船であった)で突っ込んでクジラ用銛で悪党を突きまくる。
そして、ボスキャラに「控え〜い」といって刀を抜いて葵の御紋を見せ付け、斬りまくる。
皆殺しにした後に、懐から懐紙を出し刀の血を拭い真上に投げるのだ。
子供の頃、うちの刀でモノマネをして、半紙を投げたら親に怒られた事を思い出す。
刀で指を切った事もあった。
刃が触れただけなのに、血がドバーッとでて止まらないのだ‼️
怖かった‼️
時代劇を観ていておかしいのは、そもそも、江戸時代は町ごとに独立していて、夜は木戸が閉まって町から次の日の朝まで出る事が出来なかった。
泥棒が徒党を組んで仕事はできなかったのだ‼️
吉原に遊びにいった時も、木戸が閉まったらお泊まり
するしかなかったのだ。
後変なのは、二本差しの侍に、町人ヤクザが匕首を抜いて掛かるシーンがあるが、絶対にあり得ない。
今で言えば武装した兵士に、斬りかかる様なもので、結果は火を見るよりも明らかである。
当時は無礼討ちは、合法であったから、無礼を働いた町人を斬ることは武士の権利であったのだ。
但し、"無礼討ち"を宣言してから斬らねばならない。
斬られる町人は、24時間逃げ切れば命が助かったが、無礼討ちを宣言した方は何と切腹であったと言う。
暴れん坊将軍も最期はチャンバラになるが、新さんは刀の峰で悪を打っているが、身体に当たれば骨折するが、敵が刀の刃で受けたら、新さんの刀は折れてしまう。
刀は反っているが、刃の方からの力には強いが、峰からの力には弱い。
最近、ヒィクションとして観るなら、"乾いて候"がお勧めである。
田村正和ワールドにどっぷりと浸かり、将軍家お毒味口役腕下主水(かいなげもんど)が凄すぎる‼️
詰まらない笑えないお笑い芸人の下らない番組を作るくらいなら、見応えのある時代劇を作って欲しいものである。