2月の初めに、アジア最大のキャンピングカー・ショーであるジャパン・キャンピングカー・ショー2017が催され過去最大の来場者数であったという。

 

私も知り合いから「購入を考えている」と相談を受ける。

「キャンピングカーとはなんぞや?」

端的に答えると「眠ることの出来る車」である。

「普通の車でも眠れるよ」と思うかも知れないが、では椅子の上で何泊できる?、起きたときに身体は辛くない?等々の問題がある。

私も若い頃、何度か車の中で寝たことがあるが、翌朝の疲れが酷かった記憶がある。

 

"車の中で言えと同じ業況で眠れる"ということは、前にも述べたが今までの"旅の概念"を根底から覆すことになるのだ。

通常の旅行は、行く場所を決めれば、大切なのは宿探しである。

宿屋が決めれば、宿屋の都合に合わせねばならなくなる。

チェックインが15時ならばそのぐらいに合わせていく。

夕食の都合上最低でも14時30分迄にはとか言われてしまうのだ・・・

公共交通機関を使うならば、宿屋に合わせて時間を合わせ、車で行くならば宿屋に合わせて観光予定を組むのだ。

当日、台風や大雪等々の自然災害以外は、雨でも行かねばならない・・・

実は、「旅とは日常生活からの逸脱」と思っていても、"時間"にガッチリと縛られているのだ。

 

その"時間"から解き放たれる旅がキャンピングカなのだ。

「今日はここでいいや」と言えてしまうし、「明日、こっちへ行ってみようよ」とか目的地自体の変更も気分、天気次第でどうにでも出来てしまうのだ。

 

ざっくり、キャンピングカーの種類してフルコン(MOTORHOME)、キャブコン、バンコン、軽キャン、トレーラーの5種類に分けられる。

トレーラーは自走できないために、車で牽引するタイプだが、これも大きさによって普通免許で牽引可と要牽引免許に分けられるが、是非牽引免許取得若しくは、教習所で牽引の練習することを強くお薦めする。

 

先ずは自分の欲しいタイプを選ぶこと。

価格も大切だが、趣味の世界なので先ずは自分の好きなタイプだ。

MOTORHOMEが欲しい場合、新車ならば1000万円以上はするが、10年落ちの中古ならば手が届くかも知れない。

その場合、500万円だとして10年落ち走行距離15万㎞と新車のキャブコンが選択しに入ってくる。

その場合、たとえキャブコンを買っても自分の意思の選択の結果となる。

端から諦めるのとは違う!!!

それとアメ車ならば、中古市場だと価格ががた落ちするので狙い目に見えるが、自動車税等の維持費を考慮に入れなければならない。

今更6000ccの排気量など流行らない・・・

 

今回の私の知り合いの相談だが、彼の場合はキャンピングカーが欲しいという動機が不純である。

キャンピンカーを買いたい理由は、自由な旅行やキャンプをしたい、災害時も考慮に入れてとかいうのは正当だと思うが、都内で飲んだ後、横浜に帰るのがめんどくさいから欲しいという不純な理由なのだ・・・

 

さてこの場合だと、バンコン(ハイエース等のバンを改造したタイプ)か軽キャンのなる。

泊まるとすれば、都内の駐車場であろうから、駐車場に入るサイズで無いと不味い。

この場合、高さである。

私のMOTORHOMEだと車高が3.5m(天上付けのエアコンの室外機まで)なので、屋内や地下の駐車場には先ずは入れない。

すると、通常サイズのバンコン(バンコンでも車高を高くしているのもある)か軽キャンが現実的であるが、問題は都内の屋内駐車場で車中泊出来るかである。

仮に出来たとして、トイレはどうか?等々車以上に問題点が多そうである。

社用接待ならば、経費でホテルに泊まった方が安上がりだと思うが・・・

 

今更だが、マナーも大切である。

昨今はRVパークと言って2000円前後払ってキャンピンカーを止められる施設も揃ってきた。

電源も貰えるが、RVパークでは基本終車スペースなので、外で火を焚く等の行為は禁止である。

道の駅や高速道路のSA/PAも同じで、悪まで休憩施設であるので、外での調理等は厳禁である。

休憩には仮眠も入る。

「キャンピンカーで仮眠している」というグレーゾーンで今の所上手く廻っている。

だから、同じ道の駅では連泊しない!!!・火を焚く等のキャンプ行為はしない・昼過ぎから駐めて泊まる準備をしない。

私の判断だが、私は16時を目安としている。

16時ならば"夕方"と言える。

次の日も遅くても9時前には出ることにしている。

朝早く目が覚めてしまうので6時には出発してしまうが・・・

これからキャンピンカーライフを楽しみたいと思っている方には、是非とも守って欲しい。

これが出来ないと"車中泊禁止"となって、結果的に善良なるキャンパーが不便を被ることになる。

 

とにかく、キャンピングカーライフを楽しみ出すと、お天道様と共に寝て、お天道様と共に目が覚めるという人間本来の生活リズムになってくるから不思議である。