10年以上前に、あるバイク雑紙を観ていると、面白い景色が目に入った。
記事を読むと、岩手県の八幡平(はちまんたい)にある"雲上の楽園"という廃墟である。
たびたび夕方のTVショーでも取り上げられていた。
Harleyで行こう行こうと思っていたが、何せ岩手県である!!!!
箱根のように朝6時前に出て、9時前(正味三時間で往復)に帰宅するという訳には行かない・・・
そんなこんなで、十年が経ち、HarleyでなくMotor Homeで行く事になった。
岩手県民ご自慢の岩手山であるが、確かに雄大で見ているだけで感動を覚えた。
毎回朝早くに家を出ていたので、今回はMotor Homeの特性を生かし、夕方に家を出発してみた。
頑張って東北道をひたすら走ったが、国見SAで事切れた・・・
チャー様連れだと、お世話が大変である。
旅慣れているので、車を止めて降りるタイミングが分かっているらしく、興奮し始める。
しかし、はしゃぎすぎて自宅に戻るとぐったりとしている・・・
人間は遠出して雄大な景色を見て感動するが、チャー様を始め犬は、景色など眼中に無い!!!
あるのは嗅いだことの無い臭いと、如何に自分の臭いを残すかが重要みたいである。
八幡平温泉は良い湯であった。
ホテルの立ち寄り湯であるが、貸し切り状態であった。
硫黄の臭いで、入ると肌がツルツルしてくる・・・
温泉天国である。
そして、これが問題の廃墟であるが、ここは硫黄坑で昭和40年代まで採掘していたと思った。
硫黄も輸入した方が安価であるため閉山となったらしい・・・
だが、今も鉱山から流れ出るヒ素を含む鉱毒水を、年間5億円以上掛けて中和しているという・・・
閉山前はここに25000人以上が済んでいて、映画館もあったと言う・・・
たまたま、近くにいた老人のグループと話をしたら、その内の一人は「私はあそこの左端に住んでいたの」との事。
車のナンバーを見て「東京からわざわざ???」と驚かれたが、「ここは有名ですよ」というとさらにビックリされた。
話は盛り上がったが、男鹿半島に行くというと、「夕日を是非観て」と薦められ、一路八幡平越えの道を進んだ。
男鹿半島の先端の入道埼に着いたときは、丁度日の入りの時刻であったが、何と地平線に雲がかかっていた・・・
ここは北緯40度らしく、気持ちの悪いモニュメントが建っていた・・・
こんな物に金を掛ける心境が意味不明である・・・
人がいなくなったため、チャー様のリードを外すとカモシカのように飛び跳ねて走り回っていた。
「これで今夜はぐったりと寝てくれる・・・」と思ってしまうのだ・・・
そして、入道埼の駐車場で一夜を過ごし、日の出も見てやろうと思った。
18時を廻ると誰もいなくなった・・・
おいおい、一台ぐらいキャンピングカーがいると思ったが、ここに一人とは心細くなる・・・
夜中に雨音で目が醒めた・・・
もの凄い降りかであった。
夜が明けても雨脚が弱まることが無かったので、取りあえず男鹿半島から秋田市内へ向かったが、天気予報が変わっている・・・
10月8日の土曜日だけが雨予報であったが、一週間雨予報に変わっていた・・・
観光を断念して、帰宅することにした・・・
後から思えば、Motor Homeなのだから、ゆっくりと室内(車内)でTVや映画を観て天気の様子を覗う余裕が欲しかった・・・
まだまだ、Motor Home初心者である事を思い知った・・・
次回頑張ります!!!











