USAのカリフォルニア州での最低賃金が、一時間15ドルと州議会で決まったらしい・・・
一時間15ドルというと、現在のレートで言えば時給1600円となる!!!
日本でもアルバイトは、こんなに貰っていないと思うが・・・
小売店は潰れてしまうと、私の友人も嘆いていた。
このままだと大企業はカリフォルニア州から出ていってしまう。

さて、先日トラックドライバーに関するニュースを耳にした。
トラック業界も、小泉の頃の規制緩和で運送会社が雨後の筍状態で、過当競争に突入したという。
多くは中小企業で、経営は楽でないという。
荷主からのダンピングや、燃料費高騰、高速道路のETC割引の廃止や割引率の悪化等々、トラック業界を取り巻く環境は厳しい・・・

東名・名神高速のSAやPAの大型車駐車スペースも少なすぎるという。
夜間、20000台のトラックが東名・名神を走っているが、途中のSA等の駐車スペースは2000台分しか無いのが現実で、ドライバーは空きが無ければ運転を続けるほかない。
当然、居眠り運転等の危険な状態という。
あるドライバーは、月給約20万円で週に一度家に帰れるかどうからしいいし、10時間以上ぶっ通しで運転している。
その背景に、大手運送会社は増収増益だが、そのしわ寄せが全て中小企業にいっていて、富の分配どころか、富の集中状態らしい。
例えば、元請けの大手はトラックの輸送費として100万円ぐらい貰うが、下請け、孫請けと5番請けまで行くと輸送量が30万を切るという・・・

正に薄利多売で、中間搾取が横行しているのが現状である。

規制緩和はある意味正しいが、このような弊害を考えると、元請会社はその仕事を子会社までとかいう規制は必要な気がするし、トラックドライバーの最低賃金や荷運び代金の最低料金を法で定める必要があるし、発注先がその値段を下げるような言葉を発したら、即逮捕、重い罰則金を課すぐらいのことをせねば問題の解決は難しい・・・

中小企業も正当な料金を貰えれば、ドライバーの労働環境も改善されるはずだ。

実はこれらの問題は、我々にも直結している重篤なことである。
我々も普段、車やバイクを利用して高速道とを走っている。
そして多くの大型トラックを目にするが、その中のドライバーが、居眠りをしていたりしたら、我々が事故に巻き込まれる危険性があることである。

トラックがノンブレーキで玉突き衝突をした場合、ぶつけられた車数台は大破して乗っている人も先ず助からない・・・
相手は10t以上の代物である。

トラック業界の問題は、我々の自動車Lifeにも直結する問題だし、トラックは日本経済の我々の物流の血液である。
トラックが動かねば、我々の日常生活は破綻するのだ!!!

もう少しトラック業界に関心を持ち、トラックドライバーの環境改善にも注視する必要があるのではないか?