最新のスターウォーズ"フォースの覚醒"の予告編を観た。
私の読みだと、ルークが父ダース・ベーダ卿の後を継いで、銀河帝国皇帝になっていると思っている・・・

さて、じっくりとスターウォーズを考えると、本当に面白いのか?
私が小学生の頃に観た最初のスターウォーズを思い返すと、ハッキリ言ってつまらない・・・
元の黒澤明監督の"隠し砦の三悪人"の方が遙かに面白い。
良く良く考えてみて欲しい。オビワン、ルーク、ソロ、チューバッカ、C3PO、R2D2がデススターにとらわれた。
しかし、あれだけの要塞に対人レーダーがないのはおかしいし、そもそもオビワンが命がけで牽引ビームを切って、ルークたちを逃がしてくれるが、ファルコン号を追ってきたのは数機の戦闘機である。
おいおい、直径120㎞もある大要塞ならば数千機が追ってきても良いはずだ。
USNavyの空母ロナルド・レーガンでさえ、搭載機は90機である。
因みにロナルド・レーガンは東京タワーを同じ長さである。
巨大だと言ってもたかだか333mである。
デススターは、直径120,000mである。
追っ手は3機だか4機だった記憶が・・・
それに、エピソード4の最後にXウィングでデススターの排気口に爆弾を打ち込むのだが、いくら巨大要塞と言っても防空火器は十分にあるはずだし、牽引ビームのスイッチを入れ直せば戦闘機は近づけなかったはずだ・・・

個人的には、スターウォーズよりも宇宙戦艦ヤマトの方が壮大な話であると思う。

不思議なのだが、やはりアメリカ人の限界であろうが、"帝国=悪"なのである。
ただ自分たちは気が付いていないのが、アメリカ合衆国でなくアメリカ帝国であるこに・・・
だいたい軍事力を背景に相手国を恫喝しているやり方は、旧帝国主義と言わざる終えない。
大日本帝国はこの帝国主義を行っていなかった・・・
実はローマ帝国も戦いで領土を広げてはいなかった。
文明と文化で周りを圧倒し、相手を飲み込んでいったのだ。
しかし、ローマ帝国の凄いのは、皇帝はイタリア半島出身者に限っていなかった。
トライアヌス帝やテルマエロマエで出てくる皇帝ハドリアヌス帝もスペイン出身であった。

さて話を戻すが、ジェダイの復讐で反乱軍が皇帝を倒すが、銀河帝国が滅んだとは書いていない。
そもそも、エピソード1から3までで共和制自体も機能していなかった。
だからこそパルパティ議員が皇帝となって、銀河系を治めたのだ。
これで思い出すが、"北斗の拳"である。
主人公のケンシロウは、覇王を名乗るラオウを倒そうとする。
しかし、核戦争後の荒廃した世界である。
法も秩序もなく有るのは、弱肉強食の現実である。
そこに登場したのがラオウである。
ラオウは己の北斗神拳の強さで、軍団を作りこの世の平定を目指していた。
それを邪魔したのが、北斗神拳の正当なる後継者であるケンシロウである。
ラオウを覇王としてこの世を恐怖で治めようとしたが、法も秩序ない世界なのだから、恐怖で治めるは当然である。
その後に、教育を施し法と秩序の回復である。
もし、ケンシロウがラオウを倒すのならば、ケンシロウが王となって国をまとめる義務がある。
ラオウだけ倒して知らんぷりしたら、世の中がまた乱れ、結果的に弱い立場の人々が殺されてしまう。

徳川家康公は秀忠公に言われたらしい。
「私は覇者であるが、お前は王者でなければならない」
だから、家康公は自らお手で豊臣家を滅ばしたのだ。

詰まり、銀河帝国を倒すのであれば、その後の政府を作らねば意味がないのだ。

スターウォーズのフォースの覚醒も期待しすぎると落胆が激しいかも知れない・・・
つまらない物と思って観れば、存外楽しいかも知れない・・・