先日、"のだめカンタービレ"をVODで初めてちゃんと観た。
なんと地上波放送は平成18年(2006年であった)で、かれこれ9年前である。

私はこれを初めて観たのは、平成20年の冬であった。
LAの彼女宅でXmasと新年を過ごしていたが、その時ネットで日本のTV番組を観れることを教わった。

日本でクラッシック音楽は、音楽では最上位の権威である。
明治以降、田舎者が作った政府が西洋かぶれだったため、日本の古きを捨て去り、西洋一辺倒に傾いた為である。

しかし、実は舶来品好きは、昔からであったらしい・・・
江戸時代も「南蛮渡来」といえば高値が付いた・・・

日本の近代化はいつからであろう?
間違っても「黒船からである」と答えないように!!!
日本の近代化は徳川吉宗公のお陰であると言っても過言では無いらしい。
"享保の改革"で西洋書物の輸入購読を許可したのだ。
探求心の強い大和民族の知識人は、こぞって海外の知識を漁ったのだ。
だから、黒船が来たときも幕府は、メリケンという国のことも、大統領という平民から選ばれ人間が統治していることも、上院下院の議会があることも知っていた。
だから、ペリーが勝手に開戦出来ないことも知っていたから、適当な理由を付けて追い返している。
開戦するには議会の承認が必要であるから・・・

さて、問題を戻すと日本の近代化の始まりは、アヘン戦争で1842年にエゲレスに清国が敗れたことを知ったことからである。
当時の日本人が驚いたことは想像出来る。
これにより、いち早く西洋と付き合うことを視野に入れていたのだ。

さて、日本ではバレエも文化的地位で言えば、劇団よりも上に位置している。
それは、バレエはクラッシック音楽の範疇に入っているからである。

私のお気に入りの曲に、バッハのブランデンブルグ交響曲があるが、これは神聖ローマ帝国のブランデンブルグ辺境伯爵が、バッハを城に呼びつけて、「余のために何か曲を作れ」と命じて作らせた曲である。
バッハを呼じゃうんだぜ!!!
バッハに命令して曲を作らせて、演奏もさせちゃうんだぜ!!!
どれほどの権力かって!!!

神聖ローマ帝国の辺境が領地であったから辺境泊という称号らしいが、現在のドイツのブランデンブルグ州とベルリンとポーランドの一部が領地であったらしいが、伯爵は選帝侯の権利を持っていて、この選帝侯とは、神聖ローマ帝国の皇帝を選ぶときの選挙権らしい・・・

さて、のだめカンタービレの影響で、ヘルベルト・フォーン・カラヤン(
Herbert von Karajan)のBeethovenのsymphonyのDVDを買ってしまった。
今観ながら書いているのだが、何と私はこれと同じ物をレーザーディスクで持っているのだ!!!
悔しいが、快適に観るためには買い直すしかないのだ!!!
カラヤンは貴族の息子である。
確かに彼の顔には気品が漂っている・・・
私が小学生の頃、母親に買って貰ったレコードは、カラヤン式のBeethovenの第九とチャイコフスキーのピアノコンチェルトであった。
それ以来、カラヤンが好きなのだ。
高校時代に、エレキ(ギター)をやりたいと母親に言ったところ、一族会議で否決された。
伯母は「我が家系には800年間、音楽に秀でた者を排出していないから、やっても無駄!!! 勉強しろ」が応えであった・・・
我が家系は消費するだけの家なので、美味しい食べ物、良い音楽を訊くことを楽しんでいる。

さて、問題は、"のだめカンタービレ"で千秋様はのだめに、「作曲者の感情だけを表現しろ」と言っていた。
しかし、作曲者の本当の意図など誰も知らない。
確か、マーラー自身が録音した音源が残っていて、そのCDを買った記憶がある。
それは完璧にマーラーの意思であるから、演奏の解釈など必要無い。
だが、Beethovenの解釈となれば、それは想像するしかないではなか。
それを言うならば、現在のオーケストラの配置が間違っている。
ベートーベン当時は、指揮者から見て左側が第一バイオリンで右側が第二バイオリンである。
現在は右から第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラの順である。
これこそ正に作曲者の意図に反しているといえる。
ベートーベンは少なくとも曲を書くときに左右両脇がバイオリンとして構成しているはずだ。
詰まり、現代風に言えば、5.1chで録音された曲を2.0chで訊いているのと同じである。
サラウンドになることによって曲の深みを計算されていても、通常のステレオで訊いていたら、作曲家の真意は伝わってこないはずだ!!!

独り言でした