昨日、切腹なる映画を観てしまった。
仲代達矢主演の昭和37年(私が生まれていない・・・)のモノクロ映画であったが、代えってそのセピア色が作品に重厚さを与えていた。
粗筋は書いていると長くなるのでググってほしい。
されこれは貧乏良人が金目当てで、諸藩の上屋敷の御門前で「切腹志願」をする。
諸藩も最初の内は「天晴武士」と言って召し抱えもしたが、どの藩も人では余っていたのでその内いくばかりかの金を与えていた。
しかし、江戸には2万人を越える良人がいた。
皆に金を配るわけにも行かずに、ある日井伊家に来た良人千々岩がきたおり本当に切腹させてしまったのだ。
それも貧乏良人だから腰の大小は竹光であったのに、イジメモードも加わり、竹光で腹を切らせた。
イジメは更にエスカレートして、何とか腹に竹光を刺した千々岩が「介錯を・・・」というと「当家は古式に則った切腹の作法故、真一文字に切った後、上から下に裂いたら介錯いたす」という。
竹光だ、切れるはずはない。
最期は苦し紛れに舌を噛み切った。
その死に様も武士にあらずと嘲り笑う。
されこれは他人事であろうか?
主人公の津雲半四郞は元芸州福島藩の藩士であったが、幕府の豊臣恩顧の大大名家潰しの罠にはまり改易となった。
福島藩は藩士12000名ほどいたらしいが、家臣の家族家人を入れれば10万人を越える規模である。
今で言えばそれなりの地方都市一つが一夜のうちに住みかと仕事を失ったのだ!!!!
今、仕事のない若者の数は増大の一途らしい。
中でもそれなりの大学を卒業しても職に就けずに、生きていくためにアルバイトをしているという。
そして、30歳を越える・・・
キャリアを積んだ30代の人間の転職とアルバイトだけのノンキャリアの30代の人間、もやはこの間には大河が流れている。
こうした底辺の奴らが増えている・・・
この国は本当に安泰なのか?
奴らは年収200万円も行かない最低な生活。
方や女性を馬鹿にした発言をした都議は年収1500万円超である。
これで良いのか?と私でも思う・・・
話を戻すと、仲代達矢演じる津雲は井伊家に切腹したいが、介錯人を選びたいという。
沢潟、稲葉、矢崎と指名したが、皆諸病のため休暇願をだしていたが、家老の斉藤にたいして津雲は身の上話を始める。
千々岩は甥で、自分の娘美保の婿でもあった。
しかし、私に言わせればここが間違っている。
改易後、津雲も千々岩も江戸に出てきている。津雲は傘張り、千々岩は寺子屋で子供に読み書き算盤を教えてその日の糧を得ていた。
津雲の所に傘問屋の親爺が来て「娘さんをさる大店の養女にして、榊原家11万石の側室へ」という話が再三来ていたらしいのだ。
美保は人並以上の器量好しであった。
当時の日本は一夫多妻制だから、本妻と側室がいるのは当然の世の中であった。
そこに側室の話が来れば、万が一生んだのが男子で、その子がお殿様になれば大変な出世である。
津雲だって家老も夢でないはずである!!!
しかし、奴は断ってその日の糧も不自由している千々岩に嫁がせてしまう・・・
意味不明!!!「武士は食わねど高楊枝」私の好きな諺であるが、これは自分自身の粋であって、他人に強要してはならないはずだ!!!
その後男の子が産まれるが、絵に描いたような貧乏にこれまた絵に描いたような不幸が重なる。
美保が結核、ガキが高熱で今にも死にそう。
そこで、千々岩が切腹騒ぎで金を手に入れようとしたが、その場で腹を切らされてしまった・・・
父を追うようにガキがしに、美保も死んだ。
津雲は復讐のために、千々岩の死に唾を吐きかけるような言動をした三人を襲い元結を切り落とした。
武士にしてみれば殺される以上に恥である。
さて、井伊家中の剣豪3人の元結を投げつけられて激情した家老斉藤は家臣団に切り捨てろと命ずる。
しかし、関ヶ原、大阪冬夏の陣を生き抜いてきた武士と、剣術の鍛錬のみの武士との差が出て、一人を討ち取るのに大騒ぎであった。
結果、討ち取られるのだが、井伊家の大家紋を血だらけにされ、家宝音である井伊開祖井伊直政公の甲冑をボコボコにされ投げつけられたりとさんざんな目に遭った。
家老斉藤は元結を取られた3名に切腹を申しつけたが、殿様は国表に帰っていて不在だったが、お世継ぎ様がその時たまたま御老中土井様のお屋敷に思ういていて不在であった。
津雲に斬り殺された家臣は病死として片を付けようとした。
映画はそこで終わっていたが、私はその後若殿が帰ってくる。
屋敷内の大惨事を目の当たりにして、当然怒り心頭に発するはずだ。
何と言っても家宝の家中の有様である。
まあ、私なら家老斉藤に白扇を取らせる!!!
白扇を取らせるとは腹を切れと云うことである。
この映画を観て思うのは、人間どちらの側にもなり得るということである。
因果応報である。
そうならないように日々精進を心掛けたい。
日本の国もこのまま行くであろうか?
失う物のない奴ほど怖ろし存在であることに気が付いて欲しい。
仲代達矢主演の昭和37年(私が生まれていない・・・)のモノクロ映画であったが、代えってそのセピア色が作品に重厚さを与えていた。
粗筋は書いていると長くなるのでググってほしい。
されこれは貧乏良人が金目当てで、諸藩の上屋敷の御門前で「切腹志願」をする。
諸藩も最初の内は「天晴武士」と言って召し抱えもしたが、どの藩も人では余っていたのでその内いくばかりかの金を与えていた。
しかし、江戸には2万人を越える良人がいた。
皆に金を配るわけにも行かずに、ある日井伊家に来た良人千々岩がきたおり本当に切腹させてしまったのだ。
それも貧乏良人だから腰の大小は竹光であったのに、イジメモードも加わり、竹光で腹を切らせた。
イジメは更にエスカレートして、何とか腹に竹光を刺した千々岩が「介錯を・・・」というと「当家は古式に則った切腹の作法故、真一文字に切った後、上から下に裂いたら介錯いたす」という。
竹光だ、切れるはずはない。
最期は苦し紛れに舌を噛み切った。
その死に様も武士にあらずと嘲り笑う。
されこれは他人事であろうか?
主人公の津雲半四郞は元芸州福島藩の藩士であったが、幕府の豊臣恩顧の大大名家潰しの罠にはまり改易となった。
福島藩は藩士12000名ほどいたらしいが、家臣の家族家人を入れれば10万人を越える規模である。
今で言えばそれなりの地方都市一つが一夜のうちに住みかと仕事を失ったのだ!!!!
今、仕事のない若者の数は増大の一途らしい。
中でもそれなりの大学を卒業しても職に就けずに、生きていくためにアルバイトをしているという。
そして、30歳を越える・・・
キャリアを積んだ30代の人間の転職とアルバイトだけのノンキャリアの30代の人間、もやはこの間には大河が流れている。
こうした底辺の奴らが増えている・・・
この国は本当に安泰なのか?
奴らは年収200万円も行かない最低な生活。
方や女性を馬鹿にした発言をした都議は年収1500万円超である。
これで良いのか?と私でも思う・・・
話を戻すと、仲代達矢演じる津雲は井伊家に切腹したいが、介錯人を選びたいという。
沢潟、稲葉、矢崎と指名したが、皆諸病のため休暇願をだしていたが、家老の斉藤にたいして津雲は身の上話を始める。
千々岩は甥で、自分の娘美保の婿でもあった。
しかし、私に言わせればここが間違っている。
改易後、津雲も千々岩も江戸に出てきている。津雲は傘張り、千々岩は寺子屋で子供に読み書き算盤を教えてその日の糧を得ていた。
津雲の所に傘問屋の親爺が来て「娘さんをさる大店の養女にして、榊原家11万石の側室へ」という話が再三来ていたらしいのだ。
美保は人並以上の器量好しであった。
当時の日本は一夫多妻制だから、本妻と側室がいるのは当然の世の中であった。
そこに側室の話が来れば、万が一生んだのが男子で、その子がお殿様になれば大変な出世である。
津雲だって家老も夢でないはずである!!!
しかし、奴は断ってその日の糧も不自由している千々岩に嫁がせてしまう・・・
意味不明!!!「武士は食わねど高楊枝」私の好きな諺であるが、これは自分自身の粋であって、他人に強要してはならないはずだ!!!
その後男の子が産まれるが、絵に描いたような貧乏にこれまた絵に描いたような不幸が重なる。
美保が結核、ガキが高熱で今にも死にそう。
そこで、千々岩が切腹騒ぎで金を手に入れようとしたが、その場で腹を切らされてしまった・・・
父を追うようにガキがしに、美保も死んだ。
津雲は復讐のために、千々岩の死に唾を吐きかけるような言動をした三人を襲い元結を切り落とした。
武士にしてみれば殺される以上に恥である。
さて、井伊家中の剣豪3人の元結を投げつけられて激情した家老斉藤は家臣団に切り捨てろと命ずる。
しかし、関ヶ原、大阪冬夏の陣を生き抜いてきた武士と、剣術の鍛錬のみの武士との差が出て、一人を討ち取るのに大騒ぎであった。
結果、討ち取られるのだが、井伊家の大家紋を血だらけにされ、家宝音である井伊開祖井伊直政公の甲冑をボコボコにされ投げつけられたりとさんざんな目に遭った。
家老斉藤は元結を取られた3名に切腹を申しつけたが、殿様は国表に帰っていて不在だったが、お世継ぎ様がその時たまたま御老中土井様のお屋敷に思ういていて不在であった。
津雲に斬り殺された家臣は病死として片を付けようとした。
映画はそこで終わっていたが、私はその後若殿が帰ってくる。
屋敷内の大惨事を目の当たりにして、当然怒り心頭に発するはずだ。
何と言っても家宝の家中の有様である。
まあ、私なら家老斉藤に白扇を取らせる!!!
白扇を取らせるとは腹を切れと云うことである。
この映画を観て思うのは、人間どちらの側にもなり得るということである。
因果応報である。
そうならないように日々精進を心掛けたい。
日本の国もこのまま行くであろうか?
失う物のない奴ほど怖ろし存在であることに気が付いて欲しい。