読者から、Wの悲劇の続きはどうしたとのご指摘を頂き、たった今、再度観直しました。

さて、まあ、世良公則演じる森口昭夫は、21世紀の今なら、犯罪者で有るが、先日、友人らとこれまた懐かしい、金妻シリーズ外伝的存在の、"金曜日には花を買って"を観たが、これまた世良公則が、ストーカー役として登場していた。

いや、世良は、ストーカーをやらせたら天下一品だと思って、思わず笑ってしまう。
この話は、別の時にしてみよう・・・

さて、Wの悲劇後半戦は、主人公三田静香(薬師丸ひろ子)が、劇団の大阪公演に行った先で、大どんでん返しがある。
劇団トップ女優の羽鳥翔(三田佳子)の演技が、爆発する!!!
ああ、薬師丸ひろ子の下手さが・・・
流石大女優の貫禄演技に、薬師丸撃沈である。

まあ、翔のパトロンが腹上死(男の夢だね・・・後のことは宜しくでね)して、スキャンダルを恐れた翔が、たまたま舞台後に静香が、翔お小遣いをもらいそのお礼にたこ焼きを買ってきて、彼女の吠える野部屋のドアノブに掛けた。
しかし、大女優にたこ焼きって、この女、何を考えているんだ???
しかし、この無神経さが、彼女のその後を変えていくのである。

その時の三田の演技は、一見の価値ありで有る。
まあ、パトロンの財界の有力者の死体を、静香の部屋に移し、彼女とのSEX中に死んだことにするのだが、その見返りは、静香がオーディションで落ちた若手の登竜門的役の和辻まこ役をゲットである。
そして、高木美保演じる菊池かおりを下ろすシーンの、三田の見事な演技、これは拍手するしか無い・・・

DVDを買って最初に観たとき、「三田佳子は、こういう人間だ!!!」と納得してしまうほどである。

まあ、本公演は、菊池かおり急病との事で、急遽オーディション2位の三田静香になるが、梨本氏を初めとした本物の芸能レポーターをそろえた辺りが、角川春樹のすごさか。
その折の大舞台監督の蜷川幸雄の演技に注目!!!!
下手くそな薬師丸ひろ子の演技の折、余りの臭さに、顔半分を手で覆い隠しているが、笑いをこらえている!!!のが分かる。

それを観ていた森口昭夫が、夜、静香のアパートの階段に煙草を吹かしながら座っていた。
って、これって今ならご近所から110番間違いない!!!!

そして、何故か静香を叩く!!!
そこで、あの名台詞「顔は殴らないで!!! 私女優なんだから」である。
っていうか、何故森口に殴られるのか、意味不明である。
別に付き合っているわけでも、将来の約束をきちんと交わしたわけでも無いのに・・・

一回Hしただけで、一緒に住まないか?って気持ちが悪い!!!
そんなに女に飢えているなら、ソープに行けって!!!
要するにSEXが下手なんだよ。上手ければ、女が離れませんから!!と言っておく。

まあ、舞台前に、五代淳(三田村邦彦)が、羽鳥翔とホテルのバーらしき所で、飲んでいて「久しぶりに俺の所へ来ないか?」と誘っているが、この馬鹿は、一体劇団員の女何人食っているんだ?と言いたい。
同じ職場では、1人食ったら、それ以上食ってはいけない鉄則が分かっていない!!!
翔は「ごめん、今喪中だから」と断り、事の真相を五代に話す。

東京公演初日は、上手く終えたが、その出待ちで事件が起こる。
ファン、マスコミが殺到する中、菊池かおりがナイフを持って、事の真相を叫びながら、静香に斬りかかる。
ガードマンは何もせずに、スルーさせた・・・
そして、森口が、静香をかばって代わりに刺されてしまう・・・
っていうか、誰が菊池かおりに喋ったのか?が問題だ。
答えは、五代しか居ない!!!
と言うと、五代は、かおりとも肉体関係を持っていたと言うことになる・・・
最低の男とである、離婚問題で擦った揉んだした三田村邦彦でなく、あくまで五代淳である!!!!

そして、エンディングへ向かっていく。

さて、ここからの捉え方が、別れる。
この真相をぶち撒かれ、スキャンダル女優になって、全てを失った説がある。

しかし、私は違う方を取る。
先ず、劇団は、マスコミに菊池かおりが急病で、役を交代したことを告げていたから、当然、ノイローゼにして、乗り切ったはずだ。
もし、それが真実だと、看板女優の羽鳥翔は、死体遺棄、証拠隠滅で逮捕起訴されるし、三田静香も死体遺棄で逮捕起訴は免れない。
しかし、普通に生活していたと思える。
それは、最期に寄りたいところが有ると言って、わざわざタクシーをUターンさせ、森口が一緒に住もうと言った家を見に行くのだ。

あんなに金が無いと言っていた静香が、一人でタクシーに乗って、それもわざわざ寄り道させている!!!
これは、金を掴んでいないと出来ない行為で有る。

そして、森口が「そんなに何日も入院させてもらえる傷じゃなかった」と言っている。
と言うことは、一週間以内だったはずだし、菊池かおりの方も、精神疾患で有りもしないことを叫んで刺したとなれば、不起訴の可能性もある。

そう考えると、「ごめん、お見舞いにも行けず」の静香の台詞は、舞台が忙しくて抜け出せなかったと取るべきだし、死体遺棄であったならば、拘置所をそんなに早く出て来られない・・・

「もう一度やり直さない・・・」的な台詞も、何か始まっていたのですか?とマジ突っ込み出来る!!!

そして、色々と経験した静香は、これを機にさらなる躍進していくと言って、あの歌が始まる・・・

しかし、薬師丸ひろ子ってぶすだよね!!!
昔から好きで無かったから・・・

それを考えると、今の芸能界の"見た目"演技力、歌唱力二の次的発想の、諸悪の根源は、角川春樹にあったと言える!!!
角川三人娘、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子らである。

彼奴は、コカインで有罪で無く、日本の芸能界を学芸会レベルに落とした罪で、服役すべきである!!!!

しかし、"蘇る金浪"、"汚れた英雄"、"復活の日"等々、歴史残る映画も彼のおかげであることを忘れてはいけない・・・
おっと、確か、不朽の名作"彼のオートバイ、彼女の島"も角川映画であった。
今年の夏は、絶対ミーヨの島へブリュンヒルデ号かヴァルキューレ号で行ってやる!!!!
これが、今年の計であった・・・