去年、LAのブックオフで石立鉄男の"気まぐれ本格派"DVD BOXを買った。
「石立ホームドラマの集大成!!!」というキャッチフレーズで、思わず買ってしまったのだ。

観始めると、舞台は神楽坂であった。
しかし、石立鉄男のウザイ演技が鼻につき、いらいらしてくるが、話としては面白い。
徐々に話が進んでいくと、確かにある意味石立ワールドに入っていく。
と、その時、恐ろしい事実に気が付いた。
そのDVD BOXは前編であって、後編のBOXが存在したのだ!!!
慌てて、これを買ったブックオフ(Gardena店)に行ったが、後編は無かった。
私の住んでいる界隈のブックオフは、コスタメサ付近にあるので、車で40分、渋滞覚悟のFreeway405で行ったが、そこにも無かった。

そこで、日本に行ったときに、後編を買っておいたのを、この度、観たが、奴のウザイ金切り声に癖易してくる。
「どうして、怒鳴る?」「何故、確認せずに突っ走る?」である。

これが出来た昭和50年代って、こういった男が受けたのであろうか?

それが観終わったので、日本で買ってきたやはり石立鉄男、大原麗子主演の"雑居時代"を観始めた。

ここでも、奴の演技は、うるさいオヤジである。
見栄っ張りで、空元気、女性に対して粗暴であり、女性の気持ちに無頓着である。
こんな男、何故もてた?のか、昭和が遠のいたのか?

確かに、私が女性関係を持ち始めたのは、平成になってだから、当然、気を遣う(一応、本人は使っているつもり
)し、女性の話を聞く。

自分の当然としている行為が、石立ワールドでは、全く観られない・・・

雑居時代は、今日やっとDVD BOXの前編が終わった。
気まぐれ本格派を観終わって感じたのが、義理と人情だが、それを黙って解れ!!!的な、目して語らずが美徳とされている。
だが、実際は、目して語らずでは、女性に"愛"は伝わらない。
やはり、言葉に出さねばならない。
ここUSAでは、毎日「I love you Baby」と言わねばならない!!!!
女性から「I love you Honey」と言われ「Me too」などと言った日には「お前は愛していないのか?」とか「Why don't you say love me?」などとお叱りを受けてしまう!!!

詰まり、日本人が涙する義理と人情の世界は、全てが"寅さん"ワールドである。

フーテン野郎が、ふらりと来て、大騒ぎして去って行くのである。
映画寅さんは、全ての回の根底がこれでなっている。

ちょっと違うが似たようなのが、釣りバカ日誌である。
建設会社営業の浜ちゃんは、仕事はしないが、釣り気狂いだが、釣りを通しての人情で涙を誘うのだ。

だが、全てに共通するのは、寅さんや釣りバカ日誌を観ると、人情に触れて涙するが、寅さんや浜ちゃんが、身内にいたら、こんな迷惑な話は無い!!!!

あくまで他人事であるから、「いい話ですね」で済むが、家族にいたら「殺してやろうか!?」である!!!!

正に、気まぐれ本格派の主人公清水一貫も、役立たずだが、人情と義理で、家族や周りを巻き込んで騒動を起こすが、最終回で、無意味に去って行く!!!
見終えて感じたのは、石立鉄男は、最初からいなくて良かったのでは・・・であった!!!!

これと同時進行で、金妻シリーズも観始めた。
日本に居ると、色々な誘惑でこういったDVDをじっくりと見る時間が無い!!!!

まあ、金妻シリーズの話は、次回に書くとして、石立鉄男のドラマは、単にストーカー紛いの、今の世なら犯罪すれすれである!!!

これを観て育った団塊の世代にストーカーが多いのは、納得できる。

携帯電話も無い昭和では、駅や家での待ち伏せしか、会う手段が無かった。
電話を掛けるとき、「お父さんがでたらどうしよう」とそれだけで心臓がばくばくであった。

確か、「電話を3回コールして切ったら俺だから!!!」的な約束をしていた記憶がある。
だが、コードレスフォーンの現代では、タイムラグがあるから、3回コールだと、下手をすれば相手方は鳴らない!!!!

今となれば、世界中どこにいてもlineで愛を語れる。

便利な世の中になったのか、薄っぺらな世の中になったのか・・・
電話も出来ずに、数ヶ月ぶりに会えば、SEXも燃え上がるであろうが、こう毎日連絡をとっていると、日本に居るときと何も変わらない!!!
まあ、それでも逢えば燃え上がるのだが・・・

人間、男女を問わず、恋をすると呆けないらしいし、元気で長生きできるらしい・・・

どんなに金を持っていても、まともな恋愛が出来ない人間の人生は、無意味だと思う・・・

「愛こそ全て」と言っておこう!!!