今、VOD(ビデオ・オン・デマンド)で、トム・クルーズ主演のオブリビオンを観た。

まあ、ネタバレしない程度にだが、宇宙人に攻められた後の世界を描いていた。
人間は、宇宙人との戦争で、核兵器を使用したため、戦争には勝ったが、汚染されたため、人類は宇宙ステーションに住み、土星の衛星タイタンへの移住計画を立てている。

まあ、大どんでん返しがあるのだが、人類のために、主人公が命を捨てて敵をたたくのだ。

何週間か前に観た映画、マッド・デイモン主演のエリジュウムも結果は、同じように主人公が犠牲になって、人類を助ける的である。

しかし、エリジュウムは安っぽいヒューマンドラマで辟易してしまったのは私だけであろうか?

近未来、地上は汚染されたため、貧乏人しか住んでいなく、金持ちはスペースコロニーに住んでいて、DNA治療装置があって、怪我や病気、老いすら治してしまうのだ。
詰まり、不老不死である。

地球上では、其の日暮しの貧民が溢れ、怪我人、病人で溢れかえっている。
そして、スペースコロニーへ密航して、治療装置で治療しようとしている。
だが、幾ら何でも、いきなり人に家の窓硝子を割って侵入してきて、我が子を助けるって、意味不明な行為!!!

だって、そんな世の中ならば、"死"こそが、救いの筈だ!!!
殺人、暴行が横行している世の中である。
生きているのが、辛い!!!

呆けた年寄りが、長生きしたり、寝たきりの老人が、身体中管だらけで生かされ続けているのが、果たして医療なのであろうか?
治らないのなら、治さないという選択も有って良いのでは?
順序から言っても、歳の順なのだから、問題ないはずだし、日本には100最上位の人が、5万4千人いるらしいが、この内の半分以上は寝たきりの老人である。

下手すれば、意識が朦朧としていて「私は誰?」状態の人も多いという。

これで、生きているというのか?
尊厳死を認めていない、身勝手な国が日本である。
自殺者数も多いが、生きる権利ばかりで、死ぬ権利を法が認めていない後進国だ。

映画では無いが、不老不死は、貧乏人にとっては永遠の地獄に等しい。
浮浪者が、真冬に路上で生活をしている。
行き倒れていたら、誰かが救急車を呼ぶが、奴らは税金を自らの意思で払っていないのに、救急車に乗って病院に行くこと自体、身勝手だと思うが・・・
まあ、100歩譲るとするが、そこで死なせた方が、本人には幸せかも知れない。
助けてしまって、入院している間は良いが、健康になったら、また極寒の路上に逆戻りだ!!!

まあ、社会全体の問題として捉えねばならないことは、確かであるが・・・

まあ、世界一の長寿国であるが、問題は、長寿の内容である。
寝た切り、意識は無いが、只生きているのか?
世界一周旅行を満喫しているのか?では、大違いである。

生の問題が大切なのは言う迄も無いが、"死"に付いても、真剣に社会で話し合う必要があるのではないか?

今日、オブリビオンを観てそう感じた。