昔より、三寒四温という言葉があるが、まさにその言葉通りの今日この頃である。

つい最近まで、朝、蝉の鳴き声で目が覚めていたが、今朝、新聞を取りに行ったら、蝉の声に変わって、蟋蟀の合唱であった。

蟋蟀とかいて、コオロギと読むが、余談ではあるが、昔アルゼンチンタンゴをアルゼンチン人に習っていた。
彼は、日本が好きで、辞書で日本語を勉強していて、会話は問題なく喋れるし、「なんでそんな言葉知っているの?」と驚かされることもたびたびあった。

そして、何に一番驚いたかというと、"漢字が書ける"である!!!
間違いなく、普通の日本人より漢字を書ける筈だ。
あるとき、漢字のやりとりをしていて、虫のくもを我々は"クモ"と書くが、彼は"蜘蛛"と書くのである。

話が逸れたが、季節の移り変わりは、何も立秋からでなく、鴨長明が、方丈記の中でも書いている通りに、夏の暑さの中にも、秋の気配があるのだ。

かくゆう私も、8月の暑い盛りの夕方の日差しに、秋を感じたのだ。

そうやって日が回り、又冬が来て正月が来る。
そして、一つ歳を取るのだ。

そう考えると、人間は、今やろうと思ったことは、先延ばしせずに今すべきである。

映画、「ナイト&デイ」の中で、トム・クルーズが、キャメロン・ディアスに言っている言葉が、印象的であった。
「いつか、したいとは、しないという意味だ」である。

人は良く言う「いつか、何何をしたい」だが、それは単なる夢であって、実現しない。
そう考えると、行動的に写る人は、この"いつかしたい"をいつかでなく今、頑張っているのではないか?
いつかしたいと思ったら、今から行動を始めなければ、一生出来ないのだ。
  
私が子供の頃、田宮二郎の"白い滑走路"というドラマを観て空に憧れ、「大人になったらパイロットになる」と決意させた。
しかし、中学生になると、視力が落ちたためパイロットになるという決意は、何時しか夢となった。

大学時代、友人がパイロットになるために、飛行訓練を受けていたが、私も感化され、始めようとした矢先、日本に帰ってしまった。
「まあ、何時でも取れるよ」と思ったが、パイロットになるためには、20年を要してしまった・・・

これらのことを考えて、「今は直ぐに行動」をモットウとしている。

Harley仲間に「老い先短いからさ」が口癖の奴がいるが、確かに、そうかも知れない。
人間は、この世で100%確実に約束されているのは、"死"である。
そして、この"死"は、歳の順では無く不意にやっても来る。
だから、最期の時に後悔しないためにも、今を充実させ、やりたいことがあるのなら、行動することである。

頑張って生きた者には、素晴らしい死があり、輪廻転生すれば今より徳を積んでいるはずである。