スタジオジブリの宮崎駿氏が、引退表明をして話題となっている。

しかし、私の友人のアニメツーMの話だと、氏は、「過去に何度も引退を表明していたから、当てにならないんじゃいの?」との事。

宮崎駿氏は、過去に"10年"説を唱えた。
詰まり、ある事に携わっると、10年で燃え尽きる的な意味合いだそうだ。

そうなると、彼の監督作品のスタートを"ルパン三世カリオストロの城"とすると1979年であるので、1989年で終わっていることになる。
"風の谷のナウシカ"は1984年、スタジオジブリとしての、初の長編アニメ映画は、1986年の"天空の城ラピュタ"、1988年の"となりのトトロ"である。
この後、魔女の宅急便、紅の豚と続くわけだが、確かに、この辺までは面白い。
私的には、紅の豚が好きであるが・・・

しかし、その後の、"もののけ姫"は、首を傾げたし、最期の輝きが、"千と千尋の神隠し"であったと思う。

あと、ハウルの動く城も好きだ。

だが、Mの話だと、風の谷のナウシカですら、駄作だと言っている。
あれは、宮崎駿の書いた漫画を読むべきで、長編漫画を2時間ぐらいのアニメ映画にすること自体、不可能なことらしい・・・

確かに彼の子供の五郎が、"ゲド戦記"でやらかしてしまい、能力の無さを世に知らしめてしまった・・・
長編なのだから、内容を端折らないで、"ロードオブザリング"の様に、3部作にすべきであった。
又、劇場用とBlu-ray用にディレクターズカット版を出す手もあった・・・

そして、"風立ちぬ"の何処が面白かったか、何故に宮崎駿が泣いたのか、意味不明で、私的には駄作であると思う・・・
まあ、蒸気機関車の86と96は良く描けていたが・・・
この二代は、86は後のCで96は後のD型となるのだが、大正時代の機関車だけに、優雅に出来ている。
煙突なんかも、美を感じるカーブである。
昭和は、質実剛健、機能性重視になっていくのだが・・・

だから、「宮崎駿引退!!!」のニュースを訊いたとき、「やっぱりね」であった。
人生晩節を汚さずである。
だからといって、彼の業績は偉大である事に違いは無い。
彼の作った長編アニメに、誰もが知っている"アルプスの少女ハイジ"がある。
私も子供の頃、このアニメを見て育ったが、世界中の人々もこのアニメを観て育っている。
特に凄かったのが、スイス人の知り合いも、我々のハイジを見て育ったというのだ!!!

ハウルも、原作を読むと、映画がより理解出来る。

そうそう、去年流行った映画に"テルマエ・ロマエ"があった。
来年、続編が公開されるらしいが・・・
この映画を初めて観たのは、去年の飛行機の機内であった。
機内で、余り寝付けないので、私は定時5本ぐらいの映画を観ている・・・

そして、先週、日本映画専門チャンネルで放映されていたので、録画してみたら、やはり面白かった。

その事をMに言ったら、「あの映画は、つまらない。先ず上戸彩がうざい。原作を読んでみて」であった。

そこまで言われたら悔しいから、アマゾンで6巻セットを買い、昨日読んだ!!!
余りの面白さに、一気読みであった!!!
確かに、映画は端折りすぎだし、皇帝ハドリアヌスが暴君的に描かれているが、実はハドリアヌスは皇帝在位の殆どを、国境線視察や現地の軍団の訓練、再編を行っていた。
イギリスのハドリアヌスの壁やアテネのハドリアヌスの門などが有名である。

ローマの国境線と言っても、広いぜ!!!
ヨーロッパはドナウ川沿いに、黒海まであって、そこからシリア、イスラエル、エジプト、リビアを経てモロッコまでが国境だ!!!

彼の義父であるトライアヌス帝が、帝国領土を最大にしが、ハドリアヌスは、修理工のように、帝国内部の壊れた箇所を丹念に補修していった感じであった・・・
今の日本の馬鹿脳天気政治家には、彼の爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらいだ!!!

そこで、テルマエ・ロマエも原作を読むことをお薦めしたいし、風の谷のナウシカも原作を読んでみれば、"映画が駄作だ"が理解出来ると思う・・・