今、何故か往年の"赤い"シリーズに填まっている。

今月に入ってから、「赤い激流」を観ている。
これは、私が小学六年生の頃に、TV放映されていたと思うが、このドラマで使われていてショパンの"英雄ポロネーズ"が、大流行していた。
私も漏れずに、レコード屋に買いに行ったが、英雄ポロネーズの入ったLPを買ったつもりが、"軍隊ポロネーズ"で、泣いた記憶がある。

今観ても、内容が胃もたれするほど濃く、以外とサスペンス調に作られていて、面白いのだ!!!!

だが、水谷豊演じる田代敏夫は、天才ピアニストだが、破天荒な、自称天才ピアニストの父親田代清司を殺した廉で逮捕され、死刑囚となる。
そうそう、この頃は尊属殺人罪があって、"死刑"だった。
尊属殺人罪を廃止してから、父親を金属バットで殴り殺すとう当時としてはショッキングな事件が起きた。

しかし、今観ても、ドラマだからと言っては身も蓋も無いが、ずさんな警察の捜査で、最初は、義父大沢武(宇津井健)を逮捕し、次に母親の大沢華江(松尾嘉代)を逮捕するという目茶苦茶である。

今なら、誤認逮捕連続2回は、首どころか、「お前が逮捕だ」と言われかねない大失態だ!!!
そして、遂に、田代清司の息子田代敏夫を逮捕、起訴して、判決が死刑である。

しかし、首尾一貫犯行を否認している人間を、一方的に状況証拠だけで"死刑"って、国家権力による暴力であるとか思えない。
父親田代清司は、自宅マンションで全身7カ所だから8カ所を滅多刺しにされ、ご丁寧に死体を灯油で焼かれているのだ。

普通、灯油の入手経路とか調べるだろうって!!!
それに、包丁で人を刺すと、鍔が無いから握っている自分の手を刺した反作用で切ってしまうのだ。

まあ、ドラマ上だが、警察のインチキ捜査が目に余るし、一審で死刑判決が出ても、控訴するだろうって!!!
いきなり刑が確定してしまっているのもね・・・
まあ、ドラマだから、ドラマティックに最終回へ突入しなければならいからね・・・

しかし、これを観ていて、思ったのは、実際に冤罪で死刑になっている人がいるだろうということだ・・・

事実、冤罪で何十年も刑務所に入れられている人もいる。
詰まり、これって冤罪が無くならないのは、冤罪を作った側に責任が無いからである。

冤罪を起こしたら、担当刑事、担当検事共に同じ刑罰を受けるとなると、慎重になるよね。
それに、足利冤罪事件の無能裁判官(判決を言い渡した奴で無く、DNA鑑定が違っていたと知ったにも拘わらず、再審請求を棄却した奴)は、懲役20年は食らわさないと・・・

結局、一般人が無実で何年刑務所に入ろうが、死刑になろうが、奴らの腹は痛まないと言うことであろう・・・

ドラマの担当刑事が加藤武で「よし!!! 分かった!!! 犯人は彼奴だ」の映画横溝正史シリーズの間抜けな刑事のイメージが強いからなおさらだ!!!

いよいよ、ドラマも佳境に入り、最終回を残すのみとなったが、明日は朝から女王様とのトレーニングだから、今日は寝ることにした・・・

そうそう、昼間、ガーデナのBook Offに行ったら"赤い絆"のDVDBOXが売っていた。
私の注意を引いたのは、田宮二郎主演の"白い荒野"であった。
$50であったため、躊躇してしまった・・・

これを観終えたら、買いに行くかも・・・