残暑が厳しいと、馬鹿の一つ覚えのように、TV天気予報は言っているが、30年前の私が学生の頃も、9月から2学期が始まり、2週目までは暑かったのを覚えている。

昔の言い方だと、9月は長月であるが、太陰暦の8番目の月になるので、実際には今は葉月となる。
良く物を知らない奴らは、太陰暦を旧暦と呼称するが、これは大きな間違えで、不遜な罰当たりである。

神仏は、未だに太陰暦で動いておられる。
だから、太陽暦の元旦に初詣に行っても、これは神々的に言えば、初詣でになっていない。

2月初旬にある節分が、太陰暦の大晦日にあたり、節分の次の日が、新年である。
ここから睦月となり、29日が一月計算で来る。
だから、二四節季当の季節の灯台的な行事を設け、実際の季節と暦の季節のズレを知るのだ。

当然、ずれてくるから、その分閏月を儲け、季節と暦を一致させているのだ。

だから、この太陰暦で、我々の運気も動いているのだ。

ついでに言えば、古代エジプト占いやタロット占い当での生年月日も怪しいかも知れない。

そもそも今の太陽暦は、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世によって作られた暦であって、これ以前に発祥した占いであったら、当然生年月日もずれるはずである。

それまでは、ユリウス・カエサルが作らせた、ユリウス暦が使われていたが、グレゴリー暦は、このユリウス暦の改訂版である。

でも、以外と知られていないのは、このユリウス暦を実際に作ったのは、クレオパトラ7世が率いた、古代エジプト人の英知である。

まあ、残暑と言っても、暑さの中に涼しさが有り、気温が真夏と同じ30度になっても、何故か過ごしやすさがある。

朝方、けたたましく鳴いていた蝉に変わり、気が付けば蛼(コオロギ)が鳴いている。
昔は、コオロギとは、今のキリギリスであった。

コオロギとツクツクボウシのコラボレーションが、初秋を演出してくれている。

私は、この頃の朝の匂いが好きだ。
この季節、日本に居るのは6年振りである。
何故か、心が落ち着く季節、庭の虫の声と共に、夕べには酒を酌み交わそう。