我が母親が、「私の全財産をチャコちゃんに残したい」とまで言って憚らないほど、溺愛している。
ただ一つ、母上の気に入らないこと、それは、チャッピーを買ってきたのが私であったことだ!!!!


そのチャッピー様が、先週から「お風邪をお召しに成られた」らしいのだ。
食欲旺盛であったのに、急に御飯を残すようになったのだ。
チャッピーの献立は、肉、キャベツ、人参、鰹節少々に、ゆで卵か、スクランブルエッグか、卵焼きのどれか1/3卵に、母は、豆腐や御飯少々を与えている。
その肉も、牛肉は今半か、紀伊國屋、仔羊、名古屋コーチンか、比内地鶏、真鴨等で、飽きないようにローテーションを組んで与えている。
このうち、キャベツを残すようになり、肉だけを食べていた。
母と私は、「病気か??!!!」・「死んだらどうしよう」と、右往左往であった。
所が、昨日の朝、キャベツ一つを与え、別のキャベツを冷蔵庫から出してきて、いつものように料理して与えた。
その前日、私は、チャッピーが夏ばてしていると思い、冷しゃぶを作ってあげたが、やはりキャベツを残していた・・・
そう、昨日の朝あげると、なんとぺろりと綺麗に平らげてくれた。
「何故急に?」と考えると、それまであげていたキャベツは、そこらの安売りスーパーで買った物であった。
先週、新宿高島屋の地下の紀伊國屋で、食材を買い込んできたが、キャベツを忘れ、途中のスーパーで140円位のを買ったのだ。
確かに、そのキャベツにしてから、チャッピーは、全くキャベツを食べなくなっていたのだ。
今回のキャベツは、クィーンズ伊勢丹のキャベツである。
人間ならば、「紀伊國屋やクィーンズ伊勢丹は、高級スーパーだから、美味しいかも・・・」となるが、相手は犬で、全く金銭感覚ゼロである。
ということは、「キャベツ自体の問題か?」となる。
農薬を使っているのかも知れないし、キャベツ自体の種類が違うのかも知れないが、もし、農薬だとしたら、普通のスーパーで買って、知らず知らずにそれを食べ、農薬が体内に蓄積することが、福島発の放射能より怖いことかも知れない。
放射能は、皆注意するが、農薬に関してはどれだけの人間が注意しているのであろうか?
私は、アメリカでは、WholeFoods以外のスーパーでは、野菜類を始め、肉類も買わないことにしている。
このスーパーは、100%オーガニックであるからだ。
しかし、日本は何処までオーガニックに拘っているのか、分からない・・・
何故、チャッピーに高級な肉を食べさせているかというと、彼女はグルメであり、ある日、普通にスーパーで買ってきた、肉を生であげたら、食べないのだ。
しかし、今半の肉は、飲み込むように食いつく!!!!
この差は何?である。
管理栄養士の友人に聞いたら、肉には色が黒くならないように、二酸化炭素だか、亜硝酸塩(違法でなく、厚生労働省認可有り)を掛けているというのだ。
人間は、先ず生で食べない。
調味料という魔法の粉で、肉本来の味をごまかしてしまう。
しかし、幸か不幸か、犬の嗅覚は人間の比でないのだ。
犬の目ならぬ、"鼻"は誤魔化せない。
だから、チャッピーが良いという物を我々も食べているのだ。
「チャッピー、病気なの?」
と聞く我々に、もし彼女が喋れたら、
「こんな、農薬臭いキャベツを食べさせるな」と言われるだろう・・・
まさに、生き物は凄い!!! 人間が万物の霊長と威張っていること自体、本当は自然界に対する冒涜かも知れない・・・