山寺こと立石寺に行った。
ここは、松尾芭蕉の俳句の"閑かさや、岩にしみ入る蝉の声"で有名な寺である。

小学生の頃、国語の時間で、この蝉は何蝉かと、皆で議論し合ったことを覚えている。

"古池や、蛙とびこむ水音"を江戸の芭蕉庵で詠んだらしいが、この蛙は何蛙か?である。

当然、飛び込む音は「ポション」をイメージできる。
雨蛙だと「ピチャ」だし、蝦蟇(ガマガエル)だと「ボチャン」という感じだ。
まあ、歴史的にあの辺りにいた蛙を考えると、赤蛙だったらしい。
大きさは、殿様蛙よりやや小振りだそうだ。

ということで、山寺の蝉は何蝉か?
子供の頃は、ミンミンゼミだと思っていたが、昨日分かったのだ!!!!
それは「ニイニイゼミ」であった。

4日前から、我が家の木木でもニイニイゼミが、鳴き始めたが、山寺では、専らニイニイゼミの声しか聞こえない。



しかし、階段が上の本院まで1050段らしいが、伊達に週3日以上ジムに行っていないね。
全然平気だ!!!



途中の山門のだが、紅葉の頃に来たらさぞ綺麗なんだろうなと思わせる・・・



左は、奥の院から観た気色である。
一番最初の写真の中央にあるのが、奥の院である。
しかし、昔の人は、こんな山奥の岩の上まで、よく木材を揚げて建物を建造したと思うと、先人の偉大さに敬服してしまう。

そして、右が、芭蕉が蝉の遺骸を思って詠んだ句を埋めた場所らしい。

ジイ様の一人Sは、山門(仁王堂)で、心臓がバコバコいって引き返したらしい。
まあ、Sは去年、心臓の弁膜症の手術と、脳動脈瘤の手術をしているから、大目に見ることにするが・・・
しかし、Harleyの仲間は、SはHarleyから降りると誰しもが思ったが、本人は、又バイクに乗ってツーリングに行くことを思い、大病を乗り切ったという。
たかが、バイク、然れどバイクであろう・・・

奥の院から更に本院に行く手前で、Mが「もう限界、入口の前の茶屋で待ってます」と言い残し、脱落していった。

結局、私だけ、一路本院を目指した。
しかし、水筒を持ってきて正解である。
タイガー製の水筒で、朝ホテルで氷を沢山入れて貰い、山寺の麓の店の自販機で御茶を買い、水筒の中に入れて、持ってきたが、何時飲んでも冷たく美味しいのだ!!!
次の朝まで、何と氷が入ったままであった・・・
「凄いぞタイガー魔法瓶!!!!」

実は、夏場のツーリングでは、この手の水筒は重宝するのだ。
休憩の旅に自販機で500mlの御茶系を買っても、結局飲みきれずに、捨てるか、そのままバックに入れておくかだが、冬ならまだしも、この季節は、直ぐに温かい御茶になっている!!!
だから、家から大目の氷を入れて、御茶を入れてくると、最期まで冷たいし、御茶を飲みきったら、自販機で新しいのを買って水筒に入れれば、これまた冷たさが持続するのだ!!!



これが、本院である。
実は、Mが脱落した場所から、直ぐであった。
これって、人生そのものだと気付かされた。
何でも(願い事、幸せ、人生の目標等)実は、人の手の届く場所にあるが、通常人はそれに気がつかない。
余りにも遠くにあると、思い込んでいて、人はそれを諦めているのだ。
諦めずに進める人間だけが、結果を掴める。
そう、実は手を伸ばせば、誰しも掴めるのに、掴めない・・・

悟りの近いのかも・・・

山寺は、一度行ってみることをお薦めする。