"瞳の奥の秘密"というアルゼンチン映画を観た。
これは、ベンハミンという裁判所に務める書記官と、彼女の上司イレーヌとの恋と、ある女教師殺人事件の被害者の夫の銀行員リカルドを中心に25年の時を交錯させながら進んでいくのだ。
因みに、アルゼンチン女性は、超美人が多い!!!
私事で恐縮だが、学生時代、サンタモニカに住んでいた頃、大学で知り合ったティナというアルゼンチン人と付き合ったことがあった。
彼女に対する第一印象は、「ミロのビーナスが動いている」であった!!!
まあ、映画はスペイン語で、英語と違って字幕を読まねばならいのが大変だが、いや、大人の映画であるし、薄っぺらなハリウッド映画とは一線を画している。
25年前のある日、執務室に判事が新しい検事補を連れてくるところから始まる。
イレーヌは、多分名門のでであり、アメリカの大学のロースクールで博士号を取っている。
それに対してベンハミンは、地元ブエノスアイレスの高校卒業後に裁判所に詰め始めた事務方である。
そんな2人が、一目惚れをして互いに引かれていくが、彼らの間には目に見えぬ大河が流れている。
そんなある日、美人教師が暴行され殺される事件が起きた。
この被害者が、超美人である。
彼女を見て、若き日が蘇ってのだ・・・
犯人のゴメスは、後日逮捕され、終身刑となるが、後日政治的取引で、釈放されてしまう。
まあ、アルゼンチンは、そういった意味でやばい国である。
南米の割に、黒人が居ないし、インデオも居ない。
私のタンゴの先生ファンと昔、その話になったら、「皆殺しにしたよ」と笑っていっていた。
そうそう、エビータというマドンナが演じた映画があったが、エビータは、大統領夫人であって、彼女の死後、防腐処理を施され棺に納められていたが、後に起きた軍事クーデターの折、貧乏兵士共が彼女の棺を開け、何と事もあろうに死姦したのだ。詰まり、死体を輪姦したのだ。
挙げ句の果てに、エビータの遺体は、盗まれ後日イタリアあたりで発見されて、現在はアルゼンチンに戻っているが、指が何本か紛失していたらしい。
「これも、アルゼンチンでは、有名な話ね」とファンが言っていた。
ゴメスは、チンピラを集めてベンハミンを殺そうと彼の家を襲撃させるが、間違って彼の友人のパブロを殺してしまう。
イレーヌは、彼の身を案じ、田舎にかくまうが、その際の別れのシーンが、汽車である。
彼女は、親が決めた婚約をベンハミンに「俺と結婚してくれ」とのプロポーズを待ち続けていたが、社会的地位の違い等から彼は、言い出せないでいた。
別れ際すら、お互い本心を言い出せずにいたし、汽車が走り出すと、彼の名を叫びながら走るイレーヌ、銀河鉄道999の鉄郎とメーテルの別れのシーンの逆バージョンである。
最期、窓越しに手と手が触れ合う・・・
そして、25年後にベンハミンは退官して、小説を書き始めるが、やはり小説のネタは、この事件であった。
思わずイレーヌと再会し、心の奥底で燻っていた情熱が燃え始める。
ベンハミンは、結婚したが駄目で離婚していたが、イレーヌは、夫と子供がいた。
リカルドを尋ねると、彼は農村部に引っ越し、ひっそりと生活をしていた。
しかし、彼には秘密があった。
それは、自宅の物置置くに、ゴメスを監禁し続けていた。
リカルドは、25年前のパブロが殺された夜、ゴメスの後を付けていて一人になった彼を襲い、そのまま監禁を始めていたのだ。
言葉を失う、ベンハミンに「此奴は、終身刑だよな」と言った。
下らない正義感の日本だったら、ベンハミンは、警察に連絡していたと思うが、アルゼンチン人の彼は、黙って帰っていくのだ。
リカルドは、ゴメスに虚無に死ぬまで生かし続けたいと考えていた。
確かに、3畳ぐらいの部屋に25年間監禁されていたことを考えると、相当辛いと思うし、尚かつ、一切話しかけていないのだ!!!!
そして、愛する人を失ったリカルドの失われた25年と同じく愛する人を自分から25年間諦めていたベンハミンは、決断した。
そして、彼女に会いに行く。
「話があるんだ」
イレーヌは、彼の様子を見て言った。
「難しい問題があるのよ」
「構わない」
ベンハミンがそう言うと、イレーヌは微笑んだ。
総詰まり、彼女もこの台詞を25年間待ち続けていた。
お互いの瞳の奥を探りながら・・・
何か、観終わった後、心が温かくなった。
興味のある人は、是非お薦めしたい。
BS IMAGICAで放映されているし、DVDも販売されている。
これは、ベンハミンという裁判所に務める書記官と、彼女の上司イレーヌとの恋と、ある女教師殺人事件の被害者の夫の銀行員リカルドを中心に25年の時を交錯させながら進んでいくのだ。
因みに、アルゼンチン女性は、超美人が多い!!!
私事で恐縮だが、学生時代、サンタモニカに住んでいた頃、大学で知り合ったティナというアルゼンチン人と付き合ったことがあった。
彼女に対する第一印象は、「ミロのビーナスが動いている」であった!!!
まあ、映画はスペイン語で、英語と違って字幕を読まねばならいのが大変だが、いや、大人の映画であるし、薄っぺらなハリウッド映画とは一線を画している。
25年前のある日、執務室に判事が新しい検事補を連れてくるところから始まる。
イレーヌは、多分名門のでであり、アメリカの大学のロースクールで博士号を取っている。
それに対してベンハミンは、地元ブエノスアイレスの高校卒業後に裁判所に詰め始めた事務方である。
そんな2人が、一目惚れをして互いに引かれていくが、彼らの間には目に見えぬ大河が流れている。
そんなある日、美人教師が暴行され殺される事件が起きた。
この被害者が、超美人である。
彼女を見て、若き日が蘇ってのだ・・・
犯人のゴメスは、後日逮捕され、終身刑となるが、後日政治的取引で、釈放されてしまう。
まあ、アルゼンチンは、そういった意味でやばい国である。
南米の割に、黒人が居ないし、インデオも居ない。
私のタンゴの先生ファンと昔、その話になったら、「皆殺しにしたよ」と笑っていっていた。
そうそう、エビータというマドンナが演じた映画があったが、エビータは、大統領夫人であって、彼女の死後、防腐処理を施され棺に納められていたが、後に起きた軍事クーデターの折、貧乏兵士共が彼女の棺を開け、何と事もあろうに死姦したのだ。詰まり、死体を輪姦したのだ。
挙げ句の果てに、エビータの遺体は、盗まれ後日イタリアあたりで発見されて、現在はアルゼンチンに戻っているが、指が何本か紛失していたらしい。
「これも、アルゼンチンでは、有名な話ね」とファンが言っていた。
ゴメスは、チンピラを集めてベンハミンを殺そうと彼の家を襲撃させるが、間違って彼の友人のパブロを殺してしまう。
イレーヌは、彼の身を案じ、田舎にかくまうが、その際の別れのシーンが、汽車である。
彼女は、親が決めた婚約をベンハミンに「俺と結婚してくれ」とのプロポーズを待ち続けていたが、社会的地位の違い等から彼は、言い出せないでいた。
別れ際すら、お互い本心を言い出せずにいたし、汽車が走り出すと、彼の名を叫びながら走るイレーヌ、銀河鉄道999の鉄郎とメーテルの別れのシーンの逆バージョンである。
最期、窓越しに手と手が触れ合う・・・
そして、25年後にベンハミンは退官して、小説を書き始めるが、やはり小説のネタは、この事件であった。
思わずイレーヌと再会し、心の奥底で燻っていた情熱が燃え始める。
ベンハミンは、結婚したが駄目で離婚していたが、イレーヌは、夫と子供がいた。
リカルドを尋ねると、彼は農村部に引っ越し、ひっそりと生活をしていた。
しかし、彼には秘密があった。
それは、自宅の物置置くに、ゴメスを監禁し続けていた。
リカルドは、25年前のパブロが殺された夜、ゴメスの後を付けていて一人になった彼を襲い、そのまま監禁を始めていたのだ。
言葉を失う、ベンハミンに「此奴は、終身刑だよな」と言った。
下らない正義感の日本だったら、ベンハミンは、警察に連絡していたと思うが、アルゼンチン人の彼は、黙って帰っていくのだ。
リカルドは、ゴメスに虚無に死ぬまで生かし続けたいと考えていた。
確かに、3畳ぐらいの部屋に25年間監禁されていたことを考えると、相当辛いと思うし、尚かつ、一切話しかけていないのだ!!!!
そして、愛する人を失ったリカルドの失われた25年と同じく愛する人を自分から25年間諦めていたベンハミンは、決断した。
そして、彼女に会いに行く。
「話があるんだ」
イレーヌは、彼の様子を見て言った。
「難しい問題があるのよ」
「構わない」
ベンハミンがそう言うと、イレーヌは微笑んだ。
総詰まり、彼女もこの台詞を25年間待ち続けていた。
お互いの瞳の奥を探りながら・・・
何か、観終わった後、心が温かくなった。
興味のある人は、是非お薦めしたい。
BS IMAGICAで放映されているし、DVDも販売されている。