昨日、身体にピッタリのトレーニングウェアを買い、今日早速着て行った。

結構、自分で言うのも何だが、似合っているし、だいぶ身体が引き締まってきたため、それなりに見えるが、やはりお臍の横辺りが気になる。
マーサに見せたら、かなり受けていたみたいで、喜んでくれた。
しかし、その事が、この後「地獄」を見ることになるとは・・・

先ずは、軽くレッグカールから始まり、私の一番嫌いなトレーニングマシーンである、ヒップラインを鍛える奴があるのだが、これが本当にきつい!!!
膝、太股等が痙攣してくるが、マーサは勘弁してくれない。
それどころか、私の苦しむ顔を見ると「なんだかこっちまで嬉しくなっちゃう」と女王様振り発揮である。

身体の線がバッチリと出ているため、一目でここを鍛えた方が良いと分かるらしい。

とにかく、今日は全身、腹筋、足、胸と腕、辛くて「もう出来ません」連発だった。
当然、女王様は、完全無視で地獄の苦しみを味わいされられた。

マーサ曰く「確実に筋力が付いてきている」との事であった。
最初は、もっと軽いウェイトでGive Upしていたらしい。
その後、腹筋地獄へ突き落とされるハメとなる。

仰向けに寝て、足を90度上に跳ね上げ、その足を6カウントで下ろしていくのだが、これを20回やり、その後、やはり足を上に跳ね上げ数㎝下げて止めるを10回、前者と後者では、同じ腹筋でも使う位置が違うのだ。
これは、常に腹筋に力を入れておかないと、腰が痛くなるので、腹筋、背筋を使う感じである。
しかし、ここまで来れば、自分でも腹筋が付いてきたのが分かる。

今思えば「デブとおさらば!!!」を心に誓ってから、早10ヶ月が経った。
たぶん、デブ当時の体重は、オフィシャル97㎏だったが、実際は3桁だったかも知れない・・・
となると、今日、シャワー後にパンツ一丁で体重を量ったら、84.6㎏であった。
単純に、13㎏体重減だが「デブデブスパイラル」のダイエット失敗人達の体重減とは、同じ体重減だが、その質が天地ほどの差がある。

インチキダイエット(サプリや置き換えダイエット)は、食べないから、脂肪以上に筋肉量も落ちてします。
食べないから体重が落ちたように、見えるだけで、実際は身体にとってかなりやばい状態になっている。
身体は、栄養分が無くなると、脂肪も分解するが、筋肉を分解した方が直ぐにタンパク質だから、身体はイージーな方法を取るのだ。
その方が、無駄なエネルギーを使わないからだ。
そして、身体が飢餓状態だと判断し、今までと同じ量の食料を食べたとしても、余分に栄養を吸収しようとするためだ。

それと「体内時計」を知っているだろうか?
体内時計にも2種類あり、脳の活動と臓器の活動とで違うのだ。

余談だが、朝、通勤電車で爆睡している奴らがいるが、それをしてはいけない。
せっかく脳が覚めて活動を開始したのに、又停止させてしまうからだ。
そうなると、出社してもろくに仕事を出来る状況では無い。

脳の体内時計は、朝、日差しを浴びることで、リセットされ一日が始まるのに対して、臓器のリセットは、タンパク質を身体に取り込むことによってリセットされるのだ。

それも、起床後、最長で2時間以内に、タンパク質を取り入れねばならない。
そして、夕食の時間だが、起床してから12時間以内に取らねばならい。
14時間以降に食事を摂ると、身体は自然と余計に栄養分を取り込むシステムになっている。
だから、通常の人は朝7時に起きるから「夜9時以降に食べては太る」は、当たっているのだ。

10ヶ月掛けて、筋トレをして体重13㎏減と言うことは「デブデブスパイラル」の13㎏減とは違うとは、脂肪自体の減量は、20㎏以上落ちたことになるのだ。
その分、筋肉量が増えているから、差し引きがある。
しかし、筋肉量が増えると言うことは、基礎代謝量が上がっていると言うことだ。
筋肉質の身体になると、とにかく暑い!!! ただでさえ汗っかきなのに!!!
発熱することによっても、身体はカロリーを消費する。
大きくなった筋肉を維持するためにも、身体はカロリーを消費する。
だから、太りづらい身体と言うことになる。
増えた筋肉を維持するために、きちんと食べねばならないのだ。

「デブデブスパイラル」のデブ達よ、以上を早く理解して欲しい。
簡単に出来るダイエット方法など、絶対あり得ない!!!
先ず、甘い考えを捨てることから初めて欲しい。
「運動が嫌い」だから、デブなのだ!!!
そして、デブは醜い!!!
デブは、世間から笑われている!!!
「自分は醜いピエロ」と言うことを認識せねば、厳しい筋トレに耐える事は出来ない。
だが、それに耐える事が出来れば、誰でも「綺麗」に成れるのだ。
ブス、美人、格好良い男、醜男は、生まれつきだから、親の責任かも知れないが、デブは己の責任である。
でも、どんな人でも、頑張って打ち込む人間は、格好良く見えるのだ。

親の責任と言えるのは、30歳まで。
それ以降は、己の生き方で全てが決まる。
だからこそ、気合いを入れて、歯を食い縛り頑張ることが、人生には必要である。