今日、私はS子の被害に遭った。
昨日、ハリウッド式小顔整顔の第1回目の講義を受けてきて、是非人体実験したいという。
「何時も昼寝するんだから、小顔やってあげてる最中に寝なさいよ」思わず頷いてしまいがちに、言葉巧みにMassage Table(整体ベッド)に寝かされ、いざ小顔整顔開始だった。

スィートアーモンドオイルを塗りたくられ、耳の下の骨の隙間が、右側の方が大きく開いているという。
通常、人間の頭蓋骨は、23個の骨から成り立っていて、左半分が後方へ、右半分が前方へ捻れているらしい。
この捻れが激しいと、偏頭痛や肩こりの原因らしい。
酷いと自律神経失調症をも引き起こすらしい。

そう言えば、私の整体の先生も同じ事を言っていた。
ストレス等で頭蓋骨がよれるという。
ある日、急に左耳の後ろに出っ張っている骨に痛みが走った。
整体でそれを言うと、調べると(レイキで)、頭蓋骨の下の部分(たぶん脳幹部だと思った)によれがあるといわれ、直ぐに治してくれた。
人間の骨は意外と脆く直ぐにずれたりする。
とりわけマッタリと寛いでいる時に、壊れるのだ。
これは、筋肉が緩むせいで、関節等がずれやすくなるのだ。
だから、逆を言えば、直ぐに治せるのだ。
これが、東洋医学の凄いところだが、カイロプラクティックや整体は、馬鹿な明治政府以来の和魂洋才の精神を忘れ、西洋かぶれのお陰で、日本古来のものを否定し西洋のものが良いという馬鹿げた考えの基に、東洋医学が軽んじられ、切った張ったしか出来ない現代医学へと繋がっている。
例えば、柔術の「骨接ぎ」よりも整形外科の方を信用する風潮があるが、数年前に、右手首を痛くし、整形外科に行ってレントゲンを撮っても異常が無い。
原因が分からぬままに、湿布をされたが、掛かり付けの整体(鍼灸院)に行って先生に話したら、上から2番目の肋骨の付け根の背骨が歪んでいるとわかり、数秒で治してくれた。

つまり、こうした骨接ぎが、アメリカに渡り、独自に進化したのがカイロプラクティックである。
因みに、USAでは、カイロの先生は、博士号を持っていし、歴とした州政府公認の資格であるにもかかわらず、日本では誰でも成れてしまうという怖い話だ。

話は戻るが、S子は「ハリウッド式小顔整顔」のサロンを日本で開業するらしい。
施術後、感想を聞かれたが、爆睡していて何がなにやら分からなかった。面目ない・・・

その後、耳つぼダイエットのフォローの件で、私はS子をH美の元へ連れて行った。

2日振りにH美に会ったが、気のせいか少し痩せていた。
今日の体重は186ポンドであったらいい。
私との差は2ポンドである。

H美は私のことを「教祖様」と呼んでいるが、こいつが又々教祖の言うことを聴かない!!!

何と昼食を抜いているというのだ!!!
食べると太るから、食べないというのだ・・・
あれほど「痩せたいなら食べろ」と言っているのに、余計太ることばかりしている。
デブデブスパイラルにどっぷりだ。
結局は、何処かで覚悟を決めて頑張るしか無いのだが・・・
結局、H美は今週末に行く、コリアンBBQを楽しみにしているのだ。

しかし、乗りかかった船だから、出来うる限りの手助けはするつもりであるが・・・
徐々に意識改革を行っていることにした。
手始めは、自分がデブだと認識しているので、デブが恥ずかしいと思わせることから始めるつもりである。

しかし、USAはデブ大国だから、H美ぐらいのデブは、デブのカテゴリーに入らない。
240ポンド(108.8kg)以上からはデブだろうな・・・
それに、デブでも着れる服が、豊富に揃っているところが怖い!!!

150㎏越えのデブの服は容易に手に入るが、日本人の普通サイズは手に入らない!!!
チビは、子供服を着るしか無いのだ!!!

最近、スニーカーを買った。
リーボックのZIGTechを履いているが、これは優れものである。
もう一足、NIKEのrunning-shoesだが、履き心地はリーボックの方が良い。
そこで、サイズだが、ナイキショップの最低のサイズが10である。
私のサイズは10.5で、28.5cmである。
これより小さい奴は、子供用か女性用を履けと言うことか?

まあ、こういう国で痩せると言うことは難しいが、金持ちほど痩せていて、貧乏人ほど太っているのだ。
金持ちは、美味しい物を食べ、ジムに行ってトレーナーを付けて痩せる努力をするが、貧乏人は食っちゃ寝の生活である。

フロリダ州とテキサス州はデブの産地であるので、行く機会があったら、是非人間ウォッチングして欲しい。
そして、反面教師として己に戒めるのだ!!!

頑張れ、懲りない面々!!!