人間、本当に自分に甘く出来ている。
この心の隙を埋める方法を見付けなければならない。
やはり、人生これ修行であろう。
今朝、40分間のウォーキングをして、今夜もジムに行くという事に安心してしまい、昼ご飯はスパゲッティを作って食べてしまった。
あれほど「小麦製は腹に付くよ」と言われたにもかかわらずである。





つくづく人間(私自身だけ?)の意志の弱さに「喝!!!」である。
そして、夕ご飯は、鮭のホイル焼きを作ろうと思った。
そもそも午前中に書いたブログで、「安芸」に焼き魚定食を食べに行こうとか言っていたが、考えたら今日はLAは、10月1日の土曜日であった。
土曜日は混むのだ。
それを避けるならば、目茶苦茶早く(午後5時位?)には行かないと、2週間ほど前にも、安芸に行くとなにやら駐車場に人だかりが出来ていて「何並んでいるの?」と聞いたら、「待っているんだ」と言われ唖然だったが、一人はカウンターだから待たずには入れたが、店内はイラク戦も真っ青な程の戦場とかしていた。
混んでいるのに、ウェートレス2人では無理でしょう?
キッチンには、日系のオーナ風男が刺身を切って、アミーゴ(メキシコ系)が3人、一人は天麩羅を揚げ、一人は肉を焼き、魚をグリルしていて、もう一人は盛りつけをしている。
奥の厨房では、若いアミーゴがひたすらキャベツの千切りをしている。
日本語、英語、スペイン語が入り交じって、さながら戦場である。
というトラウマから、焼き魚は家で食べようと思ったのだが、時計を見ると6時近い!!
焼き魚は諦め、ハウス食品の直営店「カレーハウス」(そのままじゃん!!!)に行くと決め、7時に家を出ると決め、早速サラダを作り食べ始めた。
マーサ曰く「とにかく最初にサラダを食べろ」に従っているのだ。
とかく日本人は、指示されることが好きな国民である。
医者に行き「この薬は、毎食後に」とか、「食間に」、「朝」、「寝る前」と言ったように指示されることに慣れている。
以前、アメリカで風邪を引き、日本から持っていた抗生物質の薬が全く効かなかったので、地元の医者に行った。
「この抗生剤を一日一回、5日分だ」と言って渡された。
日本人として当然の質問をした。
「で、何時飲めば良いの?」
「だから、一日の中で好きなときに飲むんだよ」
「それじゃ、困る。朝なのか、昼なのか、夜なのか言ってくれないと!」
「だから、好きなとき飲め」
と数分の押し問答の後、遂に医者が根負けして「じゃあ、起きたら飲め」と言うことで、一件落着を見た。
だから、日本人は自主性がないとか言われてしまうが、これが政府の飼い慣らし作戦で、どっぷりと浸かって育った性なのだから仕方ない。
とにもかくにも、デルアモプラザ内の「カレーハウス」に向かった。
近いと思っていたが、0.9mileもあった。
しかし、開けてビックリ玉手箱!!!とは、このことだ!!!
カレーハウスの前に黒山の人だかりがあるではないか!!!
いつからアメリカ人は、カレーライスが好きになったんだ!!!
と車の中から叫んだが、当然奴らには聞こえない。
仕方なく、カレーを諦め、我慢していたラーメンに頭の中がシフトした。
そして、ミツワトーランス店フードコートの「山頭火」へと向かったが、いざ付いてみると「店終わってるじゃん」と時計を見ると19:25である。
店の前の終了時間は19:15であった。
渋々、車に乗り、隣のモールへ行き、天麩羅モードでなく、やはりラーメンモードであった。
そこで、名前は覚えていないが、チャーハンの量がたぶん日本に住んでいる限り見たことのない量である。
2合は優に有りそうだ。
そこで、半チャーハンならどうだとラーメン半チャーハンセットを頼んだ。
しかし、チャーハンが来ると「何処が半チャーハンだ」と突っ込みを入れられる程の量、詰まり通常の日本での一人前はある。
これにラーメンが1.5倍から2倍の大きさだ!!!
「こんなの無理」と思いつつも完食してしまった。
急いで、ゴールドジムを目指した。
「やっちまった!!!」と後悔先に立たずである。
46年間、何度この言葉に泣かされた事やら!!!
ジムに着くと、今日はやたらと空いている。
ここで、女王様から課せられた指示通りのプログラムをこなし、何時もより多めに且つハードに有酸素運動をこなした。
トレッドミルなど、走りながら腕を振る。
その腕から汗が、トレッドミルのモニターに降り注ぎ、ベトベトになってしまった。
袖から汗がしたたり落ちる。
これでもかと、炭水化物ばかりを食べてしまった自分自身にお仕置きとばかりに、激しく走りインターバルで歩きを繰り返し、気持ち悪くなる一歩手前まで追い込んだ。
夏休みの宿題を、8月24日位から半ベソかきながらやった若い日々が、脳裏に浮かんでは消えてゆく・・・
ああ、自分って、あの頃から成長していないのか・・・
と暗い夜の景色を見ながらひたすら歩いた。
そうそう、階段の有酸素運動しているときに、ラグビーのW杯らしきものが放送されていた。
イタリア対アメリカだったが、緩い日本のラグビーを見慣れている私は、本当にカルチャーショックを受けた。
これは面白い。
正に肉弾戦!!!
イメージが沸かない人のために、像対カバの戦いで、何十頭もの象とカバが一つの餌を求めて、アフリカのサバンナで土煙あげてもみ合っているのを想像して!!!
白人同士の戦いの迫力、又情けないイメージのイタリア野郎が凄いの何のって!!!
デブのくせして格好いい!!!
だから、サッカー男子も緩いんだよ。
スポーツその物が緩い!!!
早くスポーツ省でも作って、世界で通用する選手を育成しないと「所詮2流」と言われてしまう。
ラグビーW杯で優勝したいなら、今人気低迷中の大相撲の相撲取りを借りてくれば、凄いことになること請け合い!!!
世界中が沸くね!!!
因みに、相撲取りは単なるデブとは違って、身体柔らかいし、瞬発力を凄まじい!!!
いやあ、この歳になって、本当のラグビーを見るとは思わなかった。
と反省しながら運動をした一日だった。
明日はOFFの日である。
筋肉を休ませないと、又この一週間が持たないのだ。